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チャイムの音が嫌いだ。

⠀ ⠀ ⠀

チャイムの音と同時にみんなはそれぞれ友達の所に駆け寄って他愛のない話をする。⠀ ⠀ ⠀

それはみんなにとってはありふれた普通の日常。

⠀ ⠀ ⠀

_校庭行こうぜ!!

_今日放課後カラオケっしょ

_あり。なんなら俺ん家泊まってく?

⠀ ⠀ ⠀

⠀ ⠀ ⠀

耳障りな会話。

⠀ ⠀ ⠀

自分には一生出来ないであろう会話。

⠀ ⠀ ⠀

チャイムの音を合図にみんなは駆け寄い合う。

そんな相手自分には到底出来ないだろう。

⠀ ⠀ ⠀

と思っていたが

⠀ ⠀ ⠀

そんな日常が変わり始めて居るのに気づくのはそう時間はかからなかった。

⠀ ⠀ ⠀

全てはあの娘のせい


⠀ ⠀ ⠀

第5話  高鳴る鼓動

⠀ ⠀ ⠀

⠀ ⠀ ⠀

花音「でさ、昨日ね部屋でゲームしてたら弟がさぁ~︎^_^」⠀ ⠀ ⠀

⠀ ⠀

いつもの昼休み。屋上で2人。

なんだか彼女が隣にいるのが当たり前のようになってきた。

⠀ ⠀ ⠀

葵「あのさっ、、なんでそんなに構ってくるの……?」

⠀ ⠀ ⠀

花音「え何それ、ダメな理由でもあるの?笑」

⠀ ⠀ ⠀

葵「ダメって言うか、、花音ちゃん仲良い友達いるじゃん、、しかもさ…」

⠀ ⠀ ⠀

ハイ!!💥

⠀ ⠀ ⠀

葵「ちょ、何すんのっっっ」

⠀ ⠀ ⠀

彼女は両手で頬を軽く叩いてきた。

⠀ ⠀ ⠀

葵「よくわかんないことベラベラ言わない!!アオイちゃんの悪い所はネガティブ過ぎるところだよ?」

⠀ ⠀ ⠀

_だからそんな真っ直ぐな瞳で見ないでってば、、_

⠀ ⠀ ⠀

花音「ね、笑って自信もって。」

⠀ ⠀ ⠀

気づけば不意に右目から涙の雫が頬に滴っていた。

⠀ ⠀ ⠀

その真っ直ぐな瞳で彼女は言った

⠀ ⠀ ⠀


花音「私の為にも、生きて」

あの娘が咲いたあの日から

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