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⚠️注意⚠️
媚薬、ちょっと不同意
それでもいい方だけ見てください!
両片思いrsel
el side
新メンバー。ニャンヤオチュー…と、りするさん。りするさんの声…綺麗だったな。あれで歳上なのか…?すごいな。どことなく幼い顔してるな…可愛い人だな…でも…どうなんだろう。俺は…りするさんが好きなんだろうか…
そんなことを思いながら上の空だった。高音厨なこのグループで大丈夫だろうか…
何度思ったことか。どうしてこんな目に…今回はリンカーネーションを歌うらしい。は?
いや、俺のことも考えてくれませんかね、ウォルピスさんや。そう思いつつヘッドホンを付ける。ウォルピス、ニャンヤオと流れる。りするさんだ。「汚れてしまった世界で!止まない雨に嗤わらったり…」いい声だ…高音がきれいだな………あ。あれっ?俺…歌えて…
「ッ!…あ!ご、ごめん!」
りするさんの声を聞いていたら自分の番を逃した。俺の声に音楽が止まる。
「どうした〜のえる。大丈夫かぁ〜?」
ウォルピスがヘッドホンを外して俺に声をかけてくれた。
「いや平気。ボーっとしてただけ。」
「そうか?体調悪かったら言えよ?」
「無理しちゃだめだよ〜」
「体調第一で!」
ウォルピスとニャンヤオとりするさんの善意100%の視線から逃げつつ、準備をする。
「もう平気!」
ウォルピスに向かって親指を立てる。
「了解!」
「灰に変わった世界で〜!」
ここからは他の人の声を聞かないようにしたからか滞りなく進んだ。
…なんか…疲れた。甘いもの食べたい……そーだ、あのケーキ屋行こう
電車に揺られ、考える。
なんかりするさんの高音に反応するんだろうか…?慣れてないだけ…?でもニャンヤオにはないんだよな…
「ん〜…」
悶々と悩んでいたら横から聞き覚えのある声が聞こえた。
「なんか悩んでんの?のえる」
「え?ぅわぁ!!」
なぜか隣にりするさんがいて。顔をのぞき込まれて初めて気づいた。
「そんなに驚く?」
りするさんは口を尖らせて少し離れる。
「え…家こっちの方向だっけ?」
俺の記憶が正しければ違うはず…
「今日はこっちに大事な用事があるんだ〜」
ん?なんだそれ?と思いつつもなにも言わずに「そうなんだ。」と返す。
「のえるはこっち?」
少しの沈黙のあと、りするさんから声をかけてもらった。
「あー…うん。一応。でも今日は一つ先の駅まで行くかな〜」
「え、なんで?」
「ケーキ屋行こうかなーって。モンブラン好きなんだよね」
「あー…言ってたね。」
納得したように前を向くりするさん。
「ねぇ、のえる。」
あと一駅、というところで急に声をかけられた。
「ん?なに?」
「この後って人との約束とかはない?」
なんでそんなこと聞さんだろ…と思いつつ、立ち上がり電車を降りながら答える。なぜかりするさんもついてきた。
「ないよ?なんで?」
「いや…飲みに行けるかなーって今俺飲みたい気分でさ」
「あー…いいよ」
そんな気分の時がりするさんにもあるんだ〜と思いつつ深く考えずに了承した。
「じゃあどこにする?どこがいいとかある?」
「んー…家の最寄り駅だったら良かったんだけどな…」
この駅の居酒屋のことはよく知らない。スマホで調べる。
「あー近くにあるね。行こっか。」
あらぬ方向を見ているりするさんに戻ってきてもらって、こっち、と言いながら先導する。
「……ねぇ、のえる。今日の録音、どうしたの?」
急に言われて「ふぇっ?!」と、変な声が出た。りするさんは何一つ悪くないが、原因はりするさんなのだ。
「え、どしたのwww」
変な声がツボに入ったのかりするさんが大笑いしだす。
「え…いや…ちょーっとぼーっとしてましてね?」
少々気まずくなりながら言う。
「え、ほんとにそうなの?のえるに限ってさ…誰かの高音妬んで聞いてて逃したとかじゃないの?」
なんで的確に当ててくるんだ。
「………そうですよ!高音出んのやばすぎると思いながら聞いていたら逃しましたよ!」
ほぼ開き直って白状した。
「え、ちなみにウォルピス?ニャンヤオ?」
……いや…これは困る。
「……秘密。」
「えー…なんで?」
「なんでって…恥ずかしいから?」
本人の前で言えるかよ!馬鹿なのか?!と内心叫びつつポーカーフェイスを保つ。
「あ…ついたな。入るよね?」
いつの間にかついていたようなので話題を変える。
「あ…ほんとだ。話、聞かせてもらうからね!」
「勘弁してくれ〜」
居酒屋に入り席に座って注文を終える。
「え、じゃあさせいだんの中でいい声してるな〜って思うのは誰?」
え、この話題続く感じ?
「え、りするさんも答えてね?」
「あ〜…うん。いいよ」
「ん〜高音で言ったらウォルピス。全体で言ったら…」
やはり恥ずかしい。
「…やっぱり嫌だ!!」
思わず叫んでお手洗いに駆け込んだ。
rs side
「あ…行っちゃった〜まあいいか。」
つぶやきつつ俺は準備を進める。カバンの中から色々混ざった薬を取り出した。
だめだよ〜のえる。のえるのことを好きな人なんかいっぱいいるんだから。しかも男ってみんな獣なんだからさ…俺も同じだよ?無防備だねぇ〜そんな黒いことを思いながら準備を終え戻ってくるのを待つ。え、流石に戻ってくるよな?
数分後。さすがにまずいかもと思い始めた段階で帰ってきた。
「……会話、リセットで。」
「いいよー」
まあまた逃げ出されて薬を飲ませられなかったら嫌だし…いじめんのはこれぐらいにしよ…
「え、最高音いくつだっけ?」
「hihiCでグループ最低音ですね〜」
「あぁ…まあ…そこがいいところだよね〜」
「その言葉…覚えててよ?」
「え…酔ったら記憶残らないタイプなんだけど?」
「じゃあ酔わないでね?」
「無理でしょ…」
そんな話をしていたら薬が効いてきたのかのえるがうつらうつらしてきた。
「眠いの?」
顔を覗き込んで聞く。「ぅん…」と本当に小さな声で「うん」と言っている。可愛い。
「家の場所言える?送っていくよ。」
「……?」
なんて言っているのかわかっていなさそうだった。
う〜ん…ウォルピスに聞くにしてもあんまり痕跡を残したくない。
「どうしよ…」
ん〜…駅からどこかぐらいはわかる…よね?
「のえる、行くよ。」
あれ?でもわかる気がする。ニャンヤオの家は反対方向だし…あそこで合ってるよね?
会計を済ませ、タクシーを拾って頭の中にある住所を言う。え、のえる完全に寝てる。俺…歩けないのに180cm運ぶの?きついどころじゃないぞ?!起きてほしいが…かわいいな…こんなの起こせないよ…
「………ふぅー……」
5cm差、そして筋肉量の差。死ぬって…
うだうだ考えているとマンションの前までついてしまったので運ぶ。
「のえる…ちょっと起きて。」
「……ぅ…?」
揺らし続けたらうっすら目を開けた。小さい声で何かを言っている。
「…ん?」
「…ぁ…」
この酔っ払いめ!自分が薬を盛ったことはすっかり頭の外だった。
「部屋番号だけ!ほら!エレベーターまで来たから!何階?」
「…ぁん…」
「…え?なんて?」
「さん…」
あぁ…やっと聞き取れた…エレベーターが動いたことを確認してかのえるはまた寝た。呑気だな…こいつ…
「ほら!三階ついたから!何号室?」
「……」
いや…お前喋べってねぇな?!
「なんて?」
「…さん…いちぃち…」
もう声を出すのも辛そうだ。
311号室…と聞き取れたからとりあえず行く。近いな。良かった。
「ここだね?あ、プレートあった…合ってるね。」
のえるがちょっとだけ目を開けて見る。小さく頷いて脱力した。重い…
「…おじゃましまーす」
うわ、簡素だな…のえるっぽい。
「とりあえず水持ってくるね。」
そう言って離れる。先ほどのえるの酒に盛った薬は弱い睡眠薬と弛緩剤。暴れられたら困るからね。次に盛るのは媚薬だ。一回自分で飲んで痛い目を見たぐらいだから行けると思う。まじでやばかった。「え、もう無理です何も出ないよ?」ってぐらいだったし…
「はい、のえる。ちゃんと飲んでね。
「…んぅ〜…」
いや、いや、いやいや…赤ちゃんかよ…かわいいな!!
とろんとした目で水を見ている。天使かよ…
「あ、空になった?」
のえるがこちらを見ているので気づいた。二杯目は流石に普通の水を…ぐいっとロンTを引っ張られよろける。
「っ……どしたの、のえる…」
「…行かないで…」
薬の影響なのか知らないがすごく素直で可愛い。上目使い+涙目+ガッサガサのイケボ。
「…ッ…」
おもわず天を仰ぐほどに大好きな人のこの顔は色んなところにキた。まずい。非常にまずい。こんな状態ののえるにこんなもん見せちゃいけない。
「ちょっと…一回離してッ…戻って来るから!」
酒の力かリミッターが外れたように力が強い。
「おいてかないでよぉ…」
セリフと力があってないんだよ!!
「あぁもう!」
回転をかけて振り払う。
「…あぁ…ッ」
力の反動でのえるがよろける。
「…ッごめん、大丈夫?」
かろうじて上着を腰に巻き付けブツを隠す。早くトイレ借りなきゃ…
「ねぇ、のえる?この家のトイレって…」
リビング、キッチン以外のところはソファから見れない設計のためのえるの中の冷静な部分が働いたのだろうか。ハッと目を見開き俺の腰部分に抱きついてきた。
「もう行かないでよぉ……」
「?!ちょっと!本気でやめて!」
この位置だとッ!!ブツがのえるの顔に!
「…ッ…?熱い…♡」
今かよぉぉぉぉぉぉ!!なんでだよ!なんで!ナンデイマナノ?!
「ほんとに1回離れてぇぇぇぇ!!」
この媚薬は異性同性問わず性を象徴する匂いがしたらそこに意識が行ってしまう、というもの。一舐めで10分効果が続いた。のえるには…大さじ一杯ぐらいは入れたな…あぁ…本望だが…今じゃない…
「あの〜のえるさ〜ん…せめてベットには行きません?」
「……」
無言で手を伸ばしてきた。幼児退行の薬入れてないんだけどな〜……いや…顔がいい…
「はいはい…」
手を掴んで立ち上がらせておそらく寝室がある方向に行った。それっぽいドアを手当たり次第開けていく。バスルーム、トイレ〜ここかよぉ〜…お。寝室。めっちゃのえるの匂い〜
「はいはい…ちょ〜っと座っててくださいね〜」
「…うん…♡」
落ち着かないのか内股をすり合わせてもじもじとしているのえる。可愛い。
「のえる服脱げる?」
「……うん」
少しためらった後、脱ぎ始めた。うわ…綺麗だな…1500m走のときも思ったけど…スタイルいいな。
「……も……いい?」
いや、かわいいな。舌っ足らずぅ〜なんて思ってると自分のブツが大きくなっていくのを感じる。のえるはすでにブツに釘付けだった。舌なめずりをしていてエロいな〜なんて思っていたらもう我慢出来ないというふうにのえるがこちらによってきた。
「…ちゅっ……れろぉ…はむ……んぅ♡…」
俺の股間あたりにしゃがむとそのまま舐めてきた。
「えっ?…んっ」
声が出そうになり口を押さえたら俺の反応が気に入ったのか少し激しくしてきた。
「…んぅ♡ちゅぅぅ♡」
「?!の、のえる!!すっ…吸っちゃだめっ♡あぁ…出るっ…♡」
俺は思わずのえるの頭を抑えて口の中に吐精する。
「ん?!んぶっ……げほっげほ…げほ…」
のえるは流石に飲む気はなかったようだが俺に頭を抑えられなすすべもなく飲んでしまっていた。はっ、と我に返った。今までみたいに適当に扱っていい人じゃない。俺の大事な…!
「大丈夫?!のえる…!」
慌ててのえるの顔を見る。目は普通にぱっちり開いていた。
「…ん?」
不思議そうだった。ん?まだイけるんか?みたいな顔をしていた
「ねえのえる。」
「ん〜?」
のえるは上機嫌で猫みたいだった。おそらくもう少ししたら大騒ぎしだすと思うんだよな…多分騒ぎ出したら聞かないだろうから今からほぐしとこ…
「ちょっと体勢変えるよ?」
「んー?うん」
うつ伏せでこちらを見ているのえる。ゆっくり脇の下に手を入れてひっくり返す。仰向けにされたのえるは何が起こるのか把握できていないようだった。カバンに放り込んでいたローションを取り出す。
「…ごめんね。気持ち悪いかも。」
「……?」
のえるが暴れないうちに…と思い早くローションを温めてのえるの臀部にゆっくり塗っていく。のえるの反応を伺ったがまだ何も思っていなさそうだった。あ、指入りそう。
「のえる…入れてもいい…?」
「…?」
もうのえるはかろうじて名前に反応しているだけな気がする…
「……ふぅ。」
覚悟を決めのえるの胎内に指を入れた。
「?」
まあ最初は気持ちいいわけがないためのえるは不思議そうだった。確か…ここらへんか?
調べてきた内容を思い返しこれか…?と思いながら内側に指を曲げる。
「……んっ?…」
ぼんやりと不思議そうに俺の顔を見ていたのえるが少しだけ反応を変えた。その時に少し
胎内が緩んだので二本目をいれる。
「んぅ、…」
少しきつかったのかのえるが少し声を上げて逃げようとする。
「だめ。逃げないで。」
逃げないように足をつかむ。筋肉あるな……のえるは諦めたように枕を掴んで耐えていた。三本目が入ったあたりでのえるの様子がおかしくなった。
「……っん?!…うぁあ♡」
急にのえるが暴れ始めた。あぁ…薬が効き始めたのか…程度に思っていたらものすごく暴れた。
「えぇ?!ちょっと!」
その拍子に入っていた指が全部抜けてしまった。解しが足りないと痛いのは君だよ?
のえるはそのままベットの隅っこまで逃げてしまった。自分の体を抱き締めて肩で息をしている。
「…大丈夫?……のえる?」
「………うぅ……」
「あ、だめな感じか…」
もう…また視線釘付け状態になった…自分の撒いた種だ。何なら望んでいた。そうじゃなきゃこんなことしない。
「のえる…いいんだね?」
よくわかってなさそうなのえるの方に行く。そっと臀部を撫でた。するとのえるがびくっと反応した。
「ッ♡?!」
やっぱり…入れた媚薬のうち2つ目が効き出した。
「多分…今しかないよね…」
行くか。そう思いジリジリ寄ってくるのえるをとっ捕まえてひっくり返す。
「ごめんね。」
一応持ってきた媚薬の残りを飲む。罪悪感を消したかった。好きなだけなんだけどね…こんな俺じゃのえるに選んでもらえない。正攻法なんか無理なんだ。頭の中で言い訳をしながら許可の形の宣言をする。
「…挿れるよ。」
罪悪感が生まれないうちに言ってのえるの腰部を掴み一気に突き入れた。
「っあぁ゛♡う゛ぁあぁ゛ぁ♡」
のえるは挿れただけで気持ちよさそうに口をパクパクさせた。
「ん…やっぱまだ足りなかったよね…」
のえるの後ろは皺がなくなって伸び切っていた。少しなじむまで待つ。
「動いて平気そう?」
のえるの呼吸が少しだけ落ち着いたタイミングで言った。まあ腰は動いていたが。少しは薬が抜けては来ているのかある程度こちらの言葉を理解してくれたようだった。
「…ん。」
小さくだがきちんと頷いてくれた。
もう俺も限界なためほぼ思いやりゼロで動く。
「ん゛ぁあ゛ぁぁあ♡♡く゛ぅあぁぁあ♡゛ぎっ♡…かはっ♡」
刺激が強すぎたのかすごい声を上げて俺の胴体を軽く蹴っていった。これぐらいは可愛いものだ。
「いくら蹴ってもいいけど怪我しないようにね?」
流石にこれで怪我されたら気まずい。…というかこれ…のえるが覚えていたら俺…せいだんから抜けなきゃいけないかな?嫌だなぁ…思考がぼんやり溶けていく。のえるもこんな常態だったのかぁ…でも流石に覚えてるよね?
「……っあ?」
のえるがなぜか俺の顔に手を伸ばしてきた。
「…なか…なぃで…」
なんで。なんでだよ。のえる。あんたは…今俺に襲われている被害者で。俺は…
「のえるっ…」
状況も忘れのえるを抱きしめる。のえるが少し苦しそうに「ぅ」とうめいた。
「あ、ごめん…1回抜く…」
のえるの胎内から自分のブツを抜く。のえるも俺もほぼ薬は抜けたようだった。
「げほ…ごほっ…ごほっ……ねぇ…とりあえず説明してくれない?なんでこんなことしたのか。」
「……のえるが好きだから。それ以上でもそれ以下でもないよ。」
こんな事言いたくないけど。こんなことまでしてものえるに嫌われたくなかった。
「…俺もって言ったら?」
「え…」
のえるが少し笑いながら言ったのを聞いて呆然とする。からかわれてる?俺。
「え…のえるもって…」
「俺にちゃんとりするさんが気持ちを伝えてくれないなら言わない〜」
「え…えぇ…じゃあ…」
もうここまで来たら腹をくくろう。
「好きです。のえる。俺と付き合ってください。」
「順番逆だけど…いいよ。付き合おう、りするさん。」
夢か?これ。夢だったら泣く…
「でも、こんなことされたからなんかしてもらわないとな〜」
のえるが急にそんなことを言い出す。
「え…何すればいいの…?」
「ん〜これから1ヶ月間毎日俺に違う方法で告白し続けて。」
のえるはいたずらが成功した子どものように笑った。
「えぇ…なにそれ…でも……それで許してくれるならやります。」
のえるが顔を近づけて言う。
「俺がりするさんのことが好きじゃない状態でも好きになるぐらい…ね?」
「ハードル上げないで?わかった。頑張るね。」
「がんばってね〜」
のえるが心の底から嬉しそうに笑ってくれた。この笑顔…崩れないといいな。
【完】