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【 創作 】
『 落ちても惚れても認めたくない !! 』
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『 やばい 私恋人作らないと 。 』
『 いきなりどうした狐色 。
凄く顔が赤いぞ ? 』
俺は山瑜 明 。 父上の仕事の都合で
何故かサイバーヒーローを育てる学園に
通っている。で 、俺の隣にいるコイツは
生意気だけどどこか真面目な霊里 狐色 。
なんか知らんけど恋愛に困っているらしい。
『 まったく … 学生の本分は勉強だぞ ?
恋愛に現を抜かしている場合では
ないだろう 。それに 、姉様みたいに
なりたかったのではないのか ? 』
『 うーん …そうなんだけどね 。
もう姉上みたいにはなれないかも … 。
姉上だって忙しいし … 何も話せない。』
コイツの姉様は俺の憧れている…そう
霊里 狐幽様 … !!世界一のサイバー
ヒーローだ … !!そんな神に値しても
いい程の方の弟が何故コイツなのか俺は
認めたくない。俺が妹になりたかった …。
『 んー?なんで悶えてるの明 。
俺が妹になりたかったーみたいな
顔してるよ? あ もーしーかーしーて ?
私に惚れてるとか?? 』
『 っそっそんな訳無いだろう??
この俺がお前みたいな女に惚れるはず
ないだろ 。はっはっはっ…いたっ !? 』
『 この可愛い狐色に惚れないなんて…
嘘に決まってる!!実際?明は?
慌ててるように見えましたけどぉ?? 』
『 はぁ!?慌ててないけど!?
そっちこそ自分の事可愛いとか言って
自分好きにも程があるだろーが!』
『 ふん … 今日はもう帰るんだから 。
どーせ明だって私が上目遣いなんてしたら
イチコロよ!!ばーーか!! 』
くっそ…またコイツの好物を聞けなかった…
実際コイツ、狐幽様に負けないくらいの
美貌…!!そんなヤツが上目遣いなんて
してきたらもうダメだ。
完璧に落ちる 。
俺は絶対に認めない…!!
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