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#ヤンキー
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真尋「 待って 、 琴里 」
琴里「 ⋯ ! 」
真尋「 なんでや 」
琴里「 え ? 」
真尋「 なんで私なんか慰めたん 」
琴里「 なんでって ⋯ 」
真尋「 琴里の方がしんどそうやったやろ 」
琴里「 私は別に 」
真尋「 別にちゃうやろ 」
琴里「 ⋯ 」
真尋「 泣いとったやん 」
琴里「 あれは欠伸だって 」
真尋「 無理あるわ 」
琴里「 ⋯ っ 」
真尋「 私な 」
琴里「 うん 」
真尋「 人に頼るん苦手なんや 」
琴里「 へぇ 」
真尋「 せやから 、 琴里みたいな奴も苦手やった 」
琴里「 ひどくない !? 」
真尋「 だって距離感おかしいやん 」
琴里「 否定できん 」
真尋「 昨日会ったばっかやのに 、 ずかずか入ってくるし 」
琴里「 へへ 」
真尋「 褒めてへん 」
琴里「 はい 」
真尋「 でもな 」
琴里「 ⋯ 」
真尋「 助かったんよ 」
琴里「 え 」
真尋「 一人やったら 、 多分まだ無理して笑っとった 」
琴里「 ⋯ 」
真尋「 せやから 、 おあいこや 」
琴里「 おあいこ ? 」
真尋「 琴里が私の事気付いたんなら 」
〃「 今度は私が琴里の事気付く番や 」
琴里「 ⋯ 」
真尋「 話したくなったら話せばええ 」
〃「 無理にとは言わん 」
〃「 でも 、 一人で抱え込むな 」
琴里「 ⋯ っ 」
真尋「 ほら 」
琴里「 なに 」
真尋「 帰るんやろ 」
琴里「 うん 」
真尋「 帰ろか 」
琴里「 ⋯ うん 笑 」
琴里と別れを告げ、家に急ぐ。
今日は父が私の家に来る日だ。
正直に言えば会いたくない。
この眼帯は父に付けられた傷を隠す為のものでもある。
父も母も健康、私はいつから嫌われたんやろな。
真尋「 ただいま 、 お父さん居る ? 」
尋斗「 あぁ 、 御帰りなさい 」
真尋「 遅れてごめん 、 ちょいトラブルあってん 」
尋斗「 そかそか 、 全然大丈夫やで 」
真尋「 そんで 、 今日はどうしたん ? もしかしてお母さん具合悪くなったとか 」
尋斗「 いや全然元気なんよ 、 いらん心配掛けたなぁ 」
真尋「 え 、 じゃあどうしたん ? 」
尋斗「 真尋大丈夫か思って様子見にきたんよ 」
真尋「 私なら全然平気や 、 兵庫からわざわざ来る程ちゃうで 」
尋斗「 親なら子が心配になるやろ? 」
真尋「 まぁ ⋯ 」
尋斗「 なんや 、 文句でもあるんか?」
真尋「 全然あらへん ! 」
尋斗「 今日の夕飯はお父さんが作ってあげるから学校での話 、 聞かせてくれんか ? 」
真尋「 うん 」
其れから私は転校初日で見た目だけ不良の奴等に絡まれた話を楽しそうに父に話した。
尋斗「 ⋯ 真尋が楽しそうでお父さんは安心したよ 」
真尋「 だから大丈夫やって 笑 」
尋斗「 今の話的に俺の罪についても言ってないようやからなぁ ? 」
真尋「 ⋯ っ 」
〃「 言う訳ないやん 、 もう罪については乗り切ったやろ ? 」
尋斗「 其れもそうやなぁ 」
真尋( やっぱり 、 お父さんが来たのは視察の為だった 。 私がお父さんの罪について口外していないか )
尋斗「 さ 、 出来たで 」
〃「 故郷の味 、 シチューや 」
真尋「 懐かしいなぁ 、 笑 」
尋斗「 せやろ ? 笑 」
食べてる途中、思いついた事があった。
前、県内に引っ越した時は母も来ていたのに今回は来ていない。
距離が出来たからか?いや、あの人は距離があっても父に着いてくる筈。
真 尋「 なな 、 お母さんは元気言ったやんか ? 」
尋斗「 ⋯ そやな 」
真尋「 なんで居ないん ? 」
尋斗「 なぁ 、 真尋 」
〃「 ストレス溜まってんねん 」
〃「 ヤらせてくんね ? 」
真尋「 ⋯⋯ は ? 」
尋斗「 俺な 、 浮気されてん 」
〃「 御前は彼奴と顔が似てるからなぁ 、 良い憂さ晴らしになるやろ 」
真尋「 おとう、さん ⋯ 」
逃げないと駄目だ。
この人がストレス溜まった時は暴力しかしてこなかったのに。
あの時は母が居たから、快楽は母にぶつけて暴力暴言は私にぶつけていたのか。
ただ母が居なくなった今、快楽をぶつける相手は⋯⋯私しか⋯。
真尋「 ⋯ はぁ 、 はぁ ⋯ 」
気付いたら私は家から走って逃げ出していた。
向かった先は、琴里の家。
琴里を巻き込んでしまう、そうだ。
このまま私が此処に逃げ込んだら、七峰家に迷惑を掛けてしまう。
⋯⋯もう、逃げれない。
琴里「 お母さぁーん 、 私夜食買ってくるからね ー !! 」
真尋「 ⋯⋯ っ !! 」
琴里「 あれ 、 真尋 」
〃「 どしたん ? 」
ぐっときた安心感。
私には実家よりこの子が居る所の方が、好きだな。
琴里「 裸足 ⋯ ? 息切れ ⋯ 」
〃「 とりま家入って 」
真尋「 ありがと ⋯ ことり 」
琴里「 ココア飲む ? 」
真尋「 ⋯ 」
琴里「 飲むね 、 り 」
真尋「 なんでやねん 」
琴里「 エスパー参上 」
真尋「 ふは ⋯⋯ w 」
琴里「 ⋯⋯ 真尋 、 怖いかもしれないけど何があったか話してくれない ? 」
真尋「 ⋯ お父さんが家に居たんや 」
〃「 お母さんに浮気されたらしくって 、 私に ⋯⋯ 代わりやれって ⋯ 」
琴里「 ⋯ 今まで 、 追いかけられてたの ? 」
真尋「 ⋯⋯ ほんまにごめん 。 嫌やったらすぐ出てくから 」
琴里「 いいや 、 離さないから 」
〃「 追いかけられてたんでしょ ? 」
〃「 お父さんに言って 、 周り見てもらうか警察呼んでもらうから 」
真尋「 ほんまに ⋯ 危ないから 」
琴里「 うん 、 もう大丈夫 」
〃「 良く此処に逃げ込んでくれた ! 」
また、私は琴里に元気づけられて、何がしたいんやろうなぁ⋯。
ず っと琴里に迷惑掛けて、私は琴里を助けられない。
ほら、また、琴里は私を抱きしめて受け入れてくれる。
琴尚「 真尋ちゃん 、 大丈夫だった ? もう警察呼んだから此処で私達と待っていよう 」
里紗「 えぇ 、 もう大丈夫だからね 」
里都「 真尋お姉さん 、 僕と一緒に遊ぼ 」
真尋「 ⋯ ! ⋯ おんええよ 笑 」
琴里「 えぇ ~ ! 私も混ぜて ~ 」
里都「 じゃあお姉ちゃん敵役ね 」
琴里「 いいよ ~ ガオーっ ! 」
里都「 おりゃー ! 勇者の剣 ✨ 」
真尋「 か 、 回復 ~ ! ⋯ ? 」
琴里「 合ってる合ってる ~ 笑 」
コメント
2件
😭😭😭( ; ; )( ; ; )🙌✨(?)
読んだよ〜!!😭💕💕 2話、めっちゃ重たい展開になってきたね…、真尋の父親、あれは完全にアウトやん。家族の中での居場所が「冷たい家」と感じてた真尋が、琴里の「暖かい家」に逃げ込めたのが唯一の救いだったよ、、琴里が「離さないから」って言ってくれたシーン、ホンマに泣ける😢💖 真尋が「この子が居る所の方が好き」って気付くの、すごく切ないけど大事な一歩だと思う。2人の距離感が縮まってく流れ、めっちゃ応援したくなる。続きめっちゃ気になる!!✨