小さな悲鳴言葉にならないあえぎ
そっと彼女の口の中に舌を滑り込ませ、可愛い彼女の舌を捉えた
優しく舌を絡ませる、彼女の舌はとても柔らかく温かくて甘かった
そして彼女の体から力が抜けた、今の所予想以上にうまくいっていた
あとは彼女にキスをするのを辞めればいいのだが・・・
湿った柔らかな唇がもたらす官能的な世界で自分を見失いそうになりながらも、思い切って彼女を放した
両手で彼女の顔を挟んで目を見つめ、意思の力を振り絞り小さく囁いた
涙が浮かんでいる彼女の瞳に自分が映っている
「今のは前払いよいい?ハニー・・・ちょっとあたしがアイツらと遊んでいる間、ここで大人しくしてるのよ 」
どうやら自分の切迫感が上手く伝わったらしい、彼女はブラックを見つめたままコクンと頷いた
犯人達の頭の中はバックに入っている数千万の札束のことしかないようだ
これで好きな所へ行って好きなことが出来る、酒と女とあるいは薬物か・・・想像がすっかり膨らんで舞いあがっている
女性達に銃を向けている男でさえ、バックの中身を鼻の下をのばしてみつめ警戒を緩めていた
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!