物語の途中━━━━━━━━━━━━━━━←このような線があります。そこの線から、語り手?みたいなのが変わります。赤葦だったのが変わります。
※↓この線は関係ありません
明るすぎる光が俺の目を刺す。
「京治、起きて。朝だよ」
少し冷たくて、優しい声。俺には、同居している奴がいる。幼稚園から中学まで同じ。それでもって、恋人でもある。今は別々の高校に通っている。
「ん”〜、きよ…おみぃ…。おはよ…zz」
「京治、おはよ。って、寝んな」
そう言って、布団を取られ体を起こされた。テーブルには、朝ごはんが作ってあった。美味しそう…いや、美味しいのか。しばらく経ってからやっと目が覚めた。それから、朝食を食べて2人でくつろいでいる。今日は、2人とも部活がなくて明日もない。一応、2人ともバレーの強豪校なので練習量が多い。こんな日は、そこそこないので、こういうのんびりできる時間がとても幸せだ。
「風呂入ってくる」
「今さら?」
「朝誰かさんがすぐ起きたら、今頃風呂上がってる」
「ごめんなさい…」
何気ないこの会話が楽しい。2人で笑った。聖臣は風呂場に行った。リビングには、1人になった。暇だな。と、考えてたら突然目に聖臣のジャージが入ってきた。派手だなあ、と前からずっと思っていた。梟谷のジャージに比べたら、結構派手である。あんな聖臣だけど案外しっくりしてるのが少し笑える。気がつけば、いつの間にか聖臣のジャージを触っていた。聖臣のいい匂いがする…。まぁ、同じ洗剤を使ってるんだけど。自分の匂いなんて、わかんないじゃん?だから気にしない。てか、気にならない。聖臣はまだ、洗面所にいることを確認して、聖臣のジャージな手をとおした。少し大きかった。これが筋肉の差なのか、と思った。
「ふふっ、聖臣の匂い…」
「俺の匂い?同じ洗剤使ってんじゃん。てか、何してんの」
「?!えと…大きいなって…アハハ」
いつの間にか、風呂から上がって着替え終わっていた。興奮して、周りか全然見えていなかった。セッターとして不覚。
「ごめん、すぐ脱ぐかr…」
「いいよ、着てて。可愛い。どうせならユニホームも着る?いや、着てよ」
「いや、それは…遠慮しておき…」
聖臣が少しガッカリしたのがわかった。え、やめろよ。俺が悪いみたいになるじゃんか、
「〜っ!着ます…」
「まじ?ありがとう京治」
そう言って、ユニホームを手渡された。あの顔はずるい。多分聖臣は、あの顔したら、俺が断れないのを分かってるんだ。俺も、騙されないようにしないと、と毎回思うがダメだ。着替え終わった。鏡を見てみると、違和感しかない。聖臣と同じユニホーム…同じジャージ…。井闥山で、同じバレー部みたい笑。井闥山で、聖臣に昔みたいにまたトスを上げてるみたい笑。
「京治まだ〜?」
「今着替え終わった。」
そう言って、部屋から出て聖臣がいる方へ行った。
「どう?井闥山の俺は」
「いい。めっちゃいい。本当ならこの姿を同じ学校で見れたのにな。」
「まだ怒ってんのかよ、俺が梟谷行ったこと。」
「別に。怒ってはないけど、京治が決めたことだから」
「ふふっ…聖臣のそういうところ好き」
(可愛い、俺の京治可愛い、)
「もう、着替えt…?!」
着替えようとした時聖臣が、俺の腕を引っ張って寝室のドアを開けてベットに倒してきた。
「きよお…み?」
「このままヤろ」
「えっ?無理。それに聖臣のユニホームとジャージ汚れるし」
「別にいいし。洗えばいいじゃん」
確かにそうなんだけど…。普通にはずいから。ふと、思い出した。…何か忘れてる。その時ちょうど時計が目に入った。1時04分。…………っ思い出した!!今日2時から駅前に集合しないと行けないんだった。
「聖臣っ…俺今日用事あがあるんだった!」
「は?誰と?」
「知り合いの人」
と言って聖臣の横を通り急いで着替えた。今の時刻は、1時30分。よし間に合う!駅に行くまであのくらいで。○○駅までは電車で20分5分前には着くか、
「ごめん、聖臣!!帰ってきたら、なんでもしてあげるから、行ってくる!!」
「…うん、わかった。何時に帰ってくる?」
「えと、何時だろ…」
「門限8時」
「は〜い、行ってきます」
「行ってらっしゃい」
手を振りながらそう言って家を出た。正直めっちゃ行きたくないけど、仕方がない。俺が今から会う人は…あれ、そういえば名前知らないな…前学校で告白してきた女子がいた。
「赤葦くんのことが好きでしたっ!付き合ってください!」
「ごめんね、気持ちは嬉しんだけど俺付き合ってる人いいるから…」
そう言って、去っていった。普通ならここまで。でも、その子は違った。次の日俺が学校に登校したら、その女子が腕を組んできた。
「?!ちょ、…」
「…」
「離れてくれない?…」
「2人でデート行ってくれるなら、離れます。赤葦くんのことも諦めます。」
(断ると面倒だし、女子にベタベタされると嫌だし。やめてもらうには、いくしかないか…聖臣も怒るし)この間の時間0.5秒
「わかった…」
「ほんと?!やった!○○駅に2時ね!」
はぁ…俺と聖臣はモテるらしい。バレンタインなんかは、2人して紙袋を何個も持って帰ってくる。そして、俺達の中でルールがある。1、女にはなるべく関わらない。2、お互い隠し事なし(例外アリ)などなど…。そこまで多くない。それにこのルールはお互いに納得して決めたもの。だから別に嫌でもなんでもない。でも、今そのルールを破ってる。隠し事なし。女とはなるべく関わらない。まぁ、話せば多分、きっとわかってくれるはず…
そうこう考えているうちに駅前に着いた。例の女子はいた。話しかけることはあんまりしたくないから相手から気づいてもらう。めんどいな…、我慢。我慢だ。赤葦京治。
「あっ、赤葦くん!!」
「やっ…」
「今日ね、遊園地行こうね!行こ!」
言われがままについて行った。手を組まれるとか、握られるとか、聖臣と付き合う前は一応大丈夫だった。だけど、今は触られるのは聖臣だけがいい。もちろん木兎さんとか、木葉さんとか、孤爪は大丈夫。もちろん、後輩も日向でも、月島でも、影山でも。だけど、女子は…。そんなことを考えているうちに着いてしまった。もちろんずっと喋っていなかった訳では無い。少しは喋った。うんとかしか言わないけど。
「最初は、ジェットコースター行こ!」
「わかった…」
「今日何時まで遊ぶの?」
こんな事言うのは失礼だとは思う。早く帰りたいみたいだから。それでも、帰りたかった。聖臣がいる家へ。
「なんで?」
「いやっ、母さんにご飯いるか言われてて、あと今日の計画どんなのかなって…」
「あっ、そゆこと!えとね、22時からのイルミネーション見るよ!だから、帰るのは11時くらいかな…🤔💭」
「あっ、そうなんだ…」
「最後までいてくれなかったら、諦めないから」
門限8時までだって言われたよな…無理じゃん…LINEしとくか、そう思ってスマホをポケットから取り出した。ホームボタンを押しても画面に光が灯らない。あれ?おかしい。何回押しても光が灯らない。やばい。充電してくればよかった。
「赤葦くん?次だよ」
「あっ、うん」
ジェットコースターとか、何年ぶりだろ。遊園地とか、自分から行こうと思わない。聖臣も行きたがらないし。と思いながらジェットコースターに乗る。
「ドキドキするね」
「そうだね」
「もうすぐ落ちるy…キャャャーーーーー!」
「うぉ…」
ジェットコースターより、キャーという声に少々びっくりした。あっという間に終わった。それから色んなのに乗った。名前がわからないやつとか、メリーゴーランドとか、コーヒカップとか。そうすればもうあたりもすっかり暗くなって、21時30分時が経つのは早い。ほんとそうだ。最後に観覧車に乗って、イルミネーションを見に行くらしい。観覧車…
「赤葦くん見て見て、めっちゃ綺麗だね」
「綺麗」
「赤葦くん本当にダメ?私じゃダメ?絶対に幸せにする。赤葦くんのことずっと好きでいれられる」
よくあり少女漫画のセリフをそのまま言っているみたいだ。
「ごめんね、」
そう言うと女が俺の隣に座ってきて、抱きついてきた。
「?!ごめん、離して。俺付き合ってる人いるから…」
「嫌だ。」
いやいや、離れてくれ。香水の匂いとかうつるのごめんだよ。どうすれば…
「ちょっとだけ離してもらえる?」
そう言うと離してくれた。でもすぐまたくっつく気だ。俺は、観覧車のドアを開けた。そりゃ、もちろん簡単に空くものでは無い。外から鍵がしてあるのだから。まぁ、空いたもんは空いた。だって、絶対に出れない訳では無いからね、
「赤葦くん危ないよ?!閉めてよ!!」
「下で待ってるね、あっ、ドアちゃんと閉めてね」
そう言って、飛び降りた_______________
救急車の音が聞こえた。キャーという声も。
キャーという声と大きな音。明るい光。パレードをやっていた。
「赤葦くん大丈夫?」
「大丈夫だよ、なんともない。」
2mぐらいから飛んだだけであって、そのくらいじゃ、無傷だ。救急車の音は、隣が道路だったからきこえだけ。
「イルミネーション行こ…」
びっくりしたらしい。誰も死のうなんてしないよ、聖臣がいるからね。観覧車のスタッフさんに少し注意された。まぁ、当たり前か。骨折ぐらいはしても大丈夫だったけど、何事もなくてよかった。
「見て見て!!綺麗だよ!!お城!!」
「そうだね」
この莫大なイルミネーションを作るのにどんくらいかかったんだろ、綺麗だった。端から端までイルミネーションを見た。ドラゴンやら、フルーツやら、動物やら、たくさんのイルミネーションがあった。やっとイルミネーションが終わった。
「バイバイ、赤葦くん恋人さんのこと幸せにしてあげてね、別れたら言って、いつでも彼女なるから」
「別れないよ、一生。ごめんね。いい人見つけてね」
そう言って、女の子とはわかれた。ここから家まで1時間くらい、ははっ、もう門限すぎてるから何時でも同じか
(中略)
「ただいま…」
只今の時刻11時30分。出来れば、聖臣には、寝てて欲しい。恐る恐るリビングのドアを開けた。そこには_______________
誰もいなかった。もう、寝たっぽい。
「良かった…」
「何が?」
後ろから低くてどこか冷たくて、どこか優しい声がした。でも、いつもより声が低かった。
「えと…あのですね…」
「なんか言うことない?」
「ただいま…帰りました…」
「他にあるでしょ」
「今何時だと思う?門限何時っつった?おれ」
「今は、11時33分。門限は、8時でした。…」
「んで、スマホは?」
「充電様がお亡くなりに…」
「誰とどこ何処でなにしてた?」
「…」
話すしかない。
中略
「ふーん、浮気したってことね」
「?!違うっ…ベタベタされるのが嫌だったから…もうやめてもらうためにっ」
「京治が浮気したから、俺も浮気してもいい?」
「?!嫌だ…」
「なんで?京治はしたのに何で俺は、ダメなの?」
「っ…」
「別れる?」
「?!やだっ、それだけはやだっ」
「なら言うことあるよね」
「ごめんなさい…」
「あと、京治何でもしてくれるって言ったよね?」
「うん…」
げっ、忘れてた。嫌な予感しかしない。
「俺の言うこと聞いて。」
「…っわかった。」
「まず、梟谷のユニホームとジャージ着て」
「ん…」
ユニホームに着替えるのは、秒になっちゃったんだよね。一応強豪校だけあって、練習は、ほぼ毎日。そんな感じを2年間やってたらそうなるのよ。あっという間に着替え終わった。リビングに戻ると聖臣はいなかった。寝室か…寝室に行ってみると、いた。
「こっち来て。」
聖臣の言う通りにして、ベットの上に乗った。
「あっ、下は履かなくていいよ。脱いで」
「えっ?あの、それは…」
「早く、俺の言うこと聞くんでしょ、それとも別れる?」
「やだ…」
脱いだ。ユニホームを引っ張って下が見えないようにしてた。
「何今更恥ずかしがってんの?まぁ、いいや、俺さぁ犬派なんだ、京治もだけどさ、でも京治は黒猫だと思うんだよね、動くなよ」
そう言ってきた。は?こいつなんのこと言ってんの?俺、バリバリ犬派だし、なるなら黒猫より犬がいいし、頭大丈夫か?と思ったが、言えば逆効果だ。聖臣は俺の頭になにかつけてきた。
「聖臣何してるの?」
「猫耳つけてる。」
「猫耳?!ちょ、外して、」
「俺の言うこと聞く約束でしょ。いいね、可愛いよ♡」
「〜っ!」
「あとは…尻尾か…」
「は?お前頭大丈夫か?テープでくっつけんの?やめろよ、それは」
「そんなことしないし」
「ガムテープもやめろよ」
「わかってる、わかってる、入るかな…」
聖臣がそう言うと、アナルに物体が入ってきた。
「?!んんッ…//」
「きよっお、み、…ヤッ…ぬいてっ…」
「大丈夫、大丈夫、俺のに比べたらほっそいから、」
球みたいなのが並んでいる物体を突っ込んできた。最後の方には尻尾のような毛が着いていた。
「んっ、あぁっ!!、ふっ…」
「入ったよ、ほら尻尾生えてる。可愛い♡京治立って、早く」
「あっんん…ハァハァ…」
「京治、早くして」
「むり…っあぁ…」
「躾がなってないなぁ…しょうがないな…」
そう言って聖臣が俺の首を触ってきた。小さい喘ぎ声がでた。首に首輪をつけてきた。普通の布みたいなのでできてるのではなく、金属のような冷たいものだった。
「京治知ってる?このボタン押すとね…」
聖臣がボタンを押した瞬間、身体中に電流がはしった。一瞬で意識が飛びそうだった。いやっ、半分トんだかもしてない。
「?!うっ…ぁぁぁああ!」
「京治、おーい、早いよ、トぶなよ、」
「あっ…うぅ…ぁぁ…」
聖臣が俺の顔お見て笑ってる。「ははっ、情けない顔♡」見られたくないっ、見ないでっ、そう思っても体が自由に動かない。意識がうっすらと戻ってきた。 ベットへ横たわっていたはずだったけど、ベットに座る聖臣の足に寄りかかるように、床に座っていた。
「ん…」
「京治やっと起きた。はじめてだから許してあげる。次は許さないよ」
「ごめんっ…」
「京治。俺の前に座って、お座り。」
「ん…?!っ…あっ、」
「どうしたの?京治♡?」
動いた瞬間床に足が擦れた、その瞬間体が敏感に感じた。気づけば身体中が熱かった。心臓がバクバク早く動いてるのが耳に聞こえるぐらい早く動いていた。
「ほら、早く」
「んっ…はっ」
大丈夫、大丈夫これくらい…聖臣にバレないようにしないと…我慢、耐えろ、耐えてくれ俺
「京治いい子♡」
「んっ…んぁ…」
「やっぱり黒猫がいいよ、ユニ脱いで、俺のユニ着て」
聖臣のユニを渡された。声を出すのも一苦労のため、コクリッと首を縦に動かした。服を脱ぐのも一苦労だ。服が身体に擦れる度俺よ体に快楽が響く。男ながらも喘ぎ声が聖臣と俺しかいない静かな部屋に響く。聴きたくもないがきこえる。目線を少し上にずらすと、満足そうに見つめる聖臣の姿があった。
「いいね、似合ってる。」
「きよっ…お、みっ…熱いよ…んんッ…たすけてっ…」
「うん。いいよ。でも、京治が頑張ったらだけどね」
「んへ?」
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誰が想像出来るのだろう。普段何事も顔にも態度にも出さないこいつが、今涙を流して、唾液がたれてぐちゃぐちゃになっている顔を。佐久早はこの顔が好きだった。自分しか知らない顔。
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「京治、フィラしてよ」
コメント
7件
最高です
なんか、似たようなものを別作者の方で見たのですが………… 別垢とかではないですよね……? パクリでしょうか…
をの部分をおにしてたりしてますよ!気おつけてください!