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みかん星人
35
SuZuRi
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Side.hn
その時は、
こんなに重く考えてなかった。
まだ小さかった時、告白された。
im「大好きです! 付き合って下さい!」
玩具の指輪を必死に私に向けながら
言ってきた。
自信と不安が半々っていうのが、
顔から溢れていた。
実際、すごく嬉しかったけど
恋愛対象としては見てなかった。
hn「大きくなったらね。」
小さい子の夢は流石に壊せなかった。
とさっさに付いた嘘だったけど、
im「絶対、! 約束ね!」
信じて、大はしゃぎしていた。
心苦しかったが、こうするしかなかった。
中学になると、彼氏が出来た。
ptに自慢したら、
pt「imは?」
pt「大きくなったらねって言ったんでしょ?」
hn「あ、」
pt「あ〜、!」
pt「imに言ったろ、笑」
hn「どうせ忘れてるでしょ」
pt「どーだろうね」
小学低学年には、分からないか…
本当に信じてるかも知れない。
そうなった時どうすれば良いのか
分からなかった。
大学生になったある日、ptから
pt「im、彼氏出来たって〜」
hn「ふ~ん」
…
hn「彼氏っ?!」
pt「笑 そうなるよね、笑」
hn「まぁ、びっくりするけどimの事、
尊重してあげたいしね。」
チクッ
hn「?」
pt「どうかしたか?」
hn「いや、何でも…?」
嫉妬のようなものを感じた。
なぜだか分からなかった。
今はhchと付き合ってるし、
上手く行ってる。
今までに付き合ってきた人
よりも上手く行ってる。
何人とも付き合ってるけど、
今までで一番上手く行ってる。
なのに何でim彡に対して嫉妬してるの私は、
何で…
hn「何で…」
影
pt「…」
LINE
pt「お前、もう終わりだな、笑」
hch「何で?! どうゆう事だよ!」
pt「多分すぐに分かる。」
hch「はぁ?!」
次の日、
〈今日はここまで!
hn「やっと終った〜」
hch「やっほ〜!」
hn「あ、hc〜じゃん」
hch「急でごめん何だけど、」
hch「昨日ptから
お前、もう終わりだな、笑
ってLINE来たんだけど、」
hch「俺、なんかした?」
ギクッ
hn「何もしてないよ!」
hn「てか、pt〜
変な文送るから気をつけて」
hch「めっちゃめんどいじゃん…」
hn「そんなふうに育てた記憶は
無いんだけどなぁ…」
hch「育てたのは、
hnちゃんじゃないでしょ、笑」
hn「確かに、笑」
〈gk hcちゃん、何処〜?
hch「あ、やべ、gkに呼ばれてる。」
hn「じゃ、またね、」
hch「バイバイ」
hn「…」
危なかった。
hchバレたら、別れる所だった。
にしても、彼奴(pt)に見られてるなんて
全然知らなかった。
hn「はぁ、im彡どうしてるかな…」
影
gkと別れた後、
hch「ッ…」
hch「そーゆーことね、pt〜、笑」
hch「そんな事なら、とっくに俺は
終わってましたね、笑」
hch「きつっ、顔隠」
数日後、
pt「hnちゃん、
hc〜と上手く行ってないの?、笑」
hn「何でそれを知ってんの、」
pt「ん〜?」
pt「男の勘?」
hn「言うなら、女の勘でしょ、」
hn「何んでhchと私が上手く
行ってないみたいな
どーでもいい事は覚えて、」
hn「女の勘みたいな、間違えたら恥ず
かしいことは覚えられないの?」
pt「こっちが聞きたいわ、!」
hn「はぁ、こんな時im彡がいたら
ptの事任せるのに…」
pt「そーゆー所何じゃない?」
hn「は、?」
pt「だーかーらー、そうゆう所、」
hn「何言ってんの?」
pt「無自覚かよ、呆」
pt「そりゃhch〜も大変だな、笑」
hn「だから、何言ってんの?」
pt「とりあえず、そうゆう事、」
hn「だから、なんなの!」
pt「五月蝿い、五月蝿い、笑」
hn「はぁ、im彡がいたら…」
pt「ほーら、また言った、笑」
hn「何こいつ…怒」
pt「まぁまぁ、そう怒らず…」
pt「自分の気持ちに正直になったら、?笑」
hn「、怒」
pt「また分かった教えて〜」
pt「またね〜」
そう言って、
背中を向けて歩き出す彼奴が私には
気に食わなかった。
弟なくせに上から目線で話してくる、
ウザイ、怒
でも、
彼奴の言ってた事が分かる気がする。
彼奴が言ってた事が正しい気がする。
でも心当たりがなi…
…im彡、?
そんな訳ない、そんな訳ない、
hn「そんな訳ない…」
ピコンッ
ライン
hch「今時間いい?」
hn「いいよ〜」
hch「hnちゃん、
俺以外に好きな人いるでしょ、?」
hch「無理して俺と
付き合う事はないからね、」
hn「は? 急に、なんで?」
はぁ? タイミング悪すぎ、
その前に苛ついていたのに、
もっと苛ついた。
hch「ずーっと前から
思ってたんだけどさ、」
hch「hnちゃんが話してるの
良く聞こえちゃうんだよね、」
hch「前なんか、im彡、im彡って
言ってたよ、」
なんでそれを…、
hn「違う、それは違うっ!」
hch「違わない、」
hn「違う、違うの!」
hch「婚約指輪? 貰ってるんでしょ」
hch「浮気はダメだよhnちゃん、」
なんで此奴が知ってるのか
分からなかった。
意味不明すぎて、
頭が可怪しくなりそうだった。
hch「傷つけないように
遠回しに言ったけど、」
hch「逆効果だったね、」
hch「改めて言います。別れて下さい。」
hn「ごめん、私のせいで、」
何でか
別れないでとは言えなかった。
好きなはずなのに、
別れてとは言えなかった。
hch「違う、
気づけてなかった俺が悪い」
hch「自分を責めないで、」
hn「ごめん、ごめん、」
hch「婚約は守ってあげてね、」
送信取り消し
hch「じゃ、またいつか会ったら」
hn「気づかせてくれてありがとう、」
既読
hn「婚約…」
hn「指輪ッ!」
私は指輪を握り締めて、
想い出がある公園に走った。
走
hch、ごめん。
それにありがとう、
ずっと辛い想いさせてたっ。
ずっと気づいてなかった。
やっと気づいた時には遅かった、
ごめん、ごめん、
hn「ッ…」
hn「やっぱりいないか、」
hn「今ならいる気がしたんだけどな」
頭がクラクラしてきた。
視界がグワングワンする。
hn「肺が痛い、気持ち悪い、」
久しぶりに走ったせいで、
気持ち悪くなった。
あの人のために走ったのに、いない。
指輪を握っていた手に
より力が入った。
hn「なんだよ、いないじゃn…」
im「hnッ!」
帰ろうとしたら、
聞き覚えのある声がした。
何か我慢していたモノが溢れ出そうだった。
嬉しかったけど、なんでか怒っていた。
その声が聞こえる方に振り返った。
情緒不安定なまま笑顔を作ったから、
今ままでもないぐらいの、
ぐちゃぐちゃな顔をしていたんだと思う。
im「ずっと、ずっと好きでした。」
im「付き合って下さい。」
hn「… 遅い、」
hn「いつまで待たせてんの、笑」
im「ごめん…」
hn「…」
hn「責任は取ってもらうからね、笑」
強く握っていた手が、ゆっくり解けた
コメント
8件
Piさんの小説やっぱり好き…神… これからも応援します!
あ〜神⋯ 最後の台詞のあとまで想像してしまう自分が、物語を壊してしまいそうでキモい((((
もう! ガチ泣きするよ??? ほんと好き!