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そのコトバを俺は知らない

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そのコトバを俺は知らない

7 - 第6話 滅亡…??

♥

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2024年12月02日

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🦍社二次創作

戦争系

「そのコトバを俺は知らない」

第6話 滅亡



「ははは…みーんな、弱いなぁ…」

ナイフを振り回しながら歩き続ける。

空には、暗い街を照らすように月が輝いていた。

街にこっそり潜入しよう。

そう思い、近くの泉で顔を洗い、こっそり別の家から盗んだ服に着替える。

元着ていた迷彩の服でナイフを綺麗に拭き、ナイフケースにしまってポケットに入れた。


見た人を全員ナイフで刺す。

それだけだ。


目指すは塔。軍隊の全てが凝縮されている。

戦争犯罪者?そんなの関係ない。


中に潜入し、一つずつ、フロア毎に潰していく。



「いいか?人を思いやれる人間になれ。」

「おもいやる?」

「ああ。このナイフは、簡単に使っていいものじゃない。おんりーが、本当に必要な時が来たら、使っていいんだよ。」

「…うん、わかった…お父さん。」


綺麗なナイフは、輝いていた。



血がついたナイフを宙に投げ、振り回す。

最上階に着き、司令長室に入る。


「こんにちは、ドズルさん?」


「…ふふふ…よく名前なんて知っていたねぇ。道中の兵士を脅して吐かせたのかい?」

「ご名答。」

「…おんりー…」


「で、要求を提示しにきました。」


「…わかった、穏やかに話し合おう。ナイフを出して?」


「…無理です。これは、お父さんから貰った大切な物なので。」


強く、ナイフのグリップを握る。


「…うーん…それじゃぁ…君と僕が戦って、勝った方の要求を呑むというのはどう?」


確かに、それなら実力勝負だ。

負けたのなら、要求なんていくらでも聞く。

「それならいいですよ。明日の午後3時、ここの屋上で戦いましょう。」


「大人なら、銃みたいな汚い手は使わないでくださいよ?」

席を立ったので、そう聞く。司令長は、にやっと不敵な笑みを浮かべ、

「…上等だよ」

と返してきた。

ナイフを研がせてもらって、ゆっくりとメンテナンスをする。

睡眠時間は勿体無い。寝ている間に殺されるのも嫌だし。


最終決戦。自分は、ここで勝ったら戦争を終わらせる。負けたら、要求を呑み、


国を滅亡させる。



次回 今日のどこか

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