思い出してね。傑くん、私の事。

呪霊を祓っていた特級呪詛師様、夏油傑。祓い終わった時に闇に引きずり込まれる。そこには「傑くん」と呼んでくる少女、理儺(ニナ)。理儺は夏油を知っているようだ。しかし夏油は覚えちゃいない。自分でつけた名前すらも覚えていない。一体彼女は何者なのか。そして、理儺と夏油の関係とは?その真実がこの小説で明かされる。(多分誰も期待してねぇ) 謎の少女×特級呪詛師様の思い出や、少女の過去が、今闇から救い出される。