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この作品めっちゃ好きです! 次が楽しみです!
翌日
今日は仕事。
私が働いているところはおしゃれなカフェ!
景色も良くて、大人気店なんだ!
桃「準備オッケー!」
桃「出発!」
桃の頭に嫌なことが少しよぎった
そう、昨日の朝の後ろから聞こえる足音。
今日も後ろから聞こえるんじゃないかと怖くなってしまった。
桃「今日はちょっと走り気味で行こうかな」
桃「朝から走りたくないけどしょうがないよね…」
桃「自分の身を守るためだから我慢!」
街中
コツコツコツ
桃「あ…やっぱり聞こえる」
桃「もうちょい早く走ってみるか…」
桃はもうちょいと言いつつも、怖くなってとても早く走る
ダッダッダッダッ
桃「ビクッ」
足音は桃が走り出したと同時にコツコツという音ではなくダッダッという
明らかに走っている音だった。
桃「後ろ振り返ってみる?」
桃「でも怖いな…」
桃「行っちゃえ!」
桃は勇気を振り絞って、後ろを振り向く
???「?!?!」
桃「?!?!」
桃「誰ですか? 」
桃「さっきから後ろにいるのはあなたですか?」
???「バレちゃったかぁ」
???「俺だよ俺」
桃「あ、か?」
???「せーかい」
赤「さっすが、俺の彼女♡」
桃「え…」
桃は赤が目の前にいることが怖くて怖くて震えていた
それに、少し過呼吸気味なのだ
赤「あれ?そんなに俺に会えて嬉しかったの?♡」
赤「震えて、過呼吸で、そんなに嬉しいのかぁ♡」
赤「そんなに嬉しそうにしてるのに、なんであの時は逃げたの?」
2年前
赤の家の監禁所での出来事
私達はまだ付き合っていた頃
桃「赤?そろそろみんなに会いたいんだけど?」
桃「赤も友だちに会ってきたら?」
赤「え?誰に会うの?俺だけで良くない?」
赤「あれ?約束は?友達作らないっていう約束は?」
赤「忘れたの?」
桃「違うよ!女!赤も知ってる!橙と水!」
赤「あぁ、あいつらか…」
桃「良いでしょ?逃げないし、助けを求めない」
桃「だから、お願い」
赤「盗聴器、GPS付きだったら」
桃「うん!もちろん付けて良いよ!」
赤「なら、良いよ」
赤「ぜってぇ逃げんじゃねぇぞ」
桃「はい…」
赤「盗聴器とGPSおっけ」
桃「行ってきます」
赤「門限は?約束は?」
桃「4時!逃げない、助けを求めない」
赤「完璧!行ってきますのキスは?」
桃「チュ 行ってきまーす」
橙の家
ピーンポーン
橙「はーい」
橙「って桃?!」
橙「今までどこいたの?」
桃は、助けを求めないと言っていたけど、それはもちろん嘘。
桃は、筆談で助けを求めた。
桃〘今、赤に盗聴器つけられてるから、筆談で話そ〙
橙「?!?!」
橙〘分かった、とりあえず家入る?〙
桃〘ううん、水と黒にも伝えたいから二人の家行こ〙
橙〘おけ、で、どこいたの?〙
桃〘赤の家の地下の監禁所〙
橙〘そんなところあったの?!〙
桃〘うん、赤しか持ってない鍵で開くの〙
桃〘だから、赤が誰も助けにこれないって言ってた〙
橙〘やば、さすがにキモいね〙
桃〘だよね〙
水の家
ピーンポーン続いてるよ
水「はーい!」
水「桃さん!お久しぶりです!」
桃〘赤に盗聴器つけられてるから、筆談で話さないといけないの…〙
水「ハッ!」
水〘分かりました!〙
桃〘ごめんね!もし出れたら一緒にたくさん話そう!〙
水〘はい!1つ気になるんですけど、どこにいたんですか?〙
桃〘赤の家の地下の監禁所だよ〙
水〘地下?!そんなところがあったなんて…〙
水〘電話も出ないし、LINEも既読にならないのでびっくりしました!〙
桃〘そうだよね💦ごめん!〙
水〘まだあれからも手紙続いてるんですか?〙
桃〘うん、ずっと〙
水〘面倒くさいですね〙
黒の家
ピーンポーン
黒「h」
橙〘静かに!〙
黒「???」
桃〘赤に盗聴器つけられてるから筆談で話してる〙
黒〘そゆことね、ビックリしたわ(笑)〙
橙〘ごめんごめん〙
黒〘桃、どこおったん?〙
桃〘赤の家の地下の監禁所〙
黒〘えーーー?!マジで〙
黒〘やばいなあいつ〙
桃〘盗聴器で黒の声聞かれたらだめでしょ〙
黒〘そうだな〙
桃〘橙、家入れてくれない?〙
橙〘もちろん!〙
橙の家
桃〘みんなで盗聴器とGPS探さない?〙
桃〘もうあの生活は限界〙
黒〘おう!探そう!〙
橙〘探そう!〙
水〘探しましょう!〙
黒〘あったぞ!!!!!〙
桃〘本当に!〙
橙〘マジ!壊そう壊そう!〙
水〘ほんとですか!〙
黒〘俺、外で壊してくる〙
桃〘ありがとう!〙
橙〘有難う!〙
水〘ナイスです!〙
黒〘壊した! 〙
桃〘赤が来るかもしれないから逃げよう!〙
橙〘早く行こう!〙
赤「ん?逃げる気なの?桃?」
桃「みんな!逃げるよ!」
黒「行くぞ!」
橙「桃だけでも早く!」
水「早く行きましょう!」
赤「ストップ」
桃「?!?!」
桃「やめて!」
赤「やっべ、逃がしちゃった」
現在
桃「やめて、思い出させないで」
赤「桃が逃げるから悪いんだよね?」
桃「ついてくるな!」
桃は、残っている体力をすべて全速力で走るために使い、仕事場へ逃げた
長くなってすみません
また次の投稿で
バイビー