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神ですか??やっぱり神ですよね?最高です続きが楽しみです!
え、おもろすぎやろ、つづきみたい、作りましょ!
黒歴史☆(((((じゃああげんなよゴミが←
「別に、助けたわけじゃねェよ。」
そう云う彼の眼は、太宰治と同じ。
どろどろに溶けた瞳。
瞳の快晴は曇り空へ。
「何してるの、中也。我々の利害は一致した。そうだろう?」
「そうだな。」
「だから、何してるのって聞いてるのだけど?」
助けを乞う様に私は中也さんを見る。
けれど、先程迄合っていたはずの瞳は遠い過去を見ていて。
合っているはずなのに合っていない瞳。
きらきらとした好青年は消え去り、固く結ばれた唇。
後悔と諦め、浮かんでは消えていってしまう大切なものを見る切なさ。
未だ私のことを捕まえる腕は、確かに其処に存在しているものの、力は入っておらず意味を成さない。
不思議に思い、太宰治を見れば、心底理解不能なものを見るような。
彼の、中也さんの持つ人間らしさに、嫉妬しているような、置いていかれた小さな少年の様な。
眩しいものを見るような、寂しさのような。
彼はきっと、最も人間の様な感情を抱いていることに気がついてなくて。
人間らしい人間に、憧れを。そして憐れみと、切望。
〚私と同じ、人間は、理解者は、誰一人として居ないのかい、、、?〛
〚君も私を置いていくのだね、中也。〛
〚君は良いな、私よりずっと、ずっと人間だ。〛
〚気づいてくれ給え、生きるなんて行為に、価値なんて、ないだろう、?〛
「中也、何をしてるんだい?」
〚やめて呉れ給えよ、中也、何でそんな事をするんだい、判らないよ、判らない、嫌だ、中也、君だけは、〛
〚君は、人間じゃ無いじゃないか、なんて。〛
救済を、望むような。
不思議な空間が流れる。
人間らしさと謂うものを溢れさせながらも人間らしさを追い求める二人。
〚中也、一周年おめでとう!〛
そうやって祝ってくれた若手会も。
〚中也!〛
仲間として見てくれた羊も。
もう、居ない。
〚太宰、手前は良いよなァ、人間なんだからよ。〛
〚慕ってくれる部下もいて、恵まれてんじゃねェかよ。〛
〚自分が人間らしいッてことにいい加減気づきやがれくそ太宰、!〛
言いたいことも素直に云えない相棒。
似た者同士。
間に入っている私は、?
〚虚無〛
いや此の空気をどうしろと?
「なァ、くそ太宰。」
「なんだい?蛞蝓。」
「あ”?」
「君ッて本当に短気だよね。」
不思議なことにこうして聞けば何時もよりも穏やかな会話。
でも、心を聞いていたから判る。元気がない。
「ねェ、いい加減喋ったらどうだい?」
「うん、何を喋れと?」
「最年少幹部殿。さっき君はそういった。」
「うん、」
「君は、「何」だい?」
〚君は、私の同類、理解者なのかい?〛
「嗚呼、俺も気になるな、」
〚手前が、どうして闇社会の、ポートマフィアの禁句を知ってるのか、な。〛
嗚呼、今度こそ。
今度こそ。聞こえた。
はっきりと。
之が、私の異能力。
〝心〟を、聞く異能力。
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異能力〘?〙
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異能力〘心鏡〙
詳細「心ノ内を聴く事が可能」
えやばみかえしたら只の黒歴史の塊でくっそわらえん((