ハイ!!!8話デェス!
少〜しだけ、赤橙入ります。
地雷の方はお気をつけて!
ではどぞ(`・ω・´)
莉犬がなんか違う人のように見えるのは気のせいやろか。
いつも朗らかで優しい感じやったのに、
今はすごいキリッとして、すごくカッコいい、
記憶を取り戻しにって、、どういうことやろ
俺は記憶が抜けとるんか?
なーくん達といるべき人間じゃないって、、!
今俺は莉犬におんぶされてる状態。
屋敷の玄関までは何回かきたことあるけど、
扉を開いたことはない。
いつもるぅちゃんか、なーくんに止められとったからなぁー、
『行くよ、ジェルくん、』
「う、うん、ええで。」
ガチャ
、、、見えた景色は、、
まるで宇宙にいるかのような不思議な、異空間と言えばいいのか、さっきまでの屋敷の景色とまるで違う景色。
莉犬が、迷うことなくまっすぐ歩く。
どこに向かっているのかわからないが、
俺はなにも言葉を発することなく、
莉犬に行く先を委ねた。
しばらく経つと、莉犬の足が止まった。
『ジェルくん、、必ず思い出すんだよ。』
「お、おう、、」
すると莉犬はニコッと笑って、異空間の渦の中
俺をおんぶしながら飛び込んだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「、、ウーン、、、、、ッハッ!!
り、莉犬?莉犬!?どこや!?」
真夜中で真っ暗でよく周りが見えない。
どうしよう、、莉犬がいなくなったら、、
俺どうすれば、、
『ここにいるよ、』
「莉犬!?はぁ、、どこ行ったかと思った、」
『はははw大丈夫大丈夫、今はいなくならないから。』
、、、、?
「” 今は “、、?」
『そんなことより、早く探さなきゃ‼︎』
「そ、そっか時間ないって言ってたよな!」
今はってどういうことや、、?
でも今は莉犬の言う通りにした方がええな。
『う、うん!とりあえずジェルくんの家を探さなきゃ!、』
そう言って莉犬は軽く走り出した。
それに俺もついていく。
「え!?俺の家!?そんなんあるん?!
俺ここにきたことないのに、、」
『あるんだよ、ジェルくんはこの世界に住んでたんだよ。いちご坂高校の2年D組。
そしてある男の子と付き合っていたんだ。』
「ある男の子、と俺が?付き合ってた、、?」
『うん、確か名前はさとみって言ったかな。』
「さ、さとみ? って誰や?」
『んぅーやっぱ流石に名前だけじゃななもり様の魔法はとけないかぁ〜』
「、、、、さとみ、、さとみ、、」
俺は俺と付き合っていたという男の子、さとみの名前を脳内に張り巡らせた。
だがなにも覚えていない。
『アッ!! あれだ!!あれだよ!
ジェルくんの家!」
「あれが俺の家か、、随分小さい家やな、」
『いや、この世界では大きい方じゃないかな?w
ななもり様の屋敷に比べれば本当に小さいけどねw』
「そうなんやな、、、、
でも、やっぱり俺なんも覚えてn、『ッシッ!!』
「、、、⁉︎、!」
急に莉犬が怖い顔しながら俺の口を塞いできた。
、、、、、、ん?
なんかあっちから人影が、、、
『ジェルくん、一旦ここに隠れてて。』
「わ、わかった!!」
俺は莉犬に言われた通りの場所に身を潜めた。
【じゃあ、ここで。】
「いいよ、お前の家の前まで送るよ。」
【いいの、大丈夫、今日はここで。】
「そ、そうか、気をつけて帰れよ。
じゃぁな!また明日!!!」
【うん!バイバイ!!】
タッタッタッタ、、、
莉犬視点
ピンク色の髪をした男が去っていく。
と、同時に、アカネがこちらに近づいてきた。
『、、、、』
【そこにいるのはわかってるわよ。莉犬】
『やっぱりバレてたか。』
【ふふふ、私を舐めてるのかしら。
そうね、あんたの力の半分を使って気配を消す、くらいしなきゃ私にバレないなんて到底無理な話よ!w】
『、、、クッ!!、、!』
【まぁあんたがここにいる理由はよくわからないけど、私の邪魔をするって言うなら話は別。
もし邪魔をしてきたら、消すから。】
『、、、ッ!!、、!』
【その悔しそうな顔、結構好きよ。
絵になってる。wはははっww
まぁとりあえず今日は長い間話す時間でもないから、家に入らせてもらうわよ。
じゃあねー】
、、
アカネがジェルくんの家に入っていく。
親の記憶まですり替えられるのか。
『、、、、っクハーー』
はぁー苦しかった、、。めちゃくちゃ力を使ったな。短時間でこんなに力を使ったの初めてだからな、、、、やっぱまだまだ俺も未熟だな。
人一人の気配を完全に消すのもやっとだから。
「り、莉犬、、、?」
『あぁー、ハァハァ、、ジェルく、ん、ハァハァ、、』
「大丈夫!?、!めっちゃ息あがっとるやん!
とりあえず休憩できる場所を探さなきゃ、」
そう言ってジェルくんは、俺をおんぶして
周りをキョロキョロ見回しながら、小走りで
走る、、、、
数分後、、
ジェル視点
「あ!公園や!ベンチがある!」
俺は息が過呼吸なのではと思うくらい上がってる莉犬が心配で無我夢中に走って行きついた場所は公園のベンチ。
急いで莉犬をベンチに横たわらせる。
「莉犬、、?大丈夫、、?、やっぱりちょっと
寒い?」
今は真夜中。
どんなに魔法が使えたってこんなに息が上がっていればこの寒さもたえきれないだろう。
『、、ジェルくんが、、一緒に寝てくれれば、
あったまる。』
「、、‼︎/// わかった、、////」
俺はゆっくり狭いベンチの中に横たわった。
『へへ、ジェルくんあったかぁーい。』
「ふふ、それはよかった。」
『今日はもうこのまま寝ようか。』
「うん、、そやね、、おやすみ、、莉犬」
『おやすみ、ジェルくん』
そう言った瞬間莉犬は一瞬のうちに眠ってしまっていた。
俺は、気づいていたんだ。
あの女と莉犬が喋っている時、俺に魔法をかけてくれていたことを。
あん時、めちゃくちゃカッコよかった。
俺のためにどうしてここまでしてくれるのか
少し疑問に思ったが、今はこのまま眠りにつこう。
そして俺は莉犬の少し冷え切った手を握りながら、夢の世界へと入っていった。
はい!8話終了です!
外界に降りた二人は、記憶を取り戻せるのか!
どうなるのか気になりどころですね!!
そして!前回の話で、ハート150行ったらあげ
ると言ったら、あっという間に超えていて、
びっくりしました!!
ペース的に3日に1回くらいかな、と思っていた
ので個人的にびっくり仰天!!
楽しみにしてくれている方がいて嬉しいです!
後、フォロワーさんも10人に到達しました!
ありがとうございます!!
とっても!嬉しいデス!
次は、ハート200で、出そうと思います!
続き気になるって方はぜひ、ハートを押してい
ってください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
では!
コメント
2件
今回も面白かったです!☺️ いつも応援してます!これからも頑張ってください(*^^*)