テラーノベル
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コメント
3件
がー!Twitterで出てた、神々の合作の物じゃないですか!テラノベでも見れるって最高でs)バタッ😇
森のはずれに、背の高いおおかみがいました。
おおかみのjpは、いつもにこにこしています。
ある日、jpは森の中で、うさぎを見つけました。
うさぎのttは、ふわふわのしっぽを揺らしながら、木の実を拾っています。
「ねえ」
呼ばれて、ttはくるりと振り返りました。
「……なんや、おおかみ」
「木の実、拾ってるの?」
「そうやけど」
ttは拾った木の実をひとつ、jpの手のひらにぽんと乗せました。
「これ、あげる」
「いいの?」
「うん」
「ありがとう!」
jpは、宝物をもらったみたいに笑いました。
それをttは、不思議そうに見つめています。
「だって、きみがくれたから」
「……変なおおかみ」
ttはそう言って、ふいっと顔をそらします。
けれど、しっぽだけはふわふわと揺れていました。
jpがそのしっぽを見ていると、ttがいたずらっぽく笑いました。
「なあ、おおかみ」
「なに?」
「おれのこと、捕まえてみる?」
「いいの?」
「捕まえられたらな」
ttはそう言うと、ぴょんと跳ねて走り出しました。
jpは慌てて追いかけます。
ttはすばしっこいうさぎです。
「待って!」
右へ走ったと思えば、木の陰へ。
「こっちやで!」
jpが追いつこうとすると、今度は左から顔を出します。
「うさぎさん!待って!」
「こっちこっち!」
ttは楽しそうに笑いました。
jpも負けじと追いかけます。
森をぐるぐる。
小川をぴょん。
大きな木の根っこをひょい。
けれど、なかなか捕まりません。
「きみ、速いなあ」
「当たり前やろ」
jpを見上げて、ttは得意げに胸を張ります。
「おおかみやのに、うさぎ一匹も捕まえられへんの?」
「じゃあ、もう一回!」
「ええで。何回でも逃げたる」
ttが逃げて。
jpが追いかけて。
ttが隠れて。
jpが探して。
それから二人は、毎日一緒に遊ぶようになりました。
「jp、あれ取って」
「うん!」
「あっち行こ」
「いいよ!」
「じゃあ、明日も遊びに来て」
「もちろん!」
jpは、ttに頼まれるたびに嬉しそうに笑います。
ttはそんなjpを見て、いつも思っていました。
──ほんま、素直なおおかみやなあ。からかうの、おもろいなあ。
ある日の追いかけっこで、ttはいつもより少し遠くまで走りました。
「jp、こっち!」
「待って、tt!」
「ほら、捕まえてみろ!」
振り返って笑った、そのときでした。
ぎゅっ。
「……え?」
ttの身体が、jpの腕の中にすっぽり収まりました。
「tt!捕まえた!」
jpは嬉しそうに笑っています。
ttはびっくりして何も言えませんでした。
「tt?」
「……なに」
「顔、赤いよ?」
「うるさい」
「どうしたの?」
「走ったからやろ」
ttはjpの胸を押しました。
けれど、腕から飛び出そうとはしません。
むしろ、離れたくありませんでした。
今まで追いかけていたのは、jp。
振り回していたのは、tt。
でもいつの間にか、jpの声を聞くのが楽しみになっていました。
jpが笑うと嬉しくなって。
会えない日は、少しだけつまらなくて。
気づけば振り回されていたのは、ttのほうでした。
「ねえ、tt」
「……なんや」
「俺、ttのこと好き」
いつもにこにこしているjpが、真剣な顔で言いました。
ttはしばらく黙ってから、jpの服をきゅっとつかみました。
「……じゃあ、」
「ん?」
「明日も、こうして」
jpは、ぱっと笑いました。
「うん!」
jpは嬉しそうにttを抱きしめます。
「tt、大好き。ttは?」
「…………大好き」
すると、jpはにっこり。
「じゃあ、もう逃げなくていいね」
ttは真っ赤になって、ふわふわのしっぽもへにゃりと力が抜けました。
すばしっこかったうさぎは、もうすっかり、とろとろになりました。
おしまい
文 金星
絵 n.
n.🪽
918
お嬢
5
7,499
#tt愛され
きらくる
40,253