この作品はいかがでしたか?
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ベッド…?というものから降りてみると
ヒラヒラと紙が落ちてきた
「 貴 方 に 最 後 の チ ャ ン ス を 与 え ま す 」
── 貴方が恋する人間と、愛し合いなさい…─
貴方の名前は麻姫 胡亜
所属校 羅古捨実業高校
制服はクローゼットを見てください
紙に書いてあるとおり、クローゼット…?という物を開け
制服を着用した
部屋を出てみれば机の上に豹馬君が遅刻したときに歩き食べている
パンがあった
其れを美味しそうに食べている姿は可愛かったな…
初めて食べる人間のご飯を食べ、すごく美味しかった
ちーずとはむという食べ物が合っていて
より…美味しかった
人間に、なれて良かった…なんて呟いていた
脱衣所に行き、鏡を見る
猫の時そのまんまみたいだった
黒く長い髪
目は蒼と黄のオッドアイ
……オッドアイって、人間からしたら気持ち悪いかな…
隠したほうがいいかな…
どうすればいいかも、分からず黄色目を前髪で隠した
慣れてもない手付きで髪を結んで見た、だけどうまく行ったような気がした
………豹馬君がいる…学校…行こ、、
ローファーを履き、ガチャと扉を開ける
鍵を掛け、階段を降り
何時もの風景を見つめた
……ここ、何時も通るあの公園だ、
「……まってて…ね、豹馬君……必ず会いに行くよ…」
…初めて自身の声を聞いた
なんだか、泣きそうな声だった
−−−−−−−−−−−−−−−−−
「えーー、今日は転校生が来ている、入って来てくれ」
ガラガラと教室の引き戸を開け、教卓の前へと立つ
黒板に名前を書く、初めて字を書いた…でも初めてなりには上手いかなと思った
黒板には
[ 麻姫 胡亜 ]
と書かれていた
胡「…は、初め…まして、あ…さき……く、るあで…しゅ」
初めて人間の言葉を発し、緊張して声が出なかった挙げ句
言葉を噛んでしまった事に、恥ずかしみを感じた
でも、クラスの人達は
笑ってかわい~なんて言ってくれたけど、でも…
……豹馬君に…言われた大好きと、かわいいが一番だ、
胡「…好き、な事は……好き、な人と…一緒に、戯れ…合う事です、」
「何それ~カワイ~!!」
「好きな人ってもう付き合ってるの~?」
胡「……い、ぃえ……でも、付き合えたらな…なんて、おもっ、てます」
…自己紹介タイムも終わった、
少し視線を違う方に向けると、あの人を見つけた
大好きな人…、離れてしまった人…やっと会えた…
でも、彼はどこか浮かない顔をしていた
「えー…麻姫は千切の隣な~」
胡「ハ…はいっ…」
豹「……」
やっぱり…何処か浮かない顔
何処か悲しそうな、顔
何時もと違う顔
でも…勇気を出して声をかけてみた
胡「……ょ、ろしく…ね…?」
豹「……」
豹馬君は気が付いたのか此方に目線を向けた
さっきの顔とは違って、驚いた顔
豹「…ク…ㇽ……?」
彼は、、私の肩を掴んだ
どうでしたか!
久しぶりでしたね、こっちの投稿
これからも頑張るです!
またね!
コメント
10件
いやぁ…最高じゃ無いですかぁ! 最近全然テラー見てなかったよー!😭ごめんねッッ
え、あの…この神なお話はなんですか(˙˙*)?
フォロー失礼します!めっちゃ好きです、、