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「 ってことで、部活の開始は部によって違うので気を付けて下さーい 」




「 起立、礼。 」




「 さようならー 」




俺は一目散に教室を出てバレー部への入部届を出しに行った。





俺は心弾ませ歩いていると前を見て居なかったのか誰かにぶつかった。




「 すみませ… 」




俺は驚いた。




だって目の前に同じ年の天才セッター。




「 早瀬飛和!! 」




「 んだよ。お前… 」




そいつはビデオで見るより断然デカくて威圧感があった。




「 ……か、叶桜芽だ。 」




「 叶…お前もバレー部志望か。 」




「 あ、当ったり前だ…! 」




そいつはまぁなんとも無愛想な奴だった。




早瀬飛和。




才能あるセッターで私立にも行ってたらしい。




そして超有名だった。なんでこんな名前が広まっているのか。




それは練習試合をした中学校が言った「城の無い王様」という言葉。




自分のレベルに周りを合わせる考えしか持っていない早瀬飛和。




そんな非道なセッターだと聞いたが俺がSNSで漁った動画で同年代で一番いいトスを上げていた。




それがこいつだ。




「 …そんなチビなお前になにができんだよ 」




「 俺は小さな巨人になる、俺は飛べる! 」




「 飛ぶだけで試合が成立すると思ってるのか。 」




「 それは… 」




早瀬飛和は目を逸らして行ってしまった。










Asas laranja

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