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なんかキュンときたから作る。はじめてのおつかいパーティーはっじまっるよ!!!出演国はー!日本!日帝!


「日本〜、ちょっといいか?」

台所で夕飯の支度をしていた日帝が冷蔵庫の中を覗きながら日本を呼んだ。

「なーにー?お父さま、」

すぐ近くのソファーで絵本を読んでいた日本は絵本を本棚に戻してとてとてと日程の元にやってきた。

「今夕飯にオムライスを作ってるのだが卵がなくてだな、買ってきてくれないか?」

「オムライス!僕オムライス好き!」

キラキラした目で日本は日帝を見つめている。

「うん、そうだな〜、卵買ってきてくれるか?」

日帝が日本の頭を撫でながら言う。

「うん、勿論!買ってくるー!」

「じゃあちょっと待ててくれな、」

そう言うと日帝は廊下の奥の自室に何かを取りに行った。数分後日帝は可愛らしいポシェットを持って戻ってきた。

「日本、これにお金が入ってるから鶏の卵を1パック買ってきてくれ、」

「はーい!」

日本はにこにこで返事をして出かけて行った。

「ふぅ、進められるところまで進めておくか…」




数十分…

「ひぐっ、ぅぇ…、ただぃま…」

玄関からガチャリと扉が開く音がして日本が帰ってきた。しかしその時食卓に箸を並べていた日帝は日本を見て驚いて手に持っていた箸を落としてしまった。日本は転んだのか服には泥が着いていて、スーパーのレジ袋をズルズルと床に引き摺っていた。

「日本!大丈夫か?転んだのか、怪我はないか?」

日帝は日本の元に直ぐに行った。

「けがないっ、」

「…!そうか、良かった…」

ひとまず日本に怪我はないようで日帝は安堵で息をついた。

「僕けがない、でもごめんなさいっ、ぅゅ、たまご、割れちゃった…ごめんなさいっ!」

日本は泣きながらレジ袋を日帝に差し出す。

「日本、父様はそんなこと気にしない、それより日本に怪我がなかったのならそれでいい」

日帝は日本の瞳からボロボロとこぼれ落ち続ける涙を拭いながら言った。

「とりあえず、風呂が湧いているから入ってきてくれるか?」

「…..」(こくん)

日本は黙って頷くとお風呂場に向かった。その間日帝は日本の買ってきてくれた卵をどうしようかとレジ袋を手にとって中をのぞきこんだ。

「うむ?」




十数分後…

「…..お父さま、たまご、ごめんなさい…」

お風呂から上がった日本がリビングに入っておずおずとそう言う。

「日本上がったか、ちょうど夕飯ができたところだ、座ろう」

日本は浮かない顔で椅子に座った。日帝は一度台所に戻ると綺麗に作られたオムライスを持って戻ってきて、それを日本の前に置いた。

「え?」

「日本が買ってきてくれた卵で作ったオムライスだ」

日本は不思議そうに目の前のオムライスと日帝を交互に見つめる。

「なんで?僕、割っちゃったのに…」

「2つだけたまたま割れてなかったんだ、冷めないうちに食べようか、」

日帝が笑顔でそう言う。日本は、パッと笑顔になって言った。

『いただきます!』

〜𝐹𝑖𝑛.〜

ここまで付き合ってくれてありがとうございます、お疲れ様です!はじめてのおつかいして欲しい国があったらコメントでリクエスト下さい、無かったら私が勝手にやります、はい。ではまた!

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