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さく
65
#夢女子さんと繋がりたい
マ芽。
5
けもぬーぶ
30
えーこんばんは諸君!
今回は予告通りスイーツバイキング回でございます!
んまあ濁して言わないようにしていましたが普通にデート回ですよねこれ( )
作者がこんなこと言っちゃだめですね笑笑
まあそんなこんなで!
ぜひ楽しんで!
結構無駄な要素詰め込んでたり無駄にこだわってたりするのでめんどくさかったら飛ばしてください!
1話を読んでない方は1話からお読みください
ーーーーー
僕の名前は斉木楠雄。超能力者だ。
前回のあらすじ。登校中に付きまとわれたり、毎休み時間に席に来たり、昼食に毎日誘ってきたりと、異常に僕に執着してくる明智。今はもうそれがいつもの日常と化してしまった日々。
そして下校の際に「明日、二人でスイーツバイキングに行きませんか?」と、誘われ、色々あって行くことになってしまった。
やはり断った方が良かったか、そんな事を考えながら制服に着替える。
今は朝の七時台。もう少しで登校しなくてはいけない時間だ。
鞄を持って自分の部屋から玄関へ行こうと歩き出す。
その時、インターホンが鳴った。一階に行かなくとも誰か分かる。
テレパシーで来る前に気づいてはいたが避ける手段が無かった。
一階から母の声で「くーちゃん!明智くんが迎えに来たわよー!」と聞こえた。
僕は少し眉を顰めた。
玄関へ向かう。階段を降りてドアを開けた。
制服姿の明智。手には鞄を持っている。そして、目には光が灯っていた。
「おはようございますくすおくん!朝から押しかけてしまいすみません、よければ一緒に登校しませんか?」
…と、僕に言う。声からも顔からも嬉しさが滲み出ている。本人は抑えているつもりなのだろうが、僕にとってはわかりやすすぎる。
家の中からもう一度母の声で「くーちゃん遅刻するわよー!」と聞こえた。
僕ははあ、とため息を吐いてから『行くぞ。』と言って家を出た。
「くすおくん、昨日した約束は覚えていますよね?スイーツバイキング、楽しみですね。」
と、僕に話しかける。僕は適当に『そうだな』と返す。いつも通り黙ってふたりで通学路を歩く。けれど昨日とは少しだけ違っていて、明智の顔がいつもより一段と明るく、昨日よりも笑顔だった。
…そして、本当に少しだけ昨日より距離が近い気がする。明智は無意識なのか、それとも…。
そして学校に着いた。いつも通り明智の思考が頭に流れ込んでくる。今日も僕のことばかり。やはり慣れなく、頭が痛くなりそうだった。
靴を履き替え、二人で教室に向かう。これももう日常と化していた。そして教室に着いたら真っ直ぐ自分の席に向かう。また同じような一日が始まる。
午前の授業が終わり、昼食を二人で食べ、午後の授業が終わる。今日も昨日と同じような日だ。
終礼が終わった途端、すぐに僕の席に明智が来た。
「ではくすおくん、行きましょうか。」
そう言って手を一瞬差し伸べたが、さっと手を引いた。完全に無意識だったらしい。
僕は立ち上がり、教室を出る。向かうのは駅前と大人気スイーツバイキング店。学校を後にし、駅の方面へ歩き出した。
数十分ほど歩き、やっと着いた。平日の日中だというのに行列ができていた。二人で列に並ぶ。幸い、帰る人が多いタイミングだったのか列は思ったより早く進んだ。
そして僕達の順番が近くなって店の中で並ぶことになった。
店に入ると甘い匂いが漂ってきた。店の中には透明なショーケースが並んでいて、中には色々な種類のスイーツ。明智が言っていた通り、種類が多すぎて選べそうになかった。
そのショーケースの中には、まずショートケーキ、チョコケーキ、チーズケーキなどのケーキ類。
もう一つのショーケースにはシュークリーム、カステラ、マカロンなど。
そして奥の方のショーケースにはプリン、オレンジゼリー、そしてコーヒーゼリー。
僕がスイーツを眺めていると、店員に「お次のお客様ー!」と僕たちの順番が来た。
二人で席に向かい合わせで座り、鞄を置いて、スイーツを取りに行こうと立ち上がる。僕はとりあえず、色んな種類を一つずつ取っていき、コーヒーゼリーだけは三つ取って席に戻った。
明智は僕より後に戻ってきて、更にはショートケーキやシュークリームなどのクリームが使われているスイーツを数個だけ取ってきた。クリームが好きらしい。そしてバイキングだからもっと撮ればいい、と思ったが、食欲が無いらしい。原因は…。
そのことはとりあえず気にせず、僕はフォークを取った。最初はケーキに手をつける。いちごのショートケーキ。一口食べると口の中にクリームの甘みといちごの酸味が広がり、スポンジもふわふわでとても美味しい。そこら辺の安いケーキとは大違いだった。
他のケーキやスイーツも味見する。全て美味しすぎる。そして、最後にコーヒーゼリーを口に運んだ。
コーヒーの苦味と上に乗っているホイップの甘みが混ざってちょうどいい甘みと苦味のバランス。苦すぎず甘すぎす何個でも食べれそうな味。
やはりこれが一番美味しかった。
そこで明智が僕に話しかけてきた。一言だけ。
「…美味しいですか?」
と、聞いてきた。急に何だ、と思ったがスイーツを食べている時口角が上がっていたらしい。テレパシーでわかってしまった。
僕は『…悪くない。』とだけ返してまた食べ始めた。
よく見ると明智はまだ数口しか食べていなかった。味がしないらしい。僕と一緒に遊んでいる、という事実が相当関係しているらしく、緊張のせいでスイーツはあまり美味しくないが幸せ、らしい。…やはり僕に恋は分からないな。
しばらく時間か経った。いつの間にか外は暗くなっており、空は紫色になっていた。もうすぐ夜になる。バイキングの時間制限もあと数分だった。明智が口を開く。
「……そろそろ帰らないとですね。」
その声はどこか寂しそうだった。
『そうだな。』
そう返して立ち上がる。鞄を持って、明智は鞄から割引券を二枚取り出した。僕も財布を取り出し、半分ずつお金を出す。会計を済ませて外に出た。少し肌寒い。
少し歩いて、明智が口を開いた。
「くすおくん、そういえば明日は土曜日ですが、予定はありますか?よければくすおくんの家にお邪魔させてもらってもいいですか?…あと、できれば泊めてほしいのですが…。」
少し下を向きながら言う。一言で爆弾を何個も落としていくような発言だった。僕は断る理由を考え、とりあえず『何でだ。』と聞いた。
明智は数秒黙って考えたあと、こう答えた。
「…友達の家に泊まりに行くのに理由など要りますか?」
わざと少し話をずらすような言い方をしていた。
『…別にいらないが、、』
言葉が詰まった。親がどうか、などを言って断ろうと思ったがこれ以上言い訳が出来ないことに気づいてしまった。
なぜ言い訳が出来ないのかと言うと…
「そうですよね!じゃあ泊まりに行きます!あ、もうくすおくんのご両親には連絡済ですので!」
…こういうことだ。うちの親、特に母は友達との約束を破ったり断った場合激怒するのだ。
僕は深く溜息をついた。
そうこうしているうちに、僕の家に着いた。基本的に明智は一緒に帰る際、僕を家まで送ってから自分の家に帰る。今回もそうだ。
明智は「ではまた明日来ますね。」と行って歩き出した。
僕は家の中に入り、靴を脱ぐり階段を上り、自分の部屋に入る。制服を着替えることもせずベッドに寝転んだ。
今日は一段と疲れた気がする。そう思い長く息を吐いた。
…いつまでこの日常が続くのだろうか。
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最後まで読んでくれてありがとうございます!
今回もまた予定時刻大幅に過ぎてますね、ごめんなさい!!
前回より半分ほど量を減らしたのですが面白かったでしょうか?
次回はお泊まり会(前半)です!
基本的に1話一日分なため、後半が2週間後に出ると思います!
楽しみにしていてください!
そしてコメントで感想等を書いてもらえると自己肯定感が上がるのでぜひ書いて欲しいです…!
では、また次回お会いしましょう!
コメント
2件

好きな人といると味がしなくなる…好きです付き合ってください(?)続き楽しみにしています!
あーもう、この2人の空気感がたまらんわ! 斉木のツンデレ具合と明智の全力ストーカー(褒めてる)のバランスが絶妙すぎる。 スイーツバイキングで「悪くない」って言いながらコーヒーゼリー3個取ってるの、完全に好きじゃん! 「泊めてほしい」発言には思わず「こいつ…やりおる…!」ってなったわ。 日常回なのに心拍数上がるのはなんでだよ。次のお泊まり会、待ちきれん🔥