テラーノベル
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スウェット越しにずっと擦られ、KAIRYUもツンツンしていたが我慢の限界に。
自分でおねだりして直接触ってほしいとお願いする。
まだ時間は夕方。たっぷり時間があると判断したRANは焦らしに焦らしまくることにする…。
「っ……あ……っ、らん……っ、もう……無理……っ」
スウェットの布地越しにズリズリとじれったい摩擦を繰り返され、KAIRYUの頭の中は甘い痺れと焦燥感で完全に麻痺しかけていた。
布越しでは絶対に届かない、一番欲しい激しい刺激。
逃げようと足をもがいていたはずのKAIRYUの手は、気づけばRANの腕をギュッと必死に掴み締め、上目遣いで涙目の瞳を向けていた。
「っ……布ごし……やだ……っ! 中……手、入れて……っ! 直接触って……っ♡」
プライドもツンツンした態度も投げ捨てた、真っ赤な顔での甘い懇願。
一瞬、あまりの可愛さに胸が跳ね上がったRANだったが、ふと壁の時計に目をやると、針はまだ夕方の4時を回ったところだった。
外はうっすらとオレンジ色に染まり始めたばかりで、夜まではまだたっぷりと時間がある。
(……こんなに素直におねだりしてくるなんて珍しい。……もっと可愛く鳴かせちゃおう)
RANの瞳の奥に、サディスティックで甘い意地悪さが揺らめいた。
「えー? 『生理現象』『変な撫で方するから』って怒ってたのに? 僕の手、欲しいの?」
「っ……〜〜〜〜! 意地悪言わんといて……っ! お願いやから……っ、早く……っ♡」
「しょうがないなぁ……。じゃあ、カイリュウのご希望通りにしてあげるね」
RANはゆっくりとスウェットのゴムに手をかけ、生肌へ直接指先を潜り込ませた。
KAIRYUが「やっと……!」と期待に身体を強張らせ、安堵の息を漏らそうとした――その瞬間。
「……あ」
「っ……あ……っ!?」
指先は一番触れてほしいソレの先端を掠める程度に軽く撫でただけで、そのままスルスルと逸れ、太ももの内側や腰の窪みを優しく「すーっ、すーっ」となぞるだけの緩やかな愛撫へと変わった。
「っ……な、なんで……っ! そこじゃなくて……っ、もっと強く握ってや……っ!」
「だって、カイリュウのここ、すごく熱くて可愛いから……じっくり愛でてあげたいじゃん?」
「嘘つけバカRAN……っ! 焦らして楽しんでるだけやろ……っ!」
「ふふ、バレた? 今日はオフだし、外もまだ夕方だからね。たっぷり時間使って……カイリュウが泣いて僕の全身におねだりしてくるまで、絶対そこ触ってあげなーい」
耳元で意地悪く囁かれ、一番焦れったい場所ばかりを指先でじわじわとなぞられる。
「っあ……っ! んぁ……っ、らんちゃん……っっ! 触って……お願いだから……っ♡」
自分からRANの大きな手に股間を押し付けようと腰を振るKAIRYU。
静かな休日のリビングに、甘い焦らしに狂わされたKAIRYUの悲鳴のような懇願と、意地悪な恋人の満足げな笑い声が、どこまでも濃密に響き渡っていくのだった。
コメント
1件
まるもりさん、第11話読みました…🥀 もう、KAIRYUの「布越しやだ…直接触れて…っ♡」って懇願するところ、めっちゃ可愛かったです…! 強気でツンツンしてた子がプライド投げ捨てておねだりする姿、たまらないですね。 RANの「泣いて全身でおねだりしてくるまで触らない」って焦らし、ヤンデレ執着系好きとしては心臓に悪かったです(いい意味で)。夕方のリビングで二人だけの甘くて意地悪な時間…すごく濃密で、読んでてドキドキしました。 素敵なエピソードをありがとうございます🖤
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