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不登校だったからこそ

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不登校だったからこそ

2 - 第2話 叫び

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2022年06月14日

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中学生になった。名前はまり。

入学式の日、何故か突然体調が悪くなってしまった。 頭が痛くて、お腹が痛くて、何故かは分からなかった。 入学式に出られなかった。

次の日も、また次の日も同じ事が続いた。

パニックになってしまう。

親すごい心配していた。

心配をかけたくなかった私は、体調が悪かったが、学校に行った。

クラスの前についた。 その時、クラスメイトの声が聞こえた。

足が震えた。 その場に座り込んでしまった。 頭が真っ白になって、、。

気がついたら保健室にいた。

少しして、親が迎えにきてくれた。

親に心配をかけてしまった。

心の中で何回も何回も「ごめんなさい、ごめんなさい」と言っていた。


次の日学校を休んだ。

その次の日もそのまた次の日も。

休んで一ヶ月がたった。

その日私は、思った。

「どうして私はみんなみたいに普通の生活を送れないんだろうか」 この疑問の後に絶望感がよぎった。

「誰か、誰でもいいからその答えを教えてよ。お願いだから、教えてよ‼︎ なんで私だけ…」

こんな生活もう嫌だよ…。


「誰か助けてよ…!」

誰にも聞こえない叫びが体の中に響いていた。

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