テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
黒木夫人は数日して、満腹寺に戻った。ナン氏によれば、大僧正代行を只間氏が行っているそうである。(また次のスケベが出てきたわ)と夫人は思った。
「ちょっと黒木さん、下着は絞り過ぎないでね。この間のアタシのショーツ、シワが多いわよ!」と只間氏が言った。「あら只間さん、今度は絞らないで干すけど、乾きが悪いわよ」と夫人は言った。
(あんな悪趣味なの、何処で売ってるのかしら?)夫人は呆れたが、我に返り、(いつからアタクシがアイツの洗濯係なのよ!)と怒りが湧いた。
「ちょっとキョーゾーくん、」夫人は狂蔵のところに行き耳打ちした。狂蔵はニンマリした。「それって名案ッス。」
夫人は狂蔵に唐辛子入の水で、只間のパンツを良く濯ぐ様に言った。
あくる日の晩、風呂場から叫声が聞こえた。「コ、股間が熱いわ!」火傷した勢いで風呂場の脱衣所から只間が出て来た。それを見た一同は彼のいかがわしい下着に度肝を抜かれた。
179
saza
158
#掃除
月城 蓮桜音
5,053
水羽
1,063
コメント
1件
あら、第102話読ませていただきました…🌙 もう、黒木夫人の「いつからアイツの洗濯係なのよ!」ってところで思わず苦笑いしちゃいました😂 怒りが唐辛子入り水という形で炸裂するの、痛快でありつつも、只間さんの「股間が熱いわ!」でオチがしっかり決まってて好きです。それにしても、いかがわしい下着に一同ドン引きって…(笑) この作者さん、ユーモアのセンスが独特で安定してますね。重い話ばかり読んでる身としては、こういうサッパリした笑いが染みます。読後感、爽快でした🥀