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白い雪が散る冬。
主人公、ユウキ。
女だけど、男っぽいボーイッシュ。年齢は11歳。
そして隣に並んでいるのはユウマ。
年の離れた21歳の兄。ヤンキーで遊び人。
この世界は恐竜が人間のように食べたり争いをせずに暮らす世界。
ここは寒い地域で、雪が常に降っている。
雪玉を握りしめて転がしながら、トロオドンのユウキは言った。
「兄ちゃん、いつまで歩いてれば行先に着くの?」
リュックサックを下ろして近くのベンチに座り、ユウキは目をつぶった。
「ちょっと休む。」
そして目を開けた時には兄はいなかった。
「え?置いていかないでよ。 」
言って右を見ると兄が隣で寝ていた。
「⋯」
salonMUSEUMという看板が不自然に店に貼られているのを見てユウキはメモ帳に書いた。
[サロンミュージアムの看板、左右にズレている]
そう書くとゆうまが起きた。
「あの店で食事をする。」
ゆうまが指をさして頷く。
「勝手に決めた?」
ものすごい形相でユウキは睨む。
サロンミュージアムの中はとても綺麗で素敵だった。
赤いカーペット、ふわふわの絨毯、シャンデリア、テーブル、壁、全てが綺麗。アクセントになるのがぬいぐるみと観葉植物。小さなバラの花の下に、クマとうさぎのぬいぐるみが置いてある。
ユウキが見とれていると、ユウマは席をとった。
「はやくこい。」
ユウキが黙って席に座ると、メニュー表を見た。
[アンモナイト肉のソテー、アーケロンの甲羅クッキー、レピドテス、シーラカンスのパスタ、ピラニアメソドンのサラダソテー ]。
「店員さーん!アンモナイト肉のソテー、ピラニアメソドンのサラダソテー下さーい!」
店員さんが来た。明らかにおかしい。
エプロンに血がついている。
そして、決め手にエプロンには包丁を挟んでいる。
魚を切るためと信じたいが、恐竜の血に違いない。
でもそんなわけないと頭を下ろした。
店員さんは小型だし取り押さえることもできないだろう。と。
兄は目をつぶりながら寝ていた。
「兄ちゃん逃げよ。」
小声でゆうきは言う。
「警察に通報が先だ。」
兄が大きな声で言ったせいで警報機が鳴り響く。
ドアは締まり地下室のような階段が開いた。
急いで110番をして、何とか状況を伝え向かってもらっているが、間に合わない。
包丁を既に店員はいつでも持ってる状態だ。
ゆうきのくせ、怖い時に目をつぶること。
(太字は大切なので覚えておいてください)
でもいつまで経っても包丁は振り下ろされない。
隣を見ても兄は何もされていない。上を見ると衝撃。
60分かけて完全に潰されるようになる、落ちてくるかべ。
ユウキはしゃがみ込んだが、兄はしゃがみこんでいない。
「早く!」
その時。
警察が来てその機械も処分され店員さんたちは逮捕され、ふたりはガッツポーズをした。
「イェイ。」
ふたり声を合わせる。