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おまけおもろいwww
前回までのあらすじわたメルがある特殊な力を得てすべての世界を旅できることに成功した
好奇心馬鹿なわたメルは色んな世界を旅するが力の代償が来てしまったのか目覚めたら知らない場所にいた。警察官の手毬さんの勧めにより児童養護施設に預けられることになった。
手毬さんとのお話で眠くなってしまい車で寝ていたら窓を叩く衝撃音で起きた。
何者かが叩きわろうとしており焦ったわたメルが食堂へ逃げ込み、バトルことになった。
(本編ストーリー終了後のわたメルなので読者の皆さんはついていけません。理解が出来なくてもいいよってお方のみ見ることを推測します)
と言っても球弾などの魔法は使わない。さすがに避けられた時建物に当たったら崩れる可能性がある。
相手に状態異常の魔法や自分の身を守るためのシールドを使うのみ
逆にまともにそれしか使えない
後は近接攻撃。この鎌で切り裂いてやるのさ!
……にしても相手ビジュいいな
わたメル「なんなんですかぁ〜あなた!」
「俺は上からの命令でお前を迎えに来たんだよ!」
わたメル「連れ去りに来たの間違いではぁ〜〜〜〜!??」
わたメル「わたし蒼崎わたメルですーーー!!あなたはぁぁ〜〜!?」
ツルギ「ハハ!!よくぞ聞いたな!!俺の名は乱華ツルギ!!お前みたいな変異種ヌコを迎えに来たんだ!!感謝しろ!!」
すごい貶してくるなこの人!!!なんなの!!
わたメル「1発食らわせてやりますから!!」
『省略詠唱 ~ホットエアー~』
熱い風が吹く。
最初はなんてこたなかった。だけどその熱さは徐々に火傷しそうな痛みに変わりゆく
このホットエアー、熱い風を吹かせ身動きも取れない程の痛みと暑さを引き起こす状態異常の魔法。
ただ…魔法を唱えた人にもこの状態異常は引き起こす
だからどちらかが早く動けるかで試合は決まる
ぎゅっ、と鎌を握り背後に周り接近する。
ツルギ「読めてんぞ!!」
鎌を振り下ろした瞬間大剣で受け止められる
ギリギリという剣と鎌が擦り合う音が鳴る
邪眼神…まだ!?
“…ケハイ ベツノ”
気配?別の人の??騒ぎを聞いて誰か来てくれたのかな!
“…”
セレネちゃんかな…セレネちゃんだと有難い!なんか有難い!とてもありだかい!!セレネたんすはすはーーー!!!
“ソウサキ ヨソミ ダメ”
あっはーい
とは言ったものの今は少しやばい…相手の隙を見計らって距離をとろう。詰めすぎた
…ここだ!!
相手の隙を見計らい距離をとる。相手は何を仕掛けてくる?!
『省略詠唱~アクアバレット~』
弾丸のような水がこちらへ向かって乱射してくる
知ってる…味わった!
水だからと侮っていて身で受け止めたら普通に激痛が走ったことをリリーちゃんで体験した!
わたメル「フローズンシールド!」
氷のシールドを展開し、水魔法を防ぐ
シールド越しでも伝わる。当たったらやばいっすねこれ…
水魔法がシールドに当たる度にドンッていう音がする。水のくせしてやべぇ音出しやがって!
相手はこのシールドがぶっ潰れるまで水魔法を当ててくるつもりだろう…まだ私は戦闘も魔法もなれていない。シールドを展開しながら別の魔法を仕掛けるのは出来ない。
だからセレネちゃんさえ来てくれれば…
邪眼神…気配は!?
“チカイ…”
モクアミ様何をやってるのー?!こんなドタバタ暴れてるのに!
ツルギ「おいもう降参しろよ。ヌコを痛めつける趣味は持ち合わせてない」
わたメル「ヌコじゃないっす!!」
…いや、もしかして
わたメル「ツルギさん私を転送させた人ですか?!」
ツルギ「それは俺じゃねーよ」
わたメル「じゃあ誰なんすか!」
ツルギ「教えてやるから出てこいよ」
わたメル「遠慮します!」
ツルギ「…ああそう」
さっきよりも水魔法の威力が上がった気がする
衝撃音にびっくりして思わず悲鳴もどきをあげてしまう
やばい…これじゃシールドを破られるのも普通に時間の問題…
早く誰か助けてくれ〜!
菖蒲「な、なにやってるんですか…?」
わたメル「…菖蒲ちゃん!?」
菖蒲ちゃんの声だ。まずいツルギさんにぶち殺されたりしない!?でも今シールドから体を出したら私がぶちのめされる可能性もある!
……どうすれば??
邪眼神!!どうしようどうしよう!!!
“ジンタイ ナル”
えっ、えー……りょ、了解っす〜
星のついたネックレスを外して地面に置く
食堂がくらいからか、いつものように暗く輝いて全く眩しくない
黒い光が収まったらそこに立っていた。180センチたけえ〜()
邪眼神「アイツ、ヤル。ソウサキ、ムスメ。」
わたメル「おっけー!邪眼神頑張ってね!」
『省略詠唱~クリーエルスピア~』
無数の黒い槍があの人目掛けて穿つ。
その隙に菖蒲ちゃんの方へ駆け寄り食堂から少し離れる
…あの人邪眼神が手加減しないと多分死ぬな。
そう思いながらも、助けようとは思わなかった
普通に敵だし。
ああ、にしても随分の荒れよう…モクアミ様見たらキレるでしょこれ
ツルギ「よっと」
数本の槍を躱す。だがまだ数多の槍がツルギに向かってくる。
ツルギ「(流石にこりゃあやばいな…なんだ、アイツは?転送させたのはあの女だけと聞いたが)」
ツルギ「アクアシールド」
とりあえず少しはこれで防げるが…状況が不利だ。どうしたものか。一旦逃げるか?
…いや、フフ
1発食らわせてやりたい。あの余裕そうに防御魔法も貼らずに棒立ちで立ってるあいつに恥をかかせてやりたい!
傘を召喚して差す。
『省略詠唱~ヴィシャスレイン~』
邪眼神「…」
ナンダ…ナニをしている?
ツルギ「はははー溶けて死ねー笑🖕」
邪眼神「…💢」
…!!トケルということは…
屋上があるというのにアメが降る。人工的に降らされているアメ。いや、アメとも呼べない。
地面には水が滴り、煙が出る
邪眼神「…ジンタイニ、エイキョウ、デル、キンジュツ。」
ツルギ「ご名答。なんのやばいもんが入ってんだっけな?人体を溶かす水魔法らしいが」
ツルギ「それじゃあ俺は溶ける前に退散するから、じゃあな!ドロドロ邪神!」
そう言って暗い食堂が光によって明るくなる
だけどそれも束の間。光が収まればそこに居たツルギも消えていた
ツルギが消えてからも数十秒続いた雨が止み、地面に滴っていた水も消えていた
邪眼神「…ソウサキ」
ソウサキは、ドコだ?あのムスメを連れてドコかに避難してたらいいのだが。
わたメル「邪眼神!!大丈夫?!溶けてるよ!」
邪眼神「ナオル。」
菖蒲「な、なにがあったんですかぁ?」
わたメル「あの変なやつ居たじゃん!あいつ急に侵入してきたの!モクアミ様は来ないし!」
菖蒲「も、モクアミさまはたぶん…妖春国に行ってるとおもうよ!」
わたメル「えっ何故妖春国」
菖蒲「…おともだちにあいにいく、って…あ、わたメルおねーさんは寝てたからしらないんだね」
わたメル「そっかあ……そうだったんだ。教えてくれてありがとう!」
邪眼神「…ソウサキ。モドル」
わたメル「あっ!おっけーおっけー!」
わたメル「邪眼神のそれ貰うね!」
邪眼神の首につけていた星のネックレスをとって、自分に付着する。
そうすると邪眼神は段々と人の体を維持できなくなり星の中に入る
菖蒲「すごい!」
わたメル「えへ!そうだね!」
わたメル「…今日は2人で寝ない?こわいし」
菖蒲「うん、わかった!ねえまたえほんよんで!」
わたメル「まっかせなさーい!!」
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ツルギ「ふー…」
「ツルギ、お前どこに!」
ツルギ「おお、クロタネ!いい所に」
ニゲラ「どこほっつき歩いていたんだ!それに…その傘は!?」
ツルギ「バトってた。」
ニゲラ「バトっ…!?無駄な争いはやめろと言っただろう!?」
ツルギ「…今のお前アイツみたいで嫌い」
ツルギ「頭冷やしてから話せそーなー」
ニゲラ「頭を冷やすのはお前の方だ!!」
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「できた、特定が」
琥観「場所は。」
ケイオス「…なんか、リメイク・リボーンって世界。」
ケイオス「あれもお前が作った世界か?」
琥観「…知りませんねそんな世界。自然発生した世界に神ができたのでしょう」
琥観「…チッ」
ケイオス「!」
手をぎゅっと拳にして怒りを抑える。
落ち着け、落ち着け。
……私の創った世界ならまだ許してた
だけどどこの馬の骨かも知らない世界の創造主に私が作った世界に役割を果たす大切な人間が奪い取られたなんて
琥観「…私は、管理人として、創造主として失格です……!!」
琥観「必ず奪い返してみせましょう」
琥観「相手が死のうがどうだっていい…」
ケイオス「…こえーわ。お前。」
どこの世界の創造主もこんなヤツらたくさんなのか?
すげぇ嫌なんだが。ガチで
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『…遅い。あの出来損ないは何をしている?!』
「だ、だめだよ…そんなこと言ったら……」
「ツルギは頑張れる子、強い子だよ……!」
『チッ……なら、もう少し待つよ』
「…うん!月下ならそうしてくれるって、わ、わたし思ったよ!」
月下「……思い返せば少し冷静を失っていたし。私にも比があった。」
長い黒い赤混じりの髪にベレー帽を被っている少女は皐月月下。
シピー「は、反省してえらいね!」
月下と似ている姿の少女。異なるところは髪の色。白髪の赤混じりの髪で同じくベレー帽を被っている。
月下とは違いオドオドしていて言葉も所々詰まっている。
シピー「…わっ、わたメルちゃん、力を貸してくれるかな?」
シピー「…か、かしてくれなかったら……酷いことをしなきゃいけないの、かな……」
月下「……大丈夫。そんな事しなくてもあの娘は力を貸してくれる。」
月下「あの娘はお人好しだ。」
警報が鳴る。部屋の外からは何人ものの悲鳴が聞こえる
月下「…あの悪魔共……」
シピー「わ、わたしいってくる!」
月下「気をつけてくれ……」
シピー「うん!」
武器を持って部屋を出るシピーを見送って、ソファに座る
はぁ、と額に手を当てため息をつく。
月下「あの世界の管理人に見つかるのも近い。早くあの娘に会いたい。」
月下「……シンにも協力を頼んでみるか。」
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……ここはどこだろ?
道路??
なぜ急に道路。あ、もしかして霊那ちゃんが迎えに来てくれた!?
ラッキー!それまてどうしてようか。…にしてもこの場所見覚えがる気がする
信号が青なのを確認して横断歩道を渡る。
うん、やっぱりなんかモヤモヤする
なんでだろ……
『わたメル!!!』
…誰の声?
……あ
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すごい勢いで起き上がる。
全身は汗だくで呼吸は上がっている。
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あの子を殺したのはお前
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数分経つと呼吸は通常に戻っていて、汗も止まっていた
辺りを見渡す。……菖蒲ちゃんがいない
もう起きたのかな。やべ6時半じゃん!食堂行かないと!
急いで着替えて部屋を出る
あれ、そういえや食堂って……
食堂から聞こえる怒声に体が跳ねる
モクアミ様の声だ(絶望)
そろりそろりと食堂に向かう。入口付近にモクアミ様がいる
モクアミ「誰だ!!こんな事したヤツは!!💢」
菖蒲「……あ!わたメルおねーさん!!」
モクアミ「丁度いい信者!!お前昨日不審人物見なかったか!!!💢」
どうやら信者のみんなのことは疑ってないらしい
可愛いかよ
わたメル「み、見てません!凄いですねこの荒れ!!どうしたんです!!??」
菖蒲「(わたメルおねーさん、、???)」
モクアミ「……ふたつ言うが神は人間の思考を読めるからな。それと俺は嘘が嫌いだ」
わたメル「知らない人が侵入してきたんでバトりました」
モクアミ「……はーーーー(クソデカため息)」
モクアミ「あの時妖春国に行ってセキュリティをガバガバにした俺も悪いとは言え、管理人を呼ぶだろ、普通!」
わたメル「だってぇ☞☜ 」
モクアミ「だってじゃない!次からはしないこと!それと管理人を呼べ!次に嘘は言うな!」
わたメル「はあい」
わたメル「……ででもそれどうするんですか……??私のせいで…ああなっちゃいましたけど」
モクアミ「それなら問題は無い。」
モクアミ「この空間だけ時を戻せばいい事だ」
わたメル「えっ」
モクアミ「リワインド──。」
壊れていたテーブルが元に戻り、割れた照明が破片も残らず元通りになる
わたメル「……なんすか!!?これ!??」
モクアミ「巻き戻した。ただそれだけ」
モクアミ「はあ、これで俺の神秘な教会が戻った✨」
わたメル「……あれ??はじめあった時、我って言ってたのに今は俺ですか??」
モクアミ「高貴さと強さを出すために我って使ってるだけだ。本当は俺。」
菖蒲「あ、そういえばなぜ妖春国に?」
モクアミ「…」
モクアミ「特になんでもない。スイホウやスムニに会っていただけだ」
わたメル「えっ……スムニ!?スムニ様にあったんすか!?すご!」
モクアミ「そうだったな。たしかに今では希少だな」
モクアミ「昔は話そうと24時間言われ続けたものだ」
モクアミ「…スイホウは変わったな。使わなかった能力を一人の人間に費やしていてなんか怖かった」
わたメル「へえ…スイホウ様昔はどんな感じだったんですか?」
モクアミ「能力も使い慣れていないし、すごい緊張していた。けれど笑顔を崩すことは無かった。今は真顔。使い慣れていなかった能力も誰よりも使いこなしている。」
わたメル「神様も変わるんですね」
モクアミ「…ああ、そうだな。変わるんだな」
モクアミ「俺はどこか変わったかあ?菖蒲〜」
菖蒲「ええっと……うーん、あ!はねがフワフワしてます!ていれしましたか!?」
モクアミ「せいか〜い!!すごいなあ!」
菖蒲を抱き上げ頭を撫でる
えへへ、と嬉しそうに声を出して頬を赤く染める。
なんだ、ただのおにロリか。つまり実際トレ霊。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 羨ましい。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
モクアミ「ん?なんだお前ずっとこっち見て。羨ましいのか?」
わたメル「いや」
モクアミ「仕方ないなあ!」
わしゃわしゃと頭を撫で回される。
おい!猫耳取れるだろ!!もっと撫でて!!
…あなんか。久しぶりに撫でられた気がする
気持ちいな!(^○^)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
自分の暗い底に隠した承認欲求が満たされるような感覚だ。
ずっと満たされていなかったんだ。
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わたメル「そろそろやめてくださいぶちますよ」
菖蒲「わたメルおねーさん、うれしそうだったよ?」
わたメル「はい!?嬉しくなかったっすけどオーー」
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暗い底に隠したもの、それは承認欲求でした。
わたメルは結構な承認欲求の塊です
親も知らないし児童施設では友達ゼロ
昌さんは気づいてますけどね…なのに承認欲求満たしてあげない罪な男
さて解説致しましょう
ツルギ ♂ 年齢不明
一言で言えば粘膜よわよわ♡のお兄さん
ニゲラ ♂ 24歳
一言で言えば狂信者なブラコン
シピー ︎︎ ♀ 年齢不明
一言で言えば光属性な闇
月下 ︎︎(げっか) ♀ 年齢不明
一言で言えば後悔の塊
というかチビ解説なんですがわたメルの羨ましいとか満たされたーとかの部分の上下に┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈が挟んでるんですが、これはわたメルの深層心理です
いくら神様でも人間の深層心理は読めません。というか人間の深層心理が出しゃばることすらないのです
深層心理は本人も気づかない領域の思考です。
無意識に良くない考えをしてしまうのが深層心理です。うまくかいせつできない😭
おまけ
主人公組&副主人公組+αのまじかるばなな
ミスティック「まじかるばなな」
ミスティック「ばななといったら黄色」
わたメル「黄色と言ったらレモン」
庵「レモンと言ったら黄色。」
香雪蘭「黄色と言ったらバナナ」
ロンガン「ばななといったら黄色ですわ」
青葉「……黄色と言ったらレモン。」
ネオン「…あのよお💢黄色と言えば俺だろ、俺(主張が激しい」
庵「ミスティック様だろ」
ロンガン「はあ?ワタクシですわよ」
香雪蘭「そうだそうだ!」
ロンガン「お前らは黄色じゃないですわ。しゃしゃり出てくんじゃないですわよ」
ネオン「殺す」
庵「容赦しない」
ロンガン「上等ですわ」
ミスティック「辞めてくれ(切実)」
わたメル「泣きたい」
青葉「(ストレスで)胃痛。」
リセット
わたメル「まじかるばなな」
わたメル「私と言ったら青い」
ミスティック「青いと言えば空」
ネオン「青いと言ったらで青葉だろ(ブチ切れ)」
青葉「いい加減にしないとお前唐揚げにするぞ(頭痛と胃痛で不機嫌)」
〜完〜