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呆れた道具 恐怖の心理 根源の大いなる元は
人である そう誰かが言った 。
道具は使われなければ捨てられる、
間に合わせの道具 。
東京 、 夜な夜な 人が蔓延るきらびやかな町の中に 人 ならざるものが 一体 。
それは 悪魔であり 人でもある。 『半魔人』
であった。
『 は ー っ 。 』
彼女の 吐息が夜の都会に消えていく 。
彼女は 何にもない 。 感情 、 記憶 、 心 。
ただ1つ 残されたものは
【力】 のみであった 。
カンザキ 。 そう名付けられた少女は 東京を
徘徊しており 縄張りにしている場所の中に入った 悪魔は全て処分 してきた 。
scissors 【シザース】 の異名を持つ彼女は
多くの悪魔に恐れられていた。 が
彼女は 孤独を 抱えていた。 その孤独を潤す為ならば 処分 、 契約を沢山 していた 。
そんなある日だった 。
1人の男が カンザキの縄張りに入ってきた。
名前を 【赤瀬】 と言った 。
赤瀬は 言う
『 嬢ちゃん 、 べっぴんさ ん やな 。 』
赤瀬は 女好きだったのである。 それと同時に
赤瀬は デビルハンター。 公安特異課 という部署に 所属している … らしい。
カンザキを初めて見た、 その数週間後
赤瀬は カンザキの縄張りに よく姿を表すようになった 。
ーー カンザキ は 気に食わなかった ーー
自分の気に入らない 【べっぴん】 という単語、 カンザキが 向けられてきた
【化け物】 という言葉に 対しての 皮肉だ
そう彼女は感じていたのである 。
その日 、 雨が降っていた 。 東京の夜を
静かに ひしひしと 振り続ける 雨粒に
彼女は何を思うのだろうか 。