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yukino
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脳内妄想豚汁
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とあさ_
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初めまして!こんにちは!
今回は二次創作の小説を書いていきます!
この小説は『斉木楠雄のΨ難』から
『斉木 楠雄』と『明智 透真』の小説を書かせていただきます…!
目線は斉木目線です!
本編はいわゆるBLなのですが、片思い系です!
くわしくは本編に書いていますので、ぜひ楽しんでお読みください!
注意事項
⚫︎口調、解釈違い、キャラ崩壊
⚫︎設定捏造等
⚫︎語彙力、説明力不足
それでもいい方は本編はどうぞ!
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僕の名前は斉木楠雄。超能力者だ。
僕は今まで周りに超能力者だと隠して平凡な人生を歩んでいる…つもりだった。
今の僕は平凡な日常とは言えない、大きな災難に遭っているのだ。
その災難とは…
1人のクラスメイトが僕に恋心を抱いているという事だ。
しかもそいつは男だ。
その男とは…
「楠雄くん、今日はいい天気ですね。雲一つ無く気温も27.6℃といった辺りで普段より暖かいです。今日は一日中晴れるらしく…(以下省略)」
この明智透真だ。
こいつは2年の二学期にこのPK学園に転校してきて、そこから目を付けられ最終的に超能力者だとバレてしまった。
一応幼馴染でもあり、小学生低学年の2年間はクラスも同じだった。その時期明智は虐められており、僕がいじめから救った事もあった。
詳しくは原作漫画やアニメを見てくれ。
その後は色々あり、今は片思いされている。
最初はこいつのテレパシーが多すぎて拾えず、気づいていなかった。
だが最近、少しずつ慣れてきて拾えるようになってきたのだが…
そのテレパシーの一部だけでも基本的に僕の事だらけだったのだ。
最初は何故こんなに僕の事だらけなのか、と思ったが、よく聞いてみると愛情や独占欲、嫉妬が滲んだ思考だった。だから気づいてしまったのだ。
テレパシーが拾えるようになってきた時からこうだったが、こいつはいつ僕に惚れたのか…
心当たりが殆どないが、強いて言えばきっと小学生時代の事などが関係しているだろう。
けれど一つ、幸いなことがある。
それはこいつが片思いだと自覚していることだ。そして少しずつ諦めようとしている。
…ただ、遠回しなアピールというものはしてくる為、それはすごく迷惑だ。
しかもこいつは僕に好意がバレていないと思っているらしい。以前僕が『お前は思考が多すぎて心が読みにくい』と言ったのを未だに覚えていて気づかれていない、と思っているのだ。
そして今はいつも通り登校していて、今日も明智に付き纏われている。これが毎日。
こうして普通に登校しているだけでこいつの思考が頭に流れ込んでくる。それもほぼ僕関連のだ。
今は黙っているが、僕にとっては黙っている時の方がうるさい。思考の量が話していない分増えるからだ。
しかもこいつは最近少し話す量が減った。いや、正確に言えば僕の前でだけ少し口数が減った。
僕の前だと何を話せばいいか分からなくなるらしい。前は誰にでも相手を気にせず話し続けていた明智がそんなことを思っているのだ。恋とは人の性格も変えてしまうらしい。全く、恐ろしいものだ。
二人で静かに歩いているうちに学校に着いた。僕は靴を出来るだけ早く履き替え、明智より先に教室へ向かおうとしたが、その作戦に気づいたのか少し急いで靴を履き替えて早歩きで追いかけてきた。作戦は失敗だ。
結局、僕の後ろに明智がついて行く形になって教室へ向かう。
こんな風に僕はこいつのことを意図的に避けている。こういう作戦は成功することもあるが、大半は明智に気づかれ防がれる。
明智はきっと僕がわざと避けていることに気がついてはいるだろうが、そうは考えない。考えたくないのだろう。
教室に着いて、明智は大人しく自分の席に向かっていった。明智は席で鞄から教科書やノートを静かに取り出していて、外見は優等生のようだった。
だが心の中では僕への感情で埋まっていた。
暫くして、チャイムが鳴った。HRが始まる。
授業が始まればあいつは静かになる…と思いきや、思考が増え、案の定僕の事ばかり考えているため僕にとってはすごく迷惑だった。
だがそれをやめさせることも出来ない。周りから見てわかるものでもない。だからどうすることも出来ない。
さっきも言ったが、外見だけは優等生なのだ。
ノートもしっかり取っていて、授業も聞いているように見える。
けれど頭の中では勉強の事など考えていないし話もきっと聞いていない。聞こえていないのだ。ノートは写しているが、理解しているかどうかも微妙だ。
厄介なのが、教科担任達は明智のことを当てないということだ。明智に問題を解けと当てると、その問題の解説やらをし始め授業時間が大幅に削られてしまう。だから意図的に当てないのだ。
そのため授業を聞いているかどうかを外側だけでは判断出来ない。
もちろん明智が考えていることは常に僕がテレパシーを拾ってしまうため、僕も授業に集中出来ない。正直言って最悪だ。
授業の内容があまり入ってこないまま、黒板を写す。
やがて1時間目の終わりのチャイムが鳴った。これが毎時間なのだ。
次の時間の準備をしていると、後ろから「楠雄くん」と話しかけられた。予想通り明智だ。
「1時間目の授業で分からない場所はありませんでしたか?特にこの問題などは少し複雑だったと思うのですが、楠雄くんは解けましたか?あとここの問題なども…」
いつも通りのマシンガントーク。これだけ勉強について話しているのに頭では僕のことを考えているのだ。
うるさい。めんどくさい。
僕がそう思っている間も明智のマシンガントークは続く。なぜ授業を聞いていないはずなのに、と思ったが、こいつは普通に頭が良く、聞いていなくともわかるのだろう。けれど僕も学力は全然あり、一応テストでは平均に合わせているが、明智はそのことに気づいているはずだ。
……だからなぜ僕に話しかけに来たのか、その理由は一つしか無かった。
それはただ僕と話したいからだ。明智は僕がそのことに気づいていることに気づいているはずだが、全く引こうとはしなかった。それとも本当に気づいていないのか。僕はあまり深く考えないようにした。
逃げればいい、と思うかもしれないが、短い休み時間に立ち歩くのは少々目立ってしまうためそれはしなかった。
そんなことを話しているうちに次の授業が始まろうとしていた。明智はやっと一瞬黙り込み、こう言った。
「ではまた次の休み時間に来ますね。」
そうして自分の席に戻って行った。次の休み時間に来ることは確定しているらしい。
僕は心の中で『やれやれ』と呟いた。
そしてチャイムが鳴った。また騒がしい授業が始まる。
そうして午前の授業が終わった。基本的に1時間目と同じことを毎時間繰り返している。
前まではいつかこの生活にも慣れると思っていたが、意外と全然慣れないものだ。この明智からのテレパシーも無視すればいいだけの話だが、それがすごく難しい。
僕は常に聞こえてくるテレパシーを無意識のうちに取捨選択していて、普通のテレパシーはあまり気にならない。だが明智からのテレパシーは僕の名前を出してくることが多い。名前を出されるとどうしても耳を傾けてしまい、気になって仕方がなくなる。だからあいつの思考が鮮明に聞こえるのだ。
そして今もあいつは僕のことを考えているようだ。昼休みに話しかけに来る気らしい。
僕も考えないとな、あいつから逃げる方法を。
授業終了の挨拶を終え、周りの生徒が購買に行ったり弁当を取り出している中、僕は弁当を持って静かに立ち上がった。
今回の作戦は単純で、明智が近ずいて来る前に逃げる、ということだ。あいつは基本的に僕を毎日昼食に誘ってくるが、以前燃堂と海藤に先に誘われた時は教室で一人食べていた。だから逃げればあっさり諦めて探さず一人で食べると思ったのだ。
僕が行く場所は屋上だ。あそこは普段人もいない。一応千里眼で確認したがやはりいなかった。
僕は少しだけ早歩きで屋上へ向かう。視線を少し感じたが、あいつは話しかけてこなかった。今日は珍しく燃堂や海藤も引き止めたりしてこなかった。完全に成功だ。
屋上のドアを開ける。少し風が吹いていて涼しい。僕はフェンスの近くに腰を下ろし、弁当を広げた。
毎日一人で昼食を食べれたらどれだけ楽だろうか、そう思った時だった。寒気がした。何だこの感覚は。嫌な予感がする。
そう考えていたらドアの方からガチャ、と音がした。
ベージュの短い髪がひらりと風に揺らぐ。そう、明智だ。ドアを開けてすぐ視線が僕の方に向いた。
…なんでこいつがここに…。
そして手には弁当を持っていて、昼食を食べる気らしい。
明智は少し目を見開いた後、こっちに向かって来た。僕の前まで来てこう言う。
「奇遇ですね、楠雄くん。楠雄くんもここで昼食を食べようと思ったんですか?けれどいつもは教室で食べているのに今日は何故屋上なんですか?私も今日は屋上で食べようと思い来たのですが、ご一緒してもよろしいですか?」
…めんどくさいが断ったらもっとめんどくさい事になりそうだな。
『好きにしろ』
「ありがとうございます!じゃあ隣失礼しますね!」
そう言って平然と隣に座った。こいつが少し焦っていることはテレパシーで丸わかりだった。明智も弁当を取り出し、食べ始める。少し手元が覚束無い様子だったが、特に気にしないことにした。
何分か時間が過ぎた。黙々と弁当を食べている明智。少し気になったことがある。
『…お前は何でこの場所に来たんだ。いつものお前なら教室で食べるだろ。』
「今日は少しクラス全体が騒がしく静かに食べれそうではなかったので、人がいない場所に移動しようと思い屋上に来たのですが、楠雄くんがいることは予想してませんでした。」
一瞬、普通の明智ならうるさくても無視するのに何故、と思ったがその理由はすぐに分かった。
明智の考えとして、僕がいない場所にいる必要がない、という事と、それだったら他の場所で1人で食べる方が楽だということがあったのだ。
「楠雄くんがいることは予想してません」というのは本当だった。少し会える可能性も考えはしていたが本当に会うとは思っていなかったらしい。
僕は『そうか』とだけ返してそれ以上は聞かなかった。
ゆっくりと時間が過ぎていく。明智も朝と同じで黙っていた。
明智が弁当を食べ終わったくらいの時に、5限開始の予鈴が鳴った。
「そろそろ行かないとですね。」
そう明智が言った。僕は『そうだな』とだけ返して立ち上がる。そして屋上のドアへ向かう。明智はそれについて行くように少し早歩きで追いかけてくる。最終的に明智は僕の半歩後ろを歩いて着いてくる形になった。その距離感のまま、教室に向かう。
教室に入ったら明智は何事も無かったかのように自分の席に真っ直ぐ向かって行った。少しだけ口角が上がっていた。
僕が席に座ると、燃堂と海藤が僕の席に来た。
「相棒どこ行ってたんだ?お?」
「斉木が昼休みにいないのは珍しいな…何かあったのか?」
昼休みいなかった件に聞きに来たらしい。僕は『特に何も無い』と返した。その2人はそれ以上聞いてこなかった。
次の授業の準備を終え、頬杖をついた。 テレパシーで今も聞こえてくる、明智の思考。今はあの二人と何を話していたかが気になっているらしい。一瞬の会話も見逃さずしっかり見ていたらしい。そういう些細な会話でも気になってしまうらしい。やはりこいつは厄介だ。
そうして五限開始のチャイムが鳴り、教科担任が教室に入ってくる。また騒がしい、午後の授業が始まる。
午後の授業はとても長く感じた。やっと1日が終わる、と思い深く息を吐いた。終礼を終え、後は下校するだけ…と思ったその時、後ろから話しかけられた。何度も何度も聞いた声。明智だった。完全に油断していた。
「楠雄くん、今日はあの二人と帰らないんですか?もし良ければご一緒に下校してもよろしいでしょうか?」
という誘いだった。断っても断らなくても地獄。
悩みに悩んだ結果、こう返した。
『勝手にしろ。』
明智はこんな感じに冷たく返されるのにはもう慣れたようだった。けれど毎回、少しだけ傷ついてはいるようだった。
昼休みと同じで、明智は僕の少し後ろを歩いていた。完全に隣ではない、微妙な距離感。
靴を履き替え、歩き出す。近くて遠いような距離。何の会話も交わすことはなく、静かに歩き続ける。校門を通り過ぎ、少し人通りが減った頃。明智が口を開いた。いつものマシンガントーク…ではなく一言だけ。
「楠雄くん、午後の授業が始まる直前、あの二人と何を話していたんですか?」と。
あの二人とは燃堂と海藤のことだ。
『昼休みどこに行っていたか聞かれただけだ。』
そう答えた。別に隠す必要性もない明智は「そうですか」とだけ返してまた無言で歩く。
何分か経って、明智が何かを思い出したかのように僕に話しかけてきた。
「そういえば以前、スイーツバイキングの割引券を二枚、知人から貰ったのですが、そろそろ使用期限が切れる頃でして、良ければ明日2人で行きませんか?人気店らしく種類も豊富で確かショートケーキやシュークリーム、コーヒーゼリーなどもあるそうですよ。」
…スイーツバイキング、だと?
こいつと二人でスイーツバイキング、か。僕はスイーツが嫌いではない。けれどこいつと二人で…?
明智から不安が入り交じったテレパシーが飛んでくる。少し悩んだ後、こう答えた。
『…行く。』
明智の顔が明るくなる。
「じゃあ明日の放課後、空けておいてくださいね。」
声が少し上擦っていた。僕は『ああ。』と返した。
そうこうしているうちに僕の家に着いた。
明智は「明日、楽しみにしてますね。」と言って背中を向けた。その背中は少し寂しそうで、けれど足取りは見てわかるほど軽かった。
テレパシーで伝わってくる、寂しさ、楽しみさ、そして嬉しさ。僕はそれを聞いて静かにため息をついた。
また明日も、Ψ難な日になりそうだ。
はい!どうでしたか?
予定時刻大幅に過ぎていて申し訳ないです…。
過酷なスケジュールを通してやっと完成させた1話目です…!
8話完結の予定ですので、毎週あげる予定です!
次回の話はスイーツバイキング回になります!お楽しみに!
では読んでくれてありがとうございました!
コメント
6件
どちゃくそ長くてびっくりした!(いい意味でですっ☆)めっちゃ内容好きです!次回も楽しみにしてます!
さく🌸さん、第1話読みました! 斉木くんの「やれやれ」な心の声が原作そのままって感じで、ニヤニヤしながら読んじゃいました。何より明智くんのテレパシーがもうすっかり「楠雄くん一色」なのに、本人はバレてないと思い込んでるギャップが可愛すぎます…(笑) 屋上での距離感とか、スイーツバイキングの誘いに「…行く。」ってぽろっと言っちゃう斉木くん、もうこの二人の空気がたまらないです。続きのスイーツバイキング回、めちゃくちゃ楽しみにしてます!