どうも、この連載ではお久しぶりです。
今回は結構長めに書きました。
様々な視点から話が進んでいくのでよろしくです!!
という訳で、注意事項。
))注意((
・軍パロ ・エセ関西弁
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃!!
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《zm side》
僕はふよふよと先程のことを考えながら浮く。
ふぅ〜何とか彼奴らにバレずに帰ってこれたな〜。
彼奴ら、勘鋭すぎるから幽霊になってることバレそうやったけど、なんとかなったな!!
ま、とりあえずそろそろ1時間経つし、ciの元へ行かんとな〜。
そう思い、俺は軽い身で素早く飛んで帰る。
さて、ciは〜
キランッッ
……ん、??
なんか今、山の中に何か見えたような、??
人か、??いやでもこんな山にいる訳ないしな、。
気のせいか!!
はよciの所行こ〜
zm)「……あれ、??」
おっかしいなぁ、、。
ciならもう帰ってると思ってんねんけど、。
なんか事故ったか、??
いやあのciに限ってそんなことは!!
そんなことは……そんな、こと、は……
いや彼奴なら有り得るわ。
一応もう少しだけ待ってみて、来なかったら探しに行くか、??
いやでももしかしたらなんか大事に至ってるかもしれへんし、。
……もう少し、、もう少しだけ待ってみるか。
何事にも待つことが重要って習ったしな!!
…もう少しだけ、!!もう少しだけ、、。
…………。
あぁ〜!!あかん!!ソワソワしてまう!!
もうええんちゃうか、??僕、随分待ったよ??
……よし!!もうええやろ!!はよ、ci探し行こ。
そう思い、俺は体を浮かせると山の方へと向かう。
zm)「どこ行ったかな〜、、」
考えられる事は3つ。
1つは単純に道に迷っていること。
2つ目は普通に体力が足りてなくてまだ戻れそうにないこと。
最後の1つ。
これは俺が1番考えたくない可能性の話。
……何かが起き、重体もしくは意識不明の状態で帰れないこと。
…そんなはずは、、ないよな、??
、、、。
とりあえず探すのみや。
要らんことは考えずに探すんや。
……大事になる前に。
、といっても何処にいるか目星も付かへんのが1番の問題点。
う〜〜ん、、。どこにいるやろか、。
そう考えていると、ある1つの事を思い出す。
そういえば、さっき何か光ってたよな、??
少し日が落ちているとはいえ、あれだけ光ってたなら金属製の大きな何かが反射してたとしか考えられへん。
……あそこに何かがある気がする。
これは俺の勘。……悪い方の。
…とりあえず行くしかない。
そう覚悟を決め、俺は全速力で先程見た場所へ記憶を頼りにしながら向かう。
…何か大きな勘違いであって欲しいと願いながら。
zm)「…確かこの辺やったような、、」
そう小さく呟きながら先程見た光の周辺を探す。
……やっぱりなにもない、か、??
そう思いながらもう少し入念に探す…が。
やはり何も見つからない。
zm)「僕の勘違いやった、か、笑」
僕はそう言いながらどこか安堵する。
何も見つからなかったことに安心しているらしい。
……駄目な奴やな、笑 あの頃の僕と全く変わってない…驚く程に。
…………。
…とにかく、!!今はci探しに専念するんや、!!
どこにいるかな〜あの野郎。
そうして別の場所に向かおうと顔を反対方向に背けたその短い瞬間に、何かがキラッと光る。
なんやッッ、??
僕はその事象に反射する。
そこには驚くべき光景があった。
その出来事を脳では処理しきれない。
ただただ見つめるだけの時が過ぎていく。
そこには。
横たわっている――よく知る人物が居た。
チャームポイントとも言える紫のヘルメットが近くに転がってしまっている。
30秒程たつと漸く僕の体は動き出す。
それと同時に自分でも驚く程の声で、
zm)「shpッッ!!!!」
そう叫ぶ。
zm)「どッどうしたんやッッ!!…この、酷い傷はッッ!!……shッ、p、、??」
……そう問いかけても返事はない。
代わりにshpの身体の至る所からドクドクと血が流れている。
この様子だとッ…そう長くは持たへん、ッッ、。
早くッッ、早くッpsの所に行かへんとッッ!!
でもッッ……でも、ッッ、。
不意に、震えている自分の手をみる。
そこには透けて見えるおかしな手。
……僕はもう人間じゃない。
皆と一緒にいた”あの頃”の僕じゃ、ない、。僕のことを見れるのはciだけ、な、 成仏出来へん唯の幽霊。
そんな僕に…shpはッッ、…救えるんか、ッッ??
“あの時”みたいに、ッッ……あの時庇ったみたいにッッ、……shpをッッ……救え、へん、。
……ッいやッ、諦めたらいけへん、ッよな、、。
何かッッ、できることがある、はず、。
そう自分に言い聞かせ、shpを見る。
そして、1つの方法を思いつく。
……この、shpが付けてる手袋借りたら、shpを運べるんやないか、??
でも時間が……、いや、やるしかない。
zm)「…shp、少しの辛抱やからな、。」
そう言って僕はshpから手袋を借りて着けるとshpをお姫様抱っこする。
……くそ、思った以上に時間がかかりそうやな、。
たかが幽霊にはできへんって間接的に言われとるような感じや。
…ただ俺は、仲間を死なせたりなんて絶対にせぇへん。
……味方最大の脅威の名にかけて、絶対に。
《shp side》
……、??
俺は少しの浮遊感に目が覚める……
…いや正確に言うと目は開けれてない。
目が麻痺してるみたいやな。
………。
無心のまま少し時が経つとふと、こう感じる。
何だか懐かしい。と。
なぜかは分からないが、何処か懐かしさを感じる。
心地よい暖かさが俺を包み込んでくれている。
…意識を失っている間に懐かしい夢でも見たんかもしれへんな。
その暖かさと共に意識が落ちかける。
……だが突然本能が何かを訴えかけた。
このまま意識を落とすな、と言わんばかりに訴えかけてくる。
なんなんや、??…はよ寝かせてくれ、。
そう思っていると、ふと疑問に駆られる。
………なんで俺、浮遊感を感じるんや、??
俺は地面に倒れたはずやのに、今は謎の浮遊感がある。
……何かがおかしい。
絶対に見ないといけない事象がここにある気がする。……今、ここに。
だが、目を開けようとしても麻痺して瞼が反発してくる。
…でもここに絶対的な知らなければいけない何かがあるんや。
絶対に、。絶対に、!見ないと後悔する!!!
そう心から強く思うと少しずつだが段々と瞼が開いてくる。
頑張れ、頑張るんや、俺!!
そうして、少しだったが無理矢理目を開けた。
ここ、は、??
何故か俺はとてつもないスピードで上空を飛んでいた。
なんや、これ、??
なんで、上空に、??
少しずつ瞼が開いてくる。
そして、完全に開きかかった時、沈み出した太陽の光に思わず目を細める。
眩しすぎるやろ!!!!
そうツッコミつつも、また何とか目を開ける、
と、。
shp)「ぇ゙………」
有り得ない光景が俺を包み込み、思わず息を飲む。
……なんで、??…なん、でッ、??
なんで、zmさんッ、が、??
そこには、フードを被った大切な、大切な、あの人がいた。
フードの色は普段とは違うが、明らかにあの人だ。
なんでッッ、ここ、ッに、ッッ、??
そう、zmさんは絶対にいるはずがない。
だって、。だってッ、。
…だって、zmさんは俺の目の前で死んだから。
俺を庇って死んでしまったから。
そう。zmさんの死は―――全部俺のせい。
shp)「ぅ゙ッッ……」
急に吐き気が襲ってくる。
あの時のことを思い出すとどうしても気持ち悪くなってしまう。
あの時、あの瞬間が脳裏にこびり付いて、離れない。
あの時こうしていれば、。
こう思ったのはもう何回目やろうか。
悔やんでも悔やんでもし切れない。
…俺の先輩で、憧れで大切な人。
そんな人を死なせてしまった俺に存在価値があるのかすら考えた。
皆はそれを必死に止めてきた。
“お前が抱え込む必要はない”
そう言ってくれた。
それでも………、。
皆に絶望を与えてしまった俺に生きている意味はない、とどうしてもそう思ってしまう。
自殺だってしようとした。……やけどできへんかった。
……zmさんが折角命を捨てて護ってくれたこの命を自分の手で潰す訳にはいかへんから。
やけど、。
このどうしようもない、行き場のない感情を
俺に扱える訳がなかった。
やから今回の任務も失敗してしまった。
そして負ってしまったこの多くの傷。
……正直、やっと死ねると思った。
この感情を漸く投げ出せる。
漸くzmさんの元に行って謝れる。
そう思ったから。
…………なのに、。
目の前には居るはずのないzmさんが必死に俺を運んでいる。
あまり見えないその顔からは必死さが溢れ出ている。
…………zm、さん。
俺、いっぱい話したいことがあるんすよ。
沢山話して相談して貰って、、。
久々に食害受けてもいいっすよ、??笑
…後、皆も元気つけてあげて下さいよ、。
もう皆、、だめ、で、。
全部、全部全部。
zmさんがいれば何とかなりますよね、。
zmさんが”居て”くれさえ、してくれたら。
……本当は分かってる。目の前にいるzmさんはただの夢なんやと。
俺の想像で生み出したものなんやと。
でも…。
それでもまだこの暖かさに触れていたい。
もう触れることの出来ないこの暖かさを。
夢でも良いから味わいたい。
俺は痺れている右腕をゆっくりと上げる。
右腕からは血がポタポタと落ちていたが気にせず、 ゆっくり。ゆっくり。
痺れに抗う痛さに耐えながらも何とか上げる。
そして、zmさんの頬に自分の指が触れそうになる。
あと少し。
……あと、少…、し。
………………。
そこで俺の意識は途切れた。
目に溜まっていた涙が頬を伝っていること、
……そして何故か手袋を着けておらず、冷たくなった自分の手を感じながら。
《ci side》
ふぅ〜!!
漸くノルマ達成したわ!!!
…ほんまzm鬼畜すぎるやろ、、。
後でしっかりと文句言ってやる。
そう思いながら、ふと違和感を感じる。
……あれ、??zm居なくね、??
そう!!zmがいない!!
zmが待ってると思って急いで帰ってきたのに何処にもいない。
……もしかして入れ違いになった、??
俺、集合時間より10分遅れてんねんな、。
…うわ、絶対にあいつ待ちきれんくて探しに行ったやろ、。
最悪やん〜もぉ〜!!!
……でもあいつなりの優しさなんかもしれへんし、、、。……探しに行くか〜、。
…………え、どこに、??
あいつはどこへ探しに行ったんや、??
…ひとまずさっきのあの紫の人と会った所に戻ってみるか、??
結構大きな音とか鳴らしてたし、ワンチャンおるかも、??
……よし!!!そうと決まれば早く行こ!!!
面倒くさいことになるから居てくれよ、、zm。
ci)「おらん、、」
先ほどの所に戻ってきたが何処にもいる気配がない。
え、まじでどこいった、??
……もしかして俺がもう幽霊見れへんくなった、??
…いやそれだったらzmがなんかちょっかい出してくるやろうから違うな、。
う〜ん、、。
俺は腕を組み考えていると、ふと足元の血痕に気づく。
……これって、!!!さっきの紫の人の、!!
…もしかして、今倒れているんじゃ、??
やば!!!!急がへんと!!!!
一瞬で脳で理解すると、俺は血痕を追う。
……………。
ci)「あッッ!!!」
暫くすると、紫の人のヘルメットらしきものを見つける。
…なんでこれだけ、??
ヘルメットを拾い上げ、観察すると、名前らしきものが見つかる。
ci)「sh、p、??」
shp、??shpって、!!!
W国の幹部の人の名前やん!!!!
じゃあ、もしかして、??
あの紫の人って、、。
W国の幹部!?!?
えっ、やば、。
え゙ぇ〜!!俺、W国の幹部の人と話せたんや!!!
え、やば、嬉しすぎる、
思わずガッツポーズをするとそのせいでヘルメットが落ちる。
その音で俺はハッと我に返る。
……あれ、??shpさんは何処に行ったんや、??
ヘルメット落ちてるけど周りには誰もおらへんで、??
えぇ〜、怖怖、。
shpさんもzmも消えるしなんやねんこr…ん、??
俺は何かが閃いたように頭に走る。
shpさんはW国の幹部。
zmは元W国の幹部。
……あれ、もしかして、??
zmが怪我してるshpさんを連れていった、??
いや、でもあいつ幽霊やし、連れていく方法なんてどこにも………。
そう考えていると今までの出来事がフラッシュバックする。
……そういえばshpさん、手袋してたな、?
じゃあ、もしかしてzm……。
手袋借りてshpさん運んでるッッ!?!?
…いや落ち着け、そんなことあるはずないやん。
あるはず……ない……、やん、??
そう思うが、全ての条件が合致している点を踏まえると段々と真実性を帯びてくる。
zm……あいつ意外と親切、やし、。
………。
俺はヘルメットをとると、先程戦っていた場所に戻る。
そしてその場所からshpさんのナイフをとると急いで”とある場所”に向かう。
……合ってるかはわからへん。
やけど突っ立って待ってるだけは嫌や。
俺は今から、……W国本部に行く。
……どうかこの推理が当たっていますように。
そう願いながら、俺は足を走り進めた。
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約5900字、お疲れ様でした。
如何だったでしょうか??
今回は結構書きました。
この連載、意外と人気度が高くて需要があるということで緊張感持って一生懸命書きました。
疲れたね。
いや〜これからどう話が続いていくんでしょうかね!!!自分でもわかりません!!!
やけど、色々方向性決まってきましたんで!!
次回はもう少し早く書きたい。
という訳で今話はこんな感じで!!!
ps.次に投稿する連載等の報告は鶏。のプロフィールに書いて時々更新するので確認したい方はどぞ……、
では!!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡2500
コメント
3件
まじで神です😭 ショッがちゃんとゾムさんことを思ってるの好き✨