TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

🌸『あの時みたいに。』




あの時…それは____
















母さんが亡くなった時だ。



母さんは元々心臓疾患があるなか女ひとりで俺たちを育ててくれた。

手術をしたら治る。そう聞いて普段顔に出さない いるまも泣いて喜んでいた。


だけど、




手術は上手くいかなかった。手術中に母さんの容態が急変して処置が追いつかず亡くなったらしい。










母さんが亡くなった時、みんな泣いていた。


俺には訳が分からなかった。耳が聞こえないからなんで泣いてるのかも、なんで母さんが動かないのかも…。小さい頃の俺には。









それから物事がちゃくちゃくと進んでいき、気づけば母さんが亡くなってから1週間が過ぎていた。

親がいなくなって俺たちを育ててくれる人が居なくなった。親戚も当てにならない。


こんな状況ですら、いるまとすちはしっかりしていた。この時初めて俺は耳が聞こえないことを恨んでしまった。



母さんが亡くなってからはすちが親代わりをしてくれていた。


高校に入ったばかりなのに高校を中退して俺たちのために朝早くから夜遅くまで働いて、







過労で倒れた






すちは自分を責めていたらしい。

母さんを助けれなかった。長男なのに、家事ができるのに手伝わなかった、俺が母さんの代わりにならなきゃ__って、。




それを聞いてみんなはすちを優しく抱きしめて泣いていた。


母さんが亡くなってからみんなが泣くことが増えた気がした。












その時からだ。俺が“兄弟”と上手くいかなくなったのは。


𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ↝ ♡300

耳が聞こえない俺は…

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

691

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚