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#へたくそだけど許して
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🦍(独身)↔🍆
御本人様とは関係しません。
あくまでもフィクションです。
ご了承下さい。
今回も🦍🍆さん、ダブル視点です。
(🍆さん視点)
「うぅーっ…重い…」
俺は今、ドズルさんと一緒にジムに来ている。日頃の運動不足がたたってか…
お腹まわりの贅肉が気になってきた。
それをドズルさんに相談したら『ジムに行って運動しましょう。せっかく会員になってるのに、行かないのは損でしょ』と言われ…今に至る。
で、今バーベルを上げてるけど…
隣の鬼コーチ(ドズルさん)が俺に合わせた?トレーニングを考えてくれたんだろうけど…、ねぇ、このメニュー…ハードじゃない?
「ぼんさん、あと3回上げましょう」
「ムリムリムリ!もう無理だって!」
「いけますよ!ほら、あと2回!」
うぅ…鬼だ!ホント無理だって!
俺は貴方と違って、日頃トレーニングを全然やってないんだから…お願いだから…勘弁してよぉぉー!
と心の中でぼやきながら渋々上げた。
「はい、良くできました。じゃあ次は…」
「待って!ドズさん、少し休ませて…」
「もう…しょうがないですね…じゃあ、あのベンチで休んでおきますか?」
「…うん…休む…」
「僕はその間に、もう少しバーベル上げてトレーニングしときますね」
俺は腕を擦りながら、傍らにあるベンチで腰掛けて休憩した。
「…ふぅー……キッツ…」
こんなにキツイなら来なきゃ良かった…
と後悔しながらドズルさんを眺める。
「ふっ!はっ!」
トレーナーさんが横について、重さを増したバーベルを軽々と上げるドズルさん…
『よくできるよなぁ…』
って呆気にとられていた。
まぁ日頃からトレーニングしてるのもあるんだろうけど…マジでスゴいわ…。
ついで、真剣にトレーニングしてるドズルさんも、またカッコ良すぎて…
その腕に抱かれてると思うと… ヤバい!身体が疼いて…火照ってしまう…
赤面しながらドズルさんを見惚れていると、女性のトレーナーさんが俺に近づいて来て声を掛ける。
「大丈夫ですか?」
「あ…はい。ちょっと休憩してから、またやろうかなって思って…。あっ…僕、見た目によらず体力全然無いんでww」
「そうなんですかw…じゃあそんな方でも楽しみながらトレーニングできる方法があるんで…、やってみませんか?私、横についてサポートしますよ」
と親切に対応してくれた。
俺はドズルさんが未だバーベルを上げているのを確認し、まだ続けてやるんだろうなぁと感じた俺は…
「いいんですか?お願いします!」
と伝えると、女性トレーナーの方は笑顔で『ハイ!じゃあ…コレしましょうか?』とレッグプレスを勧めてきた。
「これは足で台を押し込んで、太ももやお尻を鍛えるマシンです。スクワットよりも腰への負担が少なく、安全にトレーニングできますし、重さも少し軽めに設定しますから、無理なくできますよ」
「分かりました。お願いします」
「ハイ!じゃあ座って下さい。軽めにしますね」
俺はマシンに座って足を置き、彼女が設定してくれた重さで台を押し上げる…
「あ!これなら続けてできそうです」
「良かった!じゃあ続けて押し上げていきましょう。あ、無理せず…ゆっくりでイイですからね…」
「あ、ハイ」
俺が十数回やっていたら…
「イイですよ〜!上手ですね」
と褒めてくれて、少し調子にのってきた俺。
「こんな感じでイイんですか?」
「ハイ!大丈夫ですよぉ。とてもイイ感じです」
「ありがとうございます」
「じゃあ、あと2セットしましょう。その次は、アブドミナルクランチをしてみましょうか?今度は体を前に丸める動作で、お腹を鍛えるマシンです。これも軽めの設定にしますよぉ」
「あ、ハイ!」
俺は彼女と話をしながら、勧めてくれるトレーニングを次々とこなしていった…。
(🦍さん視点)
ぼんさんが戦線離脱した後、バーベルやショルダープレスなど…いつものトレーニングを数セットこなした。
ふとベンチの方に目をやると…そこにはぼんさんの姿はなかった。
あれ…?ぼんさんは何処だ?
辺りを見回すと…女性と話をしながら、笑顔でクロストレーナーというマシンでトレーニングをしていた。
ん?誰だ?…あぁ…確かあの女性は、 このジムのトレーナーの1人だったな…
あの人…えらいボディタッチが多くないか?あ…またぼんさんに触れた…
2人を遠巻きに見ていたら、時折一緒に笑いながら楽しくトレーニングをしている姿に…俺の心の奥底に潜む黒い感情が沸々と湧き始めた。
これ以上見てると…俺は『嫉妬』という渦がうまれる危機感を感じ、笑顔という仮面を着けてぼんさんの側へ行く。
そして…様子を伺うフリをして貴方に近づく者への排除に向かう…。
「ぼんさん…調子はどうですか?」
「んー…彼女のおかげで、何とか頑張ってやれてるって感じだよ」
「ぼんじゅうるさん、スゴいですよ」
「イヤイヤ…コーチングが上手い上に、褒め上手だから続けられますよ」
「あははっ……お上手ですね。ぼんじゅうるさんったら… 」
と言いながら、彼女はぼんさんの肩に何度も触れる。
『…そのボディタッチ…今…いるか?』
『おい…これ以上…触るな!』
その瞬間…俺の中で『ブチッ』と何かが弾けた。
「ふふっ…いや、マジで助かります」
ぼんさんは、まんざらではない様子で笑顔を溢す。
『…やめてくれ…』
確かにぼんさんは、元役者という事もあり…顔も整っているから、女性からモテるし…その上、初対面の人ともすぐに打ち解けて、仲良くなる特性も兼ね備えている…。
そんな事は十分に分かってる…
分かっていても…目の前にいる2人の光景を見ている内に、胸の奥底から黒い渦が次第に広がり…不快感が増す。
『…やめろ…離れろ…』
彼女が貴方の名を呼ぶ度に、喉の奥が焼けるように熱くなりながらも、汚い言葉が溢れ出さない様に…冷静なフリして感情を圧し殺す。
「…うちの連れが、ご迷惑をかけたんじゃないですか?スミマセン…お世話になりました。後は僕が対応しますので、大丈夫ですよ」
と丁寧に彼女の行動制限を促す。
「分かりました。手伝いが必要な時は遠慮なく言って下さいね。ぼんじゅうるさん、頑張って!」
「はーぃ♪ありがとうございまーす」
彼女はぼんさんの返事の後、俺に対して笑顔で1礼し…ぼんさんに対しては、応援という意味を込めて胸の前で小さくガッツポーズを見せた。
それを見たぼんさんは笑顔でコクリと頷き、軽く手を振った。
そして…彼女は俺達の前から立ち去った…。
『…イライラする…』
これまでのやり取りを見ていて、苛立ちが止まらなかった。この『嫉妬』という黒い感情を何処にぶつければいいのか…考えていると…
「……さん……ズ…さ……ドズ…さん…」
ぼんさんから呼ばれていることに、すぐに気づけなかった。
「…え?……あぁ…何ですか?」
「ねぇ…どうしたの?」
ぼんさんが心配そうに俺を見る。
「…いや…あ…僕、ロッカーにタオルを忘れたので取りに行ってきますね…」
『嫉妬』で狂った俺の顔を見られたくない一心で、その場から離れた…
俺は誰もいないロッカールームに着くと…すぐ洗面台へ行き、頭から水を被って熱くなった頭を冷やした…。
『…くそ…冷静になれ…』
(🍆さん視点)
ドズルさんが深刻な顔してトレーニングルームから出て行った…
『え?何があった?』
さっきまで普通にしてたのに…
俺は気になって後を追った。
静かにロッカールームのドアを開け、彼を探すと…洗面台から水の出る音が聞こえてきた。
音のする場所へ向うと、前かがみになりながら蛇口から出る水を頭から被っているドズルさんの姿があった…。
「…ドズさん…どうしたの?気分でも悪くなった? 」
と声を掛けると…俺の声に気づいて起き上がり、蛇口の水を止めた。
しかし…俺の方には顔を向けず、水に滴った頭で、何かに耐えている様な感じが見て取れた。
「…いえ…何でもない…です…」
ドズルさんは洗面台の縁を掴んで俯きながら答える…
「でも…」
「…暫くすれば…収まりますので…大丈夫…です…」
俺の方を一向に見ないドズルさん…
まるで雨に濡れた仔犬のような惨めさを纏いながら、拒絶というよりは、合わせる顔がないといった風で、顎から滴る雫を俺は見つめていた。
何故だか…今、この人から離れてはいけない…と心に警鐘が鳴り響く…
伏せられた視線をこちらに引き戻したかった俺は、滴る雫も構わず、冷え切った頬を両手で挟み込み、無理やり俺の方を見る様に顔を向かせ…目線を合わせようとする。
「ドズさん…お願い…言って…」
貴方をじっと見つめ、祈る様に静かに呟く。
視線はすぐに逸らされてしまったが、 ドズルさんの指先が頬に添えている俺の手を、縋るように強く握りしめてきた。
「…今の…自分の顔を…貴方に見られたくない…だけです…」
震える肩を必死に抑えながら呟く貴方…
「どうして…?」
「…嫉妬に駆られた男ほど…惨めなものは…ないからですよ…」
『嫉妬』…彼が零した弱音が、俺にとっては、胸を熱くさせる言葉だった。
普段の貴方は…俺に対して年下とは思えない程…余裕を見せたり、自信を含んだ行動や言動で支えてくれるが…、今の貴方は…俺を想うあまりに余裕を無くしたその姿は、あまりに痛々しく感じながらも…俺は何物にも代え難いぐらいに愛おしく思えた…。
『なんてカワイイんだ……なんて愛らしい男なんだ…』
醜い感情に身を焼かれながら、それでも俺に嫌われるのを恐れ、頭から水を浴びながら冷静さを装うまで顔を隠すその姿に…俺の本能を甘く狂わせる。
『見られたくない』と呟いた貴方の唇を、俺は思わず自分の唇で塞いだ。
ひんやりとした水の味と、貴方の熱い動揺が混ざり合う…。頑なだった嫉妬は行き場を失い…甘い痕跡だけを残す。
「…ぼん…さん…」
ビックリした様な顔をしながら呟くドズルさん…やっと俺の目を見てくれた。
その時、ロッカールームの外から、誰かが近づく足音が聞こえてきた。
俺はドズルさんの手を引いて、隣の個室になってるシャワールームに2人して入る。
パネルドアを閉め、鍵をし、ロッカールームに入ってきた人々に怪しまれない様に、完備してあるシャワーの蛇口を捻って、温かい雨が俺達を濡らしていく…
『もう…我慢できない…』
降り注ぐ温かい雨すら、じれったく感じるぐらい欲情に駆られる…。
濡れた指先で貴方の後頭部を掴み、奪うように唇を塞いだ。
飛沫が喉を伝い、服が濡れることなど…どうでもよかった。ただ、目の前の貴方の体温や呼吸の全てを、今すぐこの手に収めたいという衝動に駆られた…。
「ぅん…ん…」
水音が、二人の荒い呼吸をかき消していく…。
ロッカールームでは物音が聞こえる中で、俺達は貪るように熱くキスをした…
ふと、顔を離すと…ドズルさんの瞳の奥に熱い色が戻ってきた…
「愛してる…」
ドズルさんを見つめながら小声で気持ちを伝えるが、シャワーの音で掻き消されて、俺の声が聞こえていないと思う…でも、自信をもって欲しいんだ。
貴方は俺に愛されているって事を…。
(🦍さん視点)
『愛してる…』
シャワーに打たれながら至近距離で俺に気持ちを伝えるぼんさん…。
シャワーの音で、貴方の声は聞こえない…けど、口の動きで分かる。
シャワーの水が、貴方の愛情を温かく降り注ぐようだ。まるで心の中に覆った黒いわだかまりを全て洗い流していくかのように…。
ぼんさんは濡れた髪を掛け上げ、口角を少し上げた微笑みに、心臓が爆発しそうに跳ねた。
俺は堪らず強く抱き締める…
『貴方を離したくない…誰にも触れたせたくない…』
俺の独占欲に気づいてか、俺の耳元で囁く…
「俺…ドズさんだけだから…」
貴方はいつも、俺の気持ちを察して、さり気なく気を配ってくれる…
俺の考えを分かった上で、予想以上の行動を起こす…
俺が辛いときは、いつも支えてくれて安心させてくれる…
…そんな貴方だから好きになったんだ…
俺の目から1筋の涙が零れたが、シャワーの飛沫に紛れて流れていく…
それを分かってか…貴方が『俺を抱いてほしい』と強く抱き締め返す…。
もう…言葉なんかいらなかった…。
俺は貴方に答える様に、深くキスをしながら濡れた服を脱がし、ぼんさんも俺の服を脱がす… そして…耳…首に愛撫をする…。
「…うぅっ…ふっ…んんっ…」
ぼんさんは外に声が漏れない様に、右手の甲で口を抑え、必死に声を殺す…
そんな健気に耐える貴方の姿を目の前にして…興奮が増す…
俺は膝をつき、勃ち上がった貴方自身を握って口に含む。
陰茎を包むように握っている手を上下に動かしながら…亀頭を前歯でカリッと軽く噛むと『あぁ…』と声を抑えながらも感じる声が水音と一緒に聞こえる。
身体がビクッと震え、ぼんさんの左手が俺の頭を触り…限界が近いことを知らせる…
俺は手の動きを速め、舌で先端の穴を刺激すると…『うぅーっ!』と声と共に、口内に濃い白い精液が放たれ…ゴクンと飲み込んだ…。
立ち上がり、ぼんさんを見つめると…頬は桃色に染まり、右手で口を抑えながら『はぁ…はぁ…』と息を整え、トロンと蕩けた瞳で俺を見つめる。
…あぁ…魅力的過ぎる…
透き通るような白い肌に唇で愛撫をしながら、貴方の蕾に指先で撫で、指を入れる…
1本…2本…3本と増やしながら内襞を広げる様に掻き回し、中を解していく…
「…うん…ふぅっ…」
十分に解れてきたところで、俺はぼんさんの左足を持ち上げ、俺自身をあてがうと…貴方の両腕が俺の首を包むように回し…お互い至近距離で見つめ合う…
『貴方の中に入りたい…』
『いいよ…きて…』
俺は貴方の中に挿入すると、『あん…』と喘ぐ唇にキスをする…
緩くピストン運動をしつつ『あぁっ…』と喘ぐ声が外に漏れない様に、唇を塞ぎながら腰を動かす。
『貴方のこんな色のある声を誰にも聞かせたくない…』
貴方の感じるポイントを突きながら、奥まで突き上げる動作を繰り返すと、纏わりつく内壁が俺を離さないと言わんばかりに締めつけてくる…
更に俺の動きを激しくさせると…
「はぁぁん…あん…んーっ…」
とシャワーの水音にかき消されながらも、隙間から発せられる貴方の甘い声を俺は必死に塞ぐ…
『もう…だめぇ…いく…いっちゃうっ…』
『えぇ…僕も限界…です』
最奥を何度も突き上げ、お互いの欲情が高鳴り、頂点に達した時…ほぼ同時に精射した。
俺は数回突いた後…貴方の中から俺自身を出すと、中から俺が放った白い液が太腿を伝って流れ出し…貴方が放った液はシャワーの水と一緒に流された…。
俺はシャワーの水を止め、ロッカールームからの気配が伺う。
物音や気配は無い…もう誰もいない事が確認できた。
「ぼんさん、スミマセン。大人げないですよね…」
俺は貴方を抱き締めながら、耳元で囁く。
「ううん、大丈夫。…こっちこそ…ゴメン。ドスさんに誤解を与える様な事をしちゃって…」
と逆に気を遣わせてしまった。
「…いえ…貴方は何も悪くないです…。僕の心の狭さが招いた事なので…」
「…でも俺…嬉しかったよ…」
「…え?」
「こんな俺をここまで想ってくれてるって…ホント嬉しいよw」
「…『こんな』なんて卑屈な事言わないで下さい。…俺にとって貴方は最高に素敵な恋人なんですから…」
「……///」
「そんな最高の恋人に触れてくる者がいると…僕の心が掻き乱されてしまいます…」
「ううん…大丈夫。俺はドズさんしか見てないから…」
「……」
「だって…バーベル上げてるドズさん…めっちゃカッコよかった。 その腕に抱かれているかと思ったら…///」
「フフッ…何度でも抱きますよ。貴方が僕から離れられない様にする為なら…」
「ふふっ…もう離れられない位、好きで堪らないんなんだけど…///」
「それは良かった。こんな僕で良かったら、これからも貴方を愛し続けますよ…それでもいいんですか?」
「…望むところよ!」
「フフッ…何で、そこケンカ腰なんですか?ww」
「ふふふっ…/// 分かんないww」
「身体が冷めて、風邪でもひいたらいけませんから…身体を洗って出ましょうか?」
「うん」
「そして…家に帰って、もう一度貴方を愛させて下さい」
「……///」
俺達は改めて身体を洗い流し、身なりを整えて、ジムを後にした…。
家に着くまで、お互い他愛もない話をしていたが…玄関に入ってドアを閉め、鍵をかけた瞬間…お互い堰き止めていた想いが溢れ出し、愛情を確かめ合うように引き寄せ、深くキスをする…。
そして…吸い寄せられるように、柔らかなベットへと導かれ、重なり合う影が月光の下で静かに揺れていった……。