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「お前ほんとに拓哉か?」
「、!?」
「いやごめん、俺の勘違いだと思うんだけど、なんかいつもよりテンション低いし、言葉遣いも違うし、もしかしてって思ったりしたけど、んーなねぇ?そんなわけな」「あるんだよ」私は思いっきり口を挟んでしまった。
「へぇ、ん、お、え????????えじゃあ拓哉じゃないってこと!?いつから!?えっちょ、警察」
「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿」といい私は携帯を取り上げた。
「えぇ、まじ誰すか、接触してきたってことは俺の知ってる人?」
「多分1番近い存在の人ダヨ」
「ええええ?」全然分からないようなので果たしはもう暴くことにした。
「山野田早桜、26歳日本国刑事部、4日前の夜頃あなたと電話した後電子レンジを捨てに行った女よ」
「え え えええええええええええ!?」そりゃそうなるわな。
「電子レンジ壊れたの知ってるの私とあなただけでしょまだ信じないの」
「えだっておかしいですもん」
「何がだよ」
「普通に早桜先輩出社してますよ」
「えっ??」私ココニイルンデスケド!?なぁぜ!?あっ向こうも向こうで頑張ってくれてるのか?そゆこと??
「いや私、えぇ?電子レンジ捨てに行った時に階段から滑って転けて、それで目が覚めたら拓哉なってたのよ」
「そぉんな、ねぇ?」
「ないと思うでしょそれがあ・る・の・よ!!普通にこんなイケメン男子がこの喋り方おかしいと思うでしょ!?おかまじゃん!!流石に身を削るんだからこんなたんたんと喋らんって(((」
「分かりましたよ信じますよ」
「( ‘ω’)و ̑」
「早桜先輩なんですよね、えどうやって戻るんですか」
「知らんわそんなもん」
「そうか、そりゃそうやな……早桜先輩、じゃなくて拓哉、ここに呼びましょうか?」
「あー、いやそれはやめとくよ変に接触したくないしw」
「わかりましたけど、ほんとにいいんですね?」
「だから大丈夫だって!あと本物の拓哉には言うなよ会ったこと」
「わ、わかりました」
「とりあえず、飲もう」
「はい、飲みます食います」
「すみませーん」
「はーい今お伺いしまーす。ご注文お決まりですかー?」
「はい、ハイボール2つと枝豆と、キムチチャーハンと、焼き鳥セット450gお願いします」
「はーいご注文繰り返しさせていただきます、ハイボール2つと枝豆と、キムチチャーハンと、焼き鳥セット450g、以上でお間違いなかったですかー?」
「はい、お願いします」
「かしこまりました少々お待ちくださーい!……お待たせいたしましたハイボール2つと枝豆とキムチです」早ぁぁぁ全くお待たせしてないよ!?3秒も待ってないよ!?!?前を見てみると菜月くんも同じ顔をしていた。
「失礼しまーす」といい店員は去っていった。
「んじゃ食べますか!」
「いただきまーす」「いっただきまーす」
「かんぱーい!」と二人で飲んだ。
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どれぐらい経っただろう。菜月くんの方だけビールジョッキが増え、焼き鳥が数本残っていた。
「やばー食べ過ぎた、てか菜月くん大丈夫?w」菜月くんの方を見ると顔色を悪くして口を抑えていた。
「ちょっと飲みすぎました……少食なのに意地張っては食べすぎましたね……ちょ、ちょっとトイレ行ってきます」
「www行ってらっしゃい気をつけてね」といい席には私一人になった。残った焼き鳥を食べることにした。
(カランカランカラン……)
「らっしゃっせー3名様でよかったですかー?」店員がまたマニュアル通り繰り返す。
「はい!」声からして女性だな。
「はーいありがとうございます15卓どうぞー!3名様入りまーす」
「らっしゃっせー」
「はぁ、今日も仕事おーつかれぇい!」女性組が隣の15卓に座ってきた。ななめ前をちらっと見ると2人の可愛らしい女性が座っていた。もう1人の方はじぶんのとなりに座っていたが、流石に隣を向いちゃうのはきもいので見ないことにした。
「いやぁそれにしても早桜さん凄かったです!昨日から見させてもらってますけど、毎回仕事完璧にこなしますし、周りへの気遣いも完璧ですし!」
んお?いま早桜て言わんかった?ま、まあ同じ名前の人はいるし、おかしくは無い、うん?
すると今度は2人目の女の子が話し始めた。
「私やっぱり将来大阪県警なりたいんです!!だから早桜先輩は憧れですよぉ」大阪県警?私が勤めてるとこだよね?あれ?ん?確かあそこにさくらさんは私だけのはず、いやでもこんな新人ちゃん来てたか?来る予定だったか?
私は確認するために振り向いた。しかし私は隣の席で話していることをちゃんと聞いていなかった。
「先輩、隣の人イケメンじゃないですか((」
「えぇ?どれどれ」とかなんとか言ってるの、おいどーゆーこと!?!?やめてよそんなん隣私しか居ないじゃん!!!
とか思いつつも私は気になって振り向いてしまった。そこには
「!?」
やはり私がいた。
ー𝕋𝕠 𝕓𝕖 𝕔𝕠𝕟𝕥𝕚𝕟𝕦𝕖𝕕ー