元VTA一期生の八人で小説書きテェ。
「エイリアンエイリアン」あの八人coverの妄想。
あらすじ的なの
八人はとても仲がいい。
部活が一緒なわけでもないしただ同じクラスだっただけなんだけどとても気が合う。
移動教室とか八人で移動するし、部活の大会とかも見に行く仲。
で、ある日の夜にコンビニに行こうとする鏑木。
目の前に七人の姿があった。
「お、おーい!何やってんの〜?」
って元気に鏑木が尋ねたら一斉にこっちをむくんだけど、なんかいつもと違う。
「どうしたの〜?」
瞳から変な光が漏れ出す海妹が言う。
「な、なんでもない〜」
って言って走り出す鏑木。
「バレてもいいの?」
セラフはいう。
「バレても大丈夫じゃないですか?」
「ダメに決まってるやん、四季凪。任務が台無しや」
帰ってからずっと考えている鏑木。
(な、んで?)
学校へ行くといつもの七人がいる。
「おはよ〜ろこ」
「ろこちゃーん!おはよ!!」
(よかった、いつも通りだ)
安堵する鏑木。
夜の学校、忘れ物をした鏑木は怖がりながらも学校へ足を運ぶ。
「ヒェ、怖いよぉ」
怯えながらも教室までは辿り着けた。
でもそこに6人が集まっていた。
(な、なんで?)
点滅を繰り返す蛍光灯、窓に滴る雨、古びた制服をつぎはぎにしている6人、みんなの瞳は光っていた。
何か、起こるんだ。胸騒ぎがした。
「何見てるの、ろこさん」
後ろから見慣れた声がした。それはセラフの声だった。
「み、んなどうしたの。なんでここにいるの?」
「話をしよう、ろこさん」
セラフは私を連れて生徒会室へと連れていった。
「信じてもらえないかもしれない、みんなは宇宙人だ」
「、、は?」
「人間を、エイリアンとするためだけにここに来た」
「み、んなが!?そんなわけない、、!」
「俺もそう思った、だけどそうらしい。みんなが言ってた」
(今思えばあの日、セラフはみんなのところにいた、、)
「俺はみんなにエイリアンって偽って情報を手に入れていた。ろこさんはどうしたい?みんなと一緒にいたい?」
それは、きっと大事な決断。でも、あの時のみんなが全部嘘だったなんて。
「ごめん、だけど。鏑木わがまま言っていい?みんなと一緒にいたい」
「いいよ、俺も同じ気持ち」
そう二人でどうしようかって言おうとした瞬間だった。
「やっぱり、セラは同じじゃないんダネ」
「嘘つき、ウソツキ」
奏斗とむゆの声がした。
「仲間になりましょうヨ。それなら一緒にイレマスヨ」
凪ちゃんの声が俺らの心を惑わしてくる。
人間であるか、エイリアンとなるか。
鏑木はすでにみんなに手を伸ばしていた。まるで、地球の重力に引っ張られるかのように。
「ろ、ろこさん!」
俺が叫んだ時にはもう遅かった。もう、鏑木はエイリアンだった。
もう、みんながエイリアンで、みんなと共にあるにはエイリアンになるしかなかった。
「ほら、セラおモ」
非日常な、混沌する気持ちが、俺の中を蝕んでくる。
「ねぇ、セラフ。全て、シリタイ?」
ろこは尋ねる。狂ったかのような瞳で。
「なんでも知れるよ、地球のでき方も全知全能になれるんダヨ」
奏斗がより俺を惑わしてくる。
「ほら、早く、ハヤク」
むゆさんが俺を惑わしてくる。
何かわからない、引力に俺は引っ張られ続けている。
「俺、エイリアン、、?」
もう、戻れない。契約かのように、深く胸に刻まれた傷は、もう消えることはない。
その後、隕石が地球に降り注いだ。
でも、そのことを知らない8人。ただみんなと一緒にいたかった一心で引き込まれた二人の少年少女の話。
(他の6人も最初はエイリアンじゃなくて、いつの間にかなっていた、、みたいな感じだとなお好き)
あー、妄想だけ湧き出てくる、、。
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