テラーノベル
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これでやるの初めてだからおかしくても許して🙇
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パクリ✖︎ 自×有り 地雷さん👋 prさんエセ関西弁
夜の学校は地上よりも少しだけ宇宙に近い。
君が最後に立っていた場所には、使い古されたローファーが揃えて置かれていた。
p「ねえ、この世界はさ、少しだけ光が強すぎると思わない?」
図書室の隅でそう溢した君の横顔を思い出す。
教室を飛び交う棘のある笑い声や、誰かが教科書に書
き込んだ無機質な悪意。それらから逃れるように、君はいつも天体図のページをなぞっていた。
p「あっちに行けば、きっと誰にも邪魔されない、静かな特等席があるよ」
そう笑ったあの日、君が「先に行くね」って手を振ったとき、僕はそれがただの夜散歩誘だと思い込んでいたんだ。でも、君が残したノートの最後のページには、震える鉛筆の跡でこう書かれていた。
『一番高い場所で待っとる。迎えに来てくれるまで、俺はそこでお星様になってるな』
あの日、君はふわりと浮かび上がったんだろう。重たいカバンも、俺たちが抱えていたやりきれない毎日も、全部その場に置いて。
それから俺が見上げる夜空は、以前よりもずっと騒がしくなった。
どの光が君なのか、俺にはすぐにわかった。一番端っこで、でも一番優しく瞬いている、あの青白い光。
a「待たせてごめん。今、隣に行くから」
フェンスを乗り越えるとき、冷たい風が俺の頬をなでた。
「危ないよ」なんて君が止める声は聞こえない。代わりに、「おいで」という懐かしいささやきが耳元をかすめた気がした。
a「……やっと、自由になれるね」
一歩、踏み出す。
不思議と怖くはなかった。ただ、身体が信じられないくらい軽くなっていくのを感じる。
視界が真っ白に染まり、やがて深い紺色に溶けていった。下にあったはずの街の灯りは、もう遠い昔の記憶のように霞んで消える。
p「……遅い」
隣から、鈴の鳴るような声が聞こえた。
振り向くと、そこにはあの頃のままの、少しだけ悪戯っぽく笑う君がいた。
a「ごめん。ちょっと道に迷っちゃって」
p「ええよ。じゃあ、行こうか。誰も知らない、ずっと遠いところまで」
僕の手を、君の冷たくて温かい手が包み込む。
a「あのさ、あっちに行ったら何をしようか」
「そうやな。まずは、二人で一番綺麗な星座を探そうよ」
僕たちはゆっくりと並んで、暗闇の奥へと滑り出していった。
遠くで誰かが僕たちの名前を呼んでいるような気がしたけれど、もうその声はここまで届かない。
今夜、空に新しく並んだ二つの星が見えたら。
それが、僕と君がようやく見つけた、誰にも邪魔されない特等席だ。
コメント
1件
これ、 めっちゃいい奴だ(? すっごい好きなやつっ!