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星キラリ

2,012
ムメイ
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まなこ〜友
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第76話読み終えたよ〜!!蓉子、ついに動いたね…!一番人気ゲットからのホテル直行、しかも後悔ゼロって強すぎる😭💕 奥田への鬱屈が爆発した解放感と、過去の記憶をループしちゃう脆さのギャップがすごく人間臭くてグッときた。無敵の女になったはずなのに眠れなくなる夜、わかる気がする…!
76 ◇婚活は、上々
その日一日の出来事が、蓉子にとってはまるで夢のように思えた。
気合を入れて臨んだ婚活パーティーで、一番人気の男をGETした。
すでにこの瞬間、蓉子の頭を過ったのは奥田に別れを叩きつけている自分の姿だった。
妄想激しいのも大概にしろという話ではあるが、
-女として一番いい時期を捧げてきたというのに、彼は甘言を
重ねるばかりで、その先へ進もうとはしなかった。
自分に対して、彼はいつまで経っても不誠実だった。
そのようなこれまで蓉子の中で鬱屈していた感情の爆発からきていた。
……とはいえ、自分でも渋谷とホテルまでの流れになるとは思ってもみなくて。
そんな中で、最終行きつくところまで──というか、身体の関係にまで一気に雪崩込んで
しまったわけだが、後悔は一切なかった。
交際期間もなく、結婚の約束を交わしたわけでもないのに、一気に男と女の行きつく先
まで行ってしまった自分の所業に、ただただビックリするばかり。
驚いたとびっくりする一方で、奥田に対する有利なカードを持てたことにひどく
興奮してもいた。
奥田とは別で、結婚を前提に交際できる男性ができたのだ。
もう奥田に縋るという選択肢を微塵も持たなくてよくなった蓉子は、無敵の女となった。
その夜、気持ちが昂り、蓉子はなかなか寝付くことができなかった。
『奥田さんは、いつになったら自分のものになってくれるのだろう……とか、いつになれば
自分と結婚してくれるのだろう』などという、ここ1~2年捉われてきたやるせなくも苦しい
余裕のない感情、それらを一気に解放できる瞬間を迎えたのだ。
興奮しないわけがない。
ここのところ、心が悲鳴を上げ、身の内側から削られるような痛みを抱えていたけれど──
やっと解き放たれる時がきた。
そう思い、安堵の吐息をそっと吐く……。
それなのに一方で、再度繰り返しこれまでの苦しい記憶をなぞってしまうという
ループに陥るのだった。
この夜、興奮冷めやらぬ蓉子は、幾度となく痛みを伴う記憶と自分を待ち受けている
この先の明るい展望とを何度も思い返してしまい寝付かれず、眠りについたのは明け方
近くだった。