注意
なんでもいい人向け
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「…え?」
ベットの上で血を垂らして死んでいるフィン。まだ血は少し生暖かくて、鉄のような匂いが部屋を漂っている。
何があったのか分からないマッシュは、怖くなり部屋を飛び出した。
ドンドンッ
「ランス裙、ッ!ドット裙、..ッ!!」
名前を叫ぶが反応がない。もしかしてとドアを開ける。
「ぁ..え、…“..?」
「まっ….し、..ゅ”ッ……、」
「ランス…裙、?ッ」
壁に座り込んで動かないドットと、その近くで微かに息をしているランス。
「ランス裙…、ッ何があったの、..?ッ」
返事が無い。
いつの間にか息が止まっていた。血に染ったピアスがゆらゆらと光っている。
「何…..、”これ、ぇ…ッ、」
ガクガクと震える足を力を込めて動かす。廊下は血だらけで、鉄の匂いが鼻の奥に来る。
疎らにある死体を見る度に猛烈な吐き気に襲われる。
中には原型が残っていなかったり内臓が飛びてていたり、頭だけだったり。
目的の場所に着くと、ドアノブをゆっくりと引いた。
その時、ドサッ、と人が倒れてくる。
レインだった。
微かに息をするレインを見て、感情が抑えきれなくなる。
「”マッシュ…..生きてたんだな、…」
「レイン、..裙…ッ”、(泣」
グラグラと揺らぐ視界の中で、微かに微笑むレイン。
「どうして..、こうなっちゃったの、”?」
「さぁな…、ッ」
ボロボロと泣き崩れるマッシュの頬を弱りきった手で触るレイン。
だがその手も虚しく床に落ちる。
「やだ、..死なないで…“ぇ、」
「お前は..いい子だな..、ッ」
「やだ、、ぁ゙..ッ」
「俺が死んでも….ちゃんと..”..生きろよ…..?ッニコ」
「れいん裙、ぅ.“..ッグスッ」
息の止まったレインを見て吐き気がするマッシュ。
「ッ.. オ゙エッ、ハァ」
服に血が滲む。視界がぼやけて何も考えられなくなる。
「れいん…..く、..ん..、…..”..」
マッシュはバタりとレインの横に落ちる。
2人共、微かに微笑んでいた。
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自由に考察したりしててください(^^ω)
久しぶりに暗めのかけた…
おつななー
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