テラーノベル
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そう、ミッションとはすなわちデート中に私がしたい事3つを必ず成し遂げようと決めているものである。
会うのが今日で最後かもしれないので悔いのない様にこのワイルドユーモアイケメンとしたい事を考えてきたのである。
ところが一番難関だと思っていた’手を繋ぐ’がすんなりクリアしてしまったのは嬉しいと同時に拍子抜けもした。
しかも駅で会ってすぐに。
そうなると残りの二つが実は難航するのかもしれないなと思うと呑気にキュンキュンフワフワなんぞしてられない。
今後どうクリアしていくかを考えながらお互いなんとなく軽めに手を握りラーメン屋さんに向かって行った。
10分くらい並んだであろうか。順番が来て店内に入り初めてなので絃さんと同じものを注文をする。 もちろん麺は少なめで。
「由布ちゃんは少食?スタイルいいもんね〜」
(いやいや、昨日女子会でモツ鍋行ってこのスープでシメ雑炊三杯食べられる〜とかギャグっぽく言ってたけど本当に三杯食べましたけど〜残念っ。)と思いながら
「そんな事もないけど、私、一度に沢山は食べられないんです〜」
私はそんなこと言いながら自分の口を触った。
口が曲がっていないか確かめたのだ。
絃さんも「そうだよね、女の子はそんなもんだよな」なんて同調してくれたけど、女子あるあるの少食アピールだろうくらいはわかっているはず。
でもモツ鍋からの三杯飯いっちゃう女子とは
流石に思ってはいないだろう。
正確にはモツ鍋からのシメ三杯飯からのクリスピークリームドーナツ、お鍋の間には日本酒だから。
他愛の無い話しをしているとラーメンがやってきた。
勿論人気ラーメンであるのだから美味しかったが より美味しく感じさせるものが私にはあった。
私のラーメンには特別スパイスすなわち、
ワイルドイケメンの調味料がプラスされているわけだから。
やっぱり誰と食べるかって大事だなと思いながら ラーメンを堪能していた。
そして無難に食べ終えラーメンと彼との食事タイムにも大満足でお店を後にした。
コメント
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うわ、めっちゃ可愛い回でしたね!「手を繋ぐ」という最大の難関がまさかの駅着いて即クリアで拍子抜け、っていう展開、読みながら思わず頬が緩みました。そしてモツ鍋シメ雑炊三杯のくだり、心の中のツッコミが最高すぎる(笑)。ラーメンに「特別なスパイス=ワイルドイケメンの調味料」って表現、恋する乙心がじんわり伝わってきて、これは確かに何倍にも美味しく感じますね。