第3話 遭遇
警察「ご協力感謝いたします。この男は300万円ですので警察署の方までお伺いしてもらえればお渡しできます。」
そう言ってあの男と警察はパトカーに乗って帰った。
俺「ところで魔法ってなんでもありなのか?なら雷基も溶岩出せるのか?」
雷基「実際なんでもありだ。ただしそれは専用魔法だけだ。」
俺「専用魔法ってなんなんだ?」
雷基「全部一気に説明するから黙ってろ。」
俺「…」
雷基「とりあえず専用魔法から話す。専用魔法とは、魔法使いに1人ずつ渡される魔法だ。そしてそれは絶対に被らない。けど専用魔法を使えない魔法使いはたくさんいるんだ。」
俺「なんでなんだ?」
雷基「それは気づかないからだ。基本探偵や犯罪者以外は魔法を使う必要がない。だって使わなくたって生きてけるからね。そして次に基礎魔法について教えよう。基礎魔法は四種に分かれていて雷魔法、水魔法、炎魔法、魔力依存型魔法。雷や水、炎は基礎中の基礎だから探偵魔法使いだったら誰でもできる。けど魔力依存型魔法は自分の魔力をどうにかして引き出してそれを形にする。その形を広げるとバリアになる。そしてそれを壊すために魔力を腕に纏わせて殴るそうすることによってバリアを壊せる。魔力依存型魔法は強力ではあるが使いにくいから、ほとんど見かけない。魔法っちゃこんなんもだ。わかったか?迅」
俺「(なげぇー)わかった。」
雷基「それならいい。とりあえずここにお見舞いのメロン置いて帰るね。じゃ」
俺「うん」
限「あの人の話しいつも長いですよね。」
俺「ああそうだな。」
ジリリリ ジリリリ
携帯のアラームが鳴った。もう8時定時だ。
俺「お疲れ様でしたー」
限「お疲れ様でした」
今日はとても疲れた。あ、そういえば今日からアパートに住むんだった。いつものホテルに行く道通ってた。少し遠回りしてしまった。
?「ハロー探偵」
俺「だれです?マスコミですか?」
そいつは、黒い龍のお面みたいなのを付けていてこっちに喋りかけてきた。普通に怖い。
?「忘れたのかい?とても接戦だったじゃないか?迅」
接戦?もしかして記憶喪失前の倒し損ねた犯罪者?武器とか持ってないんだけど…
?「今日は挨拶しにきただけだから安心しろ。じゃーね。」
機械か分からないが男性の声なんか不気味。
俺「あなた誰ですか。」
そいつは黒い影に呑まれて消えていった。なんだったんだろう。とてつもなくあたまが痛い。早く帰ろう。
読んでいただきありがとうございます。体育会などがあり少し間が空いてしまいました。すいませんでした。6月はテストなどあり忙しいため終わり次第次回を書こうと思います。
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