TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
素直な君が好き。

一覧ページ

「素直な君が好き。」のメインビジュアル

素直な君が好き。

1 - いくら君に傷つけられても__。

♥

104

2024年04月27日

シェアするシェアする
報告する

※フィンパチョ注意

※パチョの女神像が色々あります(?)

『』→フィン

「」→カルパッチョ

それでもいい方はれっつごー

_____フィン視点_____

僕はあの試験後、すこし気がかりがあった。

マックス先輩のことも心配だけど、一番はカルパッチョだ

僕は痛めつけられたけど…

カルパッチョはマッシュ君に頭を割られたんだ

初めての痛みがあれって…

考えただけでも怖い

カルパッチョはどうなったんだろうか

頭の傷は?

壊れた女神像は?

わからない

僕には到底わからない

僕にはなにもできない

だって僕は弱いから

カルパッチョの言うとおり、僕は”雑魚”だ

結局なにもできない

『…なんで僕はこんなに情けないんだろう…』

僕は分からなかったから、そのままベッドに入って眠りについた。

__________

_____フィン視点_____

[…ローヤンの頭の傷痕になってんだって、俺この前寮生から聞いたんだよ。]

{うっそぉ!女神像は?}

[それは知らないけど、頭の傷は痕になってるらしい。]

僕はそれを聞いてなぜか胸がざわついた

カルパッチョは大分大変な状況らしい

…決めた。

『マッシュくん、僕すこし戻れないかもしれない。』

﹛ん、分かったよフィン君、消灯時間までには戻ってきてね。﹜

うん、そう言って302号室を出る。

カルパッチョの部屋は寮生の隣。

分かりやすいな、きっと今も研究をしているのだろう

ついでに寝かしつけて戻ろう

少し、楽しみだ。

_____カルパッチョ視点_____

頭の傷は痕になった。

きっと治るだろうけど、あのキノコ頭…

…でも仕方ないのかな、僕がやっちゃったし…

…女神像は壊れた

今はオートで修復されてるけど、僕も一応手伝っている

だから後すこしで直りそうだ

女神像が直ったら、フィンにも謝りにいこう

先輩にはもう謝っといた、けどフィンには謝ってない

…一応キノコ頭にも謝っとくか

二人ともに酷いことしちゃったし…

…とりあえず、女神像を早く直そう

最近寝てないけど、多分大丈夫だし

女神像の修復と謝罪が終わったら寝よう。

コンコンッ

『カルパッチョ君、居る?』

「…居るけど」

『入っても、いい?…』

「…別にいいよ、入っても」

『…ありがとう』

ガチャ

『カルパッチョ、傷大丈夫…?』

『っ!カルパッチョ!…顔どうしたの!?クマが酷いよ…』

…そうか、僕の顔はクマが酷いのか…

『ねぇ、お願い…寝てよ…』

まだだ、まだ女神像が修復できてない

それに謝罪もまだだ

「…悪いけど、まだ寝れない」

『!…どうして…?』

まずい、フィンが泣きそうだ

寝た方がいいのか?でもまだ…

『…っ…カルパッチョ…っ!』

やばい、ほんとにフィンが泣きそう

「…わかった、寝るから泣き止め…」

『ん、…ぅん、…よかった、カルパッチョ…ベッド行こう?』

「…うん」

…従おう、だってフィンは僕より”強い”んだから

_____フィン視点_____

よかった、カルパッチョが寝てくれるらしい

寝てくれなきゃカルパッチョが死にそうな顔してたし…

話を聞く前に、ちゃんと寝てもらおう

カルパッチョがなにか言いたそうだったけど、なんだったのかな…

「…フィン」

『?なに?…カルパッチョ、どうしたの?』

「…試験のこと、ごめん…必要以上に傷つけた、…ごめんなさい…」

僕は固まってしまった。

カルパッチョが謝った?

こんなことあるの?

「…フィン…?」

『…あぁ!いいよ、カルパッチョ…もう気にしてない』

「そ、そう…?」

うん、もう気にしてない

大丈夫だよカルパッチョ

気にしないで、もう寝てて

僕が側に居るから。

_______

終わり!

どうでしたかね、これはフィンパチョに入るのか分からないですけど…

気に入ってくれたら幸いです!


この作品はいかがでしたか?

104

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚