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目が覚めたらそこは草原でした。
「え?どこここ??」
これってもしかして最近流行りの異世界転生のやつ?俺が?
見た目とか気になるな、なんか反射するものないかな。
そう思い暫く探索してると、池を見つけたので
覗いてみるとそこに映ったのは……
日本で見慣れた“俺”
「……はあああああ!!?」
異世界転生って言ったら美形になるのが定番だろ!?え?もしかしてこれ異世界転生物じゃなくて異世界召喚物だった!?
あと何この格好?脇腹から開いてるんだけど……これってスリット服?それにしても開きすぎだろ!どこのアイドル衣装だよ!?俺お腹の肉がちょっとあるから見え隠れするの嫌なんだけど。
「はあ〜〜……っ!?待ってこれした何も履いてない!?はぁ!?ほぼ全裸じゃん!!」
ザッ
「え、何今の音、足音?」
ザク ザク ザッ
「近づいてきてない?やばくない?」
「振り向くな」
「ひぃ!!?」
首になんか冷たいものが当たってる、え、これ剣????俺殺されるの!?
「振り向くなよ?」
「は、はいいいい!!」
「貴様何者だ!この庭にどうやって侵入した!!」
「お、お、おおおお俺は気づいたらここにいて!!!俺にも何が何だか!!」
「そんな嘘が通用すると?」
「本当なんです!!」
「ふん。嘘を突き通すのか。」
「本当なんです……。」
「わかった。わたしに着いてこい。」
「!は、はい!!」
多分あの見た目の鎧からして騎士であろう男について行く、冤罪をはらさなくては……!!
「ここに入れ」
なんか地下に連れてこられた……え?
「拷問でもされるの?」
「尋問だ。まずは……尋問官、自白魔法をこいつにかけてくれ」
自白魔法!?魔法がある世界なのか!いや、今はそんなときじゃない!!
「はい。わかりました《自白》」
……!?
「では、質問させてもらおう。わかっていると思うが嘘をつくと死ぬぞ。」
嘘つかない!!
「まずはお前は何者だ?」
「俺は……異世界から来ました。」
「……死んでいないから本当なのか。では、何故あそこにいた?」
「目を覚ましたらあそこに座り込んでいました」
「ふむ。本当なのか」
「本当です!」
「にわかに信じがたいが本当なのか。」