テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

聴かれて、触れられて、恋になった___。

一覧ページ

「聴かれて、触れられて、恋になった___。」のメインビジュアル

聴かれて、触れられて、恋になった___。

1 - 聴かれて、触れられて、恋になった___。

♥

1,035

2025年05月11日

シェアするシェアする
報告する

れるこえです.ᐟ.ᐟ

初めてのれるこえなので、大目に見てください🙇‍♀️

ではどうぞ.ᐟ.ᐟ



『聴かれて、触れられて、恋になった』




coe.視点





昼休みの図書室。

窓からやわらかい光が差し込んで、静かなページをめくる音だけが響く。

その隅っこ、僕はれるの隣に座って、そっと詩集を読んでいた。

💙 こえくん、今日も静かやなぁ……なんか、眠たなってくるわ

❤️ ふふ……れる、寝ちゃだめだよ。昼休み、まだ終わってないもん

💙 じゃあ、こえくんの声で起きとく

れるが僕の方を見て、にやっと笑った。

❤️ …な、なにそれぇ。そんなの、恥ずかしいよ…っ

💙 なんでや。こえくんの声、聴いたら落ち着くし。れるの特効薬やで?

❤️ れ、れる…っ、ほんとに…からかってばっかり…

僕はぷいっと顔をそらすけど、耳がじんわり熱くなる。

れるの言葉は、いつだって、僕の弱いところをやさしく突いてくる。

💙 なあ、こえくん

❤️ …ん?

💙 こえくんってさ、誰かのために歌ったこと、ある?

❤️ …ううん。僕、自分のためにしか…歌ったことないよ。恥ずかしいもん…

れるはちょっとだけ考える顔をして、それから小さく笑った。

💙 じゃあさ、今日、初めて誰かのために歌ってみよ。れるのために

❤️ …れ、れるの、ため…?

💙 うん。こえくんの“初めて”もらえるとか、ちょっとええやん?

僕の心臓が、どくんって跳ねた。

冗談みたいに笑うくせに、目はまっすぐで、ずるいくらいきれい。

❤️ …わ、わかったよ。ちょっとだけ……ね

僕は小さく息を吸って、図書室の静けさに溶けるように、歌い出した。

優しいラブソング。僕なんかが歌っていいのかなって不安だったけど、れるが聴いてるから、ちゃんと歌えた。

歌い終わったあと、れるはほんの少しだけ黙って、それから――

💙 やば……好きなるやん、そんなの

❤️ っ!?

💙 なあ、こえくん。れる、ほんまに…こえくんのこと、好きやねん

言葉が、胸に直接落ちてきた。ふわっとしてて、でも重くて、ちゃんと響いた。

❤️ れ、れる…っ。僕、僕も…すき、だよ。れるのこと、ずっと……

れるは、にっこり笑って、僕の頭をくしゃって撫でた。

💙 じゃあ、これからはこえくんの歌、れる専用ってことでええ?

❤️ も、もう…ずるいんだからぁ…っ

僕の恋のはじまりは、れるの一言と、図書室の静けさと、少し照れた歌声からだった。






終わり.ᐟ.ᐟ🙌💕

リクエストとかあったらコメント欄にお願いします🙏

この作品はいかがでしたか?

1,035

コメント

2

ユーザー

きゃー😍素敵✨

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚