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「カナヤの事、カナハに言わないと…」ネムが頭を抱えて言う

「まぁ…たしかに?というかカナハとカナヤって仲はいいのかしら?」とスカーレットが言う

「あ〜…カナハシスコンだよ」と言うネムの目が死んでいる

「以外ね…あんなに大人びてるのにシスコン…まぁ悪いとは言わないんだけれども……」


「……は?」

「だから、カナヤが…」

「そこは聞きんした…脳が処理しきれない…」とカナハは焦っているようだ

「姉さんは、ミクさんがいないと全部食べてしまう……」とカナハは顔面蒼白だ

「は?食べる?」とネムは首を傾げる

「姉さんの中の…莫が…」とカナハが資料館から出ようとする

「カナハ?どこかに行くんすか?」ひょっこり顔を覗かせてピューレが言う

「ちょいピューレはんごめん!」そういいカナハが資料館から飛び出る

「カナハ、どこに行くんだ?」と髪が長い少女がカナハを呼び止める

「姉さんが…!」とカナハがその少女に言う

「落ち着け、カナハ‪”‬吾輩‪”‬が行く」とその少女は資料館を出る

「大丈夫かねぇ…あの人だけやとちょっと心配どすぇ……」とウロウロしていた

「カナハ…大丈夫っすよ」とピューレはカナハを落ち着けさせようとお茶を差し出す

「…まだウロウロしてたの?」ネムが眉間に皺を寄せカナハを見つめる

「邪魔、そんなところでウロウロしてる暇があったら仕事すれば」とネムが毒を吐く

「ネム、今日いつもより毒吐くわね〜」とスカーレットが遠くから見ている

「…カナヤの事なんてどうでもいい」とボソッと言ったようだがカナハには聞こえていたようだ

「……は?」と腑抜けた声カナハの口からが出た

「だってあんなに人数がいたのに連れ去られたんだよ…たかがそれだけ…死んだらそれまで…それに」とネムが続けようとする前にカナハがネムの首を持ち上げていた

「お前に何がわかるんどすぇ……?どうでもいい?死んだらそれまで?ネムはんからしたらそうでっしゃろねぇ…でも俺からしたらあの辛い時に救ってくれた…世界にたった1人の姉「だから?」首を絞められたままでもネムは声を絞り出し反抗する

「世界にたった1人の姉…?はっ笑える…綺麗事ばっかり並べて過去をベラベラ喋って辛いですアピール振りまいて…楽しいか……?これが私の年上……?死んでも嫌だわ……お前は過去を話せるほどしか持ってねぇんだわ…ほんとに辛けりゃ…話さない…話せねぇんだよ…話せる綺麗に並べた過去をもってねぇ…からなぁ……煽られてピキって人殺すの?殺したいなら殺せば…」ネムはそこまで喋るとニヤッと笑う

ネムの首がミシっと音を立てる


「妹の過ちは姉が直さねばな…」

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