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アカウントログインできなくなった😭
桃……くん…
…回想しないとか言って回想しちゃうね。
昔、桃って言う幼なじみがいたんだ。
3歳くらいの時に僕の隣の家に引っ越してきて…それで仲良くなって…。
彼は…すごく優しい人だった。
こんな僕にも優しくしてくれて。
僕が怪我とかしたらすぐ駆けつけて心配してくれて…。
でも…
彼は八年前に行方不明になったんだ。
唐突な出来事だった…。
いつも家に遊びに来てくれる時間になっても、音沙汰ないし…
何かあったのかなって…初日はちょっと心配しただけだった。
でも…三日くらい音信不通だし…
心配で家に様子を見に行ってみたら
そこには誰もいなかった。
それどころか、そこはまるで十年くらい誰も住んでなかったような場所になっててさ。
タンスのほこり。
壁の劣化。
窓が外れてたり、ドアが開かない所もあった。
《どうして…?》
当時七歳程度だった僕は…もちろん困惑と恐怖に襲われた。
四年間ほどずっと一緒に遊んでた彼は
まるで初めから居なかったかのような存在になっていた。
家に戻って母に尋ねても
そんな子は知らない
の一点張り。
お母さんは僕が幻覚を見ていると言った。
通ってる小学校にも行った。
でも、そこにも彼の存在はなかった。
僕は一体…この四年間誰と過ごしていたの?
…ぃ…ん
お….さ…ん
『お兄さん…?』
「…っあ…ごめん、」
『ぼーっとしてどうしたの…?』
「なんでもないよ…ちょっと考え事してた…」
『…そう…?』
『…そろそろ帰ろう?』
「うん…そうだね、帰ろうか。」
容姿も声も…どこか似てる。
桃くんは…彼なのだろうか?