テラーノベル
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夜、旅館の貸切露天風呂。
湯けむりに包まれて、誰にも見られないはずのふたりの時間。
「……風呂、いい湯加減だな」
「ん。ちょっとぬるめなのが、また……よくね?」
月明かりが水面に反射する。
湯船の縁に背中を預けたエビオの、濡れた肌が艶っぽくて ローレンは、そっと背後から寄り添う。
「……なぁ、もうちょっとだけ、こっち来て」
「……なんだよ、風呂の中でイチャつくなって」
「ダメ?」
「……っ、バカ……」
でも、拒めない。ローレンの手が背中からゆっくり撫で上げてくる。
指先が水中で愛撫に変わる。
お湯の中、エビオの太ももをそっとなぞる指。
水の抵抗と熱で、余計に敏感になる。
「……ん、や……風呂、だぞ、ここ……っ」
「わかってる。だからいいんじゃん。
他の部屋にも、もしかしたら声聞こえるかもって……思うと」
「おま……っ、変態すぎんだろ……っ」
「お前も、声震えてる。……すでに、感じてるじゃん?」
水の中で、指がゆっくりと秘部を探り当てる。
ぬるり、と滑りながら、敏感な場所をくすぐってくる。
「はぁ……ローレン、や……っ、あ……っ」
「声、もっと出していいよ。
……誰もいない。俺だけが聞いてる」
そのまま抱きかかえるようにして、
ローレンはエビオの体を引き寄せ、 後ろから自身を押し当てる。
「や……っ、ま、ここじゃ……!」
「じゃあ、やめる? 今のとこで、もう終わりにする?」
「っ……うそだろ……」
「じゃあ、素直になって。……“欲しい”って言え」
「……っ、欲しい……から……はやく、して」
「よく言えました」
ぬるり……と抵抗を受けながら、熱を分け合うように奥へ。
水の音が揺れ、エビオの震える声が漏れる。
「ふ、ぁっ……っ、ローレン……っ」
「中、あったかい。……お湯と、お前と、全部とろとろ」
「っ、やだ、比べんな……っ、やらし……っ!」
「エロいのはお前のほうだろ……中で締めつけて……」
ぐちゅ、ぐちゅ、と水の中で響く音。
ローレンは水音をかき立てるようにゆっくりと、でも深く突き上げる。
「……ローレン、だめっ……もう、っ、きそう……っ」
「いいよ、イって。……声は俺の口で塞いでやる」
唇を重ね、舌を絡めたまま、奥で熱を与え続ける。
ビクビクと震えるエビオの中が締まり、
ローレンも堪えきれず、ぐっと奥で達する。
「……っ、エビオ……っ」
「っ、ん、んんっ……んぅ……っっ」
終わったあとも、ふたりは湯船から出ず、
寄り添いながら、水面をゆらゆらと揺らしていた。
「……バカだな、お前」
「でも……気持ちよかっただろ?」
「……ん、まぁ。……風呂でするの、ちょっとアリだった……」
「アリ、じゃなくて……またやろ。
今度は明るい時間、昼風呂で」
「昼はやべぇって……っ!」
「昼のほうが、エビオのエロ顔、はっきり見えるからな」
「しね……っ、ほんと変態だろ、お前……っ」
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