こんばんは、奏佑です!
以前投稿していたvvtの借金組です!
続き書き始めるにあたって
気になるところが幾つかあったので
一度非公開にさせて頂いておりました、!
本編行きましょう!
※ 御本人様には一切関係御座いません。
微 ホラー要素 & タヒネタ表現 あり。
ー
【 nk side 】
武道館前、ワイテルズとしての
最後の撮影を終えた後。
shk「 あ”〜…、まじどうしよ… 」
そう、しゃけが突然言い放った。
br「 なになに〜、なんか悩み事? 」
shk「 …ほら、活動…一応ここで区切りがつくわけじゃん 」
sm「 まぁ…俺らは続けるけどな 」
shk「 それはそうなんだけど 」
「 その機会に今まで出来なかったことやろうと思って 」
kr「 いいじゃん 」
kn「 けどそのやりたいことの中に問題…というか、悩み所があるんでしょ? 」
shk「 うん…まぁ…、 」
kr「 なに悩んでんの? 」
きりやんがそう聞くと、
少し間を空けてしゃけが
shk「 …す、きな人に、こくはく…しようかな、って…、 」
と答えた。
kr「 まじ!? 」
br「 ちょ、え、誰、!? 」
「 僕ら知ってる?? 」
shk「 …しってる 」
sm「 誰だ…、? 」
四人が盛り上がっている中、
俺は一人不安を募らせていた。
discordを見るとやはり
ミュートになっている奴が一人。
br「 てかそれ何の問題もなくない? 」
sm「 活動続けるから、バレて炎上したらどうしようって話じゃないの? 」
br「 あ、そういうこと? 」
shk「 それもあるけど…普通にチキってるっていうか…、 」
kr「 なるほどね?笑 」
shk「 …好きになっちゃったの、男の人だからさ 」
まずい。
そう思って再び画面を見ると、
人数が五人に減っていた。
br「 まじ!? 」
kr「 衝撃…、 」
shk「 …引かないんだ? 」
br「 え、うん 」
sm「 別に、誰を好きとか個人の自由だし 」
kr「 それな〜 」
br「 なかむは知ってた? 」
sm「 …きんとき居なくね 」
kr「 ほんとだ、いつの間に落ちたんだ 」
nk「 …あー…、きんとき体調悪いから先に落ちるって 」
「 しゃけのは全然知らなかった笑 」
br「 きんさん大丈夫かな、? 」
nk「 きんときには後で声掛けとく 」
「 俺もこの後やることあるから落ちるわ 」
「 他は? 」
br「 僕もうちょっとシャークんの話聞きたい! 」
kr「 俺も 」
sm「 聞くだけ聞いとく 」
nk「 そ、笑じゃあまた来週な 」
br「 …来週なんかあったっけ、? 」
sm「 武道館のリハーサルだろ 」
kr「 うっそお前さっき話したこと覚えてないわけ? 」
br「 ちが、忘れてただけだし、?? 」
sm「 うそつけよ、笑 」
そんな会話を聞き流しながら
通話を抜けた。
抜けて一番最初にしたのは
きんときへの連絡。
nk < きんとき >
そう送るとすぐに既読が付いた。
kn < なに >
nk < さっきの話どこまで聞いてた? >
kn < しゃけの好きな人が男だって話? >
nk < やっぱ全部聞いてたか >
実は以前、きんときから
しゃけが好きなのだがどうすれば良いか
分からないという相談を受けていた。
kn < 別に…しゃけの自由って言ったらそれまでじゃん、? >
nk < まぁ…ね、? >
kn < でもちょっとだけ、整理する時間が欲しいかな >
nk < わかった >
< なんかあったらすぐ連絡しろよ >
kn < ありがとう >
先程のしゃけの話で取り乱しているのではと
心配していたのだが、
思ったより落ち着いていて安心した。
ー
kn < ごめん無理かも >
数日後、きんときから何やら不穏な
メールが届いた。
nk < どした? >
< なんかあった? >
< きんとき >
< 大丈夫か >
幾ら問いただしても既読は付かず、
当然のことではあるが返信もない。
こういう活動をしている以上
今の時間帯に寝ている可能性もあるし、
溜まっている動画の編集をしていて
見ていない可能性も捨てきれない。
少し時間を置けば返ってくるだろう、と
スマホを置いてパソコンを開いた。
nk『 …そう言えば、昨日しゃけに送ったメールも返信ないな…、 』
いつもは早いのに。
br < なかむ〜!! >
nk「 お、ぶるーく…、 」
nk < どした〜? >
br < あのねあのね、シャークんの好きな人きんさんなんだって! >
…まじか。
nk「 ふ…笑 両想いじゃん、彼奴ら 」
【 nk side 】
ある日、しゃけからメールが届いた。
shk < きんときしんだ >
nk「 ………は…、? 」
突拍子もなく送られてきたそのメールを、
俺の頭はすぐにドッキリだと処理した。
nk < なに、どういうこと? >
< 冗談で言ってんなら怒るぞ >
通知が来てトーク画面に戻ると
他の三人からもメールが届いていた。
kr < ちょっと、シャークんが変なこと言ってる >
br < しゃけがめっちゃ嫌なドッキリ仕掛けてくる〜…、 >
sm < シャークんのあれなんの冗談? >
どうやら三人にも同じ内容のメールが
送られているようだった為、
一度しゃけの家に行ってみることにした。
ー
しゃけの家に現地集合し、
玄関のインターホンを鳴らす。
nk「 しゃけ、開けて。 」
「 さっきの話なに?ちゃんと教えて。 」
shk『 …うん 』
インターホン越しに聞いた久しぶりの
しゃけの声は、何故か枯れていた。
shk ( がちゃっ「 …よう 」
kr「 声どうしたの、? 」
shk「 ちょっと…、ね。 」
kr「 …そ 」
nk「 …で、さっきのメールはなに? 」
shk「 そのまんまの意味だよ 」
「 間違ったことは一つも言ってない 」
kr「 …本気で言ってんならぶん殴るぞ 」
好きな人が死んだというのに
顔色一つ変えないしゃけに腹が立った。
友人として好きだった俺達でも
ドッキリだと処理していても心が痛むのに。
掴みかかって殴ろうとするも、
きりやんの方がひと足早かった。
br「 ちょっ、きりやん…、! 」
sm「 待っ……え…、? 」
nk ( ? 「 どうしたスマイル 」
sm「 …いや、気の所為…何でもない。 」
nk「 …スマイル。 」
俺の呼び掛けの意図を理解したのか
少しの間黙ってから口を開いた。
sm「 しゃけ、こんな背高かったか…、? 」
br「 …へ…、 」
確かに今までより微かに目線が高い。
_そう、まるで…
kr「 きんとき…、? 」
その問いかけに、彼は愉快そうに微笑んだ。
コメント
6件
えー?!!!?!?めちゃめちゃ気になる……、やっぱ不穏借金は素晴らしいだよね?? 🎤彡視点待ってますー!!!!
神だ…、 knさん視点めっちゃ気になります…、! 絶対見ますね((
ありがとうすぎる...(?) サムネみた瞬間借金ってことに叫んだよね やっぱ借金が1番だな ...やっば、knさん視点楽しみすぎる