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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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制服の採寸をしに父さんが仙台まで車を出してくれた。




「 父さんさ、ほんとに宮城に居て大丈夫なの…? 」




「 大丈夫だよ、基本リモートだし。試合の時は東京行くかもだけど… 」




そんな会話をしながら20分。仙台のデパートに着いた。




「 ここの7階か… 」




7階まで行くと制服の採寸会場があった。




「 えっと…身長っていくつくらいか分かる? 」




採寸のおばちゃんが俺に聞く。




「 えっと… 」




俺のコンプレックスその一。




小さい。




で、でも翔陽もそうだったらしいし…




「 え、えっと…160です。 」




「 はぁーい。じゃあ採寸していくねー 」




学ランなんて初めて着る。




最初に着たやつは袖が長くてなんか悲しい感じになった。




そうやって学ランとベストとシャツの採寸をした。




そして俺と父さんは重い制服を持って駐車場まで戻った。




「 いやぁ桜芽結構学ラン似合うなぁ 」




「 ほんと?やったね。あとで家で着ていい? 」




「 どうせ日向に送るんだろ?汚さないようにな 」




「 はーい 」




次の日曜日も学校で説明会と物販販売があった。




説明会は正直だるかったけど部活紹介はちゃんと聞いた。




「 烏野高校排球部 」




その言葉に俺の心は燃えた。




そして物販販売もだるかった。




兎に角増えていく荷物。早く車に置きたい。




教科書、上履き、体操服、体育館シューズ、その他備品も。




超重い。




そして俺はふらつきながらも車まで荷物を運びきった。




俺の住んでるところは烏野高校まで自転車でも20分だが一つ山を越えないといけない。




翔陽曰くこれが持久力のカギらしいから頑張る。




そしてニュースで翔陽の帰国の記事が浮上してきた頃。




今日は高校の始業式。




自転車のペダルを押してほんのりと暖かい風を頬に受けて烏野高校に向かった。














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