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第5章 遡行
海豚「あ、あぁ、海月が、海月が、僕の、僕の、親友、の海月が、死んでしまっている、こんなの間違っている、なにかの間違えだそうに違いない。」
僕の言葉になっていない声がこの何も無い空間に響く、そんな時僕はふと、目に付いたものがあった。それは、砂時計だった。この砂時計、これは、アビドス砂時計?なんでこれを海月が持っているんだ?
訳がわからない、これは僕が生徒から危ないものだからと預かっていたもの、しかもその生徒というのが、
𒅒子𒅒メあれ?名前が思い出せない、確かすごく大事な子だったはず、なんで思い出せないんだろうか、わからない、わからない誰だ、誰だ、だ、れ、
と考えている時に、目の前に影が出来ていた。この影は?まさか?と思い顔を上げると、黒服が立っていた。
黒服「海豚先生こんにちは気分はどうですか?」
とニヤニヤしたような 雰囲気で聞いてくる
海豚先生「最悪の気分だよ、てかまず僕がなんでここに落とされたんだ?そしてなんで海月がここにいる説明しろ黒服」
と僕は黒服を睨みながら言った。
黒服「おー怖いですねぇ、いいでしょう教えてあげましょう、まずは、貴方がここにいる理由、いや、プレナパデスの時空に飛ばした理由は、貴方が目障りだったからです。そして次にこの何も無い空間、生と死の狭間に落としたのは貴方が生徒が死んでしまう未来、プレナパデスの誕生、色々な未来を変えてしまったからペナルティですね」と黒服は言う。
僕は不思議に思った。なぜ僕のことを黒服は目障りとおもったのか、
黒服「その顔は、なぜ海豚先生貴方が目障りな理由がわからない、そんな顔ですね?その理由はですね、先生は1人でいいんですよ」と黒服はいう
海豚先生「ふざけるな、先生は1人でいいだと?お前は先生じゃない、お前は汚い大人だ、先生は僕と海月とひじきだけだ!」
黒服「ほう、、なら、私のことも少し話しましょうかね、」と黒服は言い、その瞬間僕は目を疑った。
黒服の黒い炎が消え、中からひじき先生が現れたのだ、
海豚先生「は?なんで黒服がひじき先生に?」
黒服(ひじき)「そんなの決まってるじゃないですか、ただ黒服という存在は私と言うだけです。」
海豚先生「いや、おかしい、僕はお前とひじき先生と海月先生と一緒に居たこともあった、同じ人間が同時に2人も存在できるわけが無い!」
黒服(ひじき)「海豚先生、もう少し考えてみてください。私が別世界から来た、と考えたりはしませんか?少なくとも私は、貴方の知っている私で間違いは無いです、これを考えると私、黒服は複数いる、そーゆうことになります」
海豚先生「それは、そうかもだが、僕を狙う理由がないはずだ!」
黒服(ひじき)「海豚先生、私はですね、貴方達が羨ましかったのですよ、だからこそ、あなた達を消せば私だけが先生になることが出来るのです!だからこそ、貴方達2人を消すことにしたのです、、このコンパスの力を使いましてね、」といい黒服はコンパスは取り出す、
海豚先生「そのコンパスは、時空飛ばしのコンパス、、なぜ持ってるんだ!」
黒服(ひじき)「少し貴方の机から拝借しましてね、」
あのコンパスはすごく危険なものだ、あのコンパスを使うと、使われたものはどこかも分からないような時間軸に飛ばされるんだ、そしてあのコンパスが使われなかった理由は、使った者が、火に蝕まれていってしまうという、副作用があるからだ、そして、アビドス砂時計は、確か、梔子𒅒メから聞いた話によると、記憶、感覚、全てが砂時計の砂のようにサラサラと抜けていくというものらしい、そして、砂時計の、砂が完全に無くなると、使った者に関係する人から使った者の記憶が全てなくなってしまう、そんなものだった気がする、だがもうひとつ力があるんだ。
黒服「まぁ、そーゆう訳ですので、私は貴方を殺す、いや、何も無いこの場所に放置してもいいですね、」
海豚先生「そーかよ、、けど俺はここからの、打開策を知ってるんだよ、、あとお前苦しんでるだろ?」
黒服「何を言ってるんです?」
黒服の意味のわからないと言った様な顔を無視して砂時計に手を伸ばす、、、そして、砂時計を反対にして、、僕はこう叫んだ、「遡行!」僕がそう叫ぶと周りがどんどん戻って行く、そうこの砂時計は、時間を戻すことができる、、、これなら、海月とひじきを救い出すことができる、僕は僕はこの世界を救うんだ。それならまず、あの黒服が来た日、あの日を変える、ならあそこまで戻ろうか、、、、、、、、、、、、、
海豚先生「あーやっぱり仕事多いなー疲れたー」
ヒジキ先生「まぁ、それはそうだよねー、仕方ないよ頑張るしかない」
海月先生「俺はサボってるから、特に」
海豚&ヒジキ先生「いや、仕事しろ」
ん、この時間は、よし成功した、この時間はちょうど、シャーレにイロハが来る頃だ、
その時シャーレの扉がノックされた。
イロハ「海月先生いますか〜?」
海月先生「居るけどどうしたんだイロハ?」
イロハ「実はどうしても分からないところがあって、、、着いてきてもらってもいいですか、?」
海月先生「だそうだ、行ってきてもいいか?2人とも?」
海豚先生「イロハごめんなぁ、海月はまだ仕事が残ってるからまだ外に出れないんだ、ごめんな!」
イロハ「そうですかぁ、なら仕方ありませんねぇそれなら海月先生いつもの場所にいますので、また後で会いましょう」
海月先生「わかったよーイロハー」
といいイロハは去っていった
海月先生「ねぇーなんで行っちゃダメなの?」
海豚先生「仕事まだまだ残ってるでしょうが、それをやりな」
ヒジキ先生「そうだよ、さっさと仕事を終わらせないと、」
よし、海月先生を行かせないことを成功した!これで記憶が無くなることは無いだろう!次は多分、
30分後またシャーレの扉がノックされた。
ハルカ「ひ、ヒジキ先生、い、いますか、?」
とハルカがやってきた。
ヒジキ先生「は、ハルカ!?どうしたの?何かあったの?助けるよ?大丈夫??」
海豚先生「ハルカ、ごめんね用事は何かわからないけど今日は仕事が多くて終わらないと思うんだ。だか、ごめんね、、ヒジキ先生行けないや、とりあえずすぐ終わらせてから向かわせるから、まだ待っておいてくれないかい?」
ハルカ「は、はい、、わかりました海豚先生、」
ハルカが、帰っていく、これで、、、これで先生が全員揃ったのだ。これであとは、、、、
そして、やはりここでワカモが来たのだ。
ワカモ「貴方様ーいらっしゃいますかー?」
海豚先生「いるよー?どうしたの?」
ワカモ「お仕事をお手伝いしようかと、」
海豚先生「わぁありがとう!」
よし、これで、もう少ししたらあの男がやってくる、!ワカモもいるからきっと、ここで倒せる!ここで倒すんだ!
黒服「海豚先生、貴方、また未来を、まぁいいでしょう、あなたには消えてもらいますよ、」
ワカモ「貴方様には何もさせません!」
ワカモが黒服をぶっとばす、よし、勝てる!、これなら!と思ったその瞬間、その瞬間に、僕の視界が暗くなった、、、、、、、、、、、、、
海豚「また、か、絶対みんなを、救い出す、遡行、!」
先生達の異変 ~完~