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それではどうぞ







🇺🇸おう、俺は行く!


俺は意気揚々とそう言った。


🇫🇷はぁっ⁈

🇬🇧貴方正気ですか?もし仮にこっち側に戻れなかったらどうするんです?

🇯🇵あっそこら辺は大丈夫だ。戻れると保証しよう。


親父とフランスは少々不安そうにしていたが、鏡の中の日本が戻れると答えたのもあって、渋々行くと承諾した。


☀️…え?ちょっと待ってください。って言う事は私も行くんですか?

🇯🇵はぁ?この流れ的にそうだろ。

☀️えぇ…私はもう嫌ですよ〜…。

🇺🇸日本。お願いだ。一緒に行ってくれ。


日本は駄々を捏ねていたが、俺が真剣にそう言うと


☀️…分かりましたよ。


小さな声でそう言った。


🇺🇸おしっ!

🇯🇵…今のはこっち側の私が圧に押されたように見えたが…決まりだな。


鏡の中の日本は呆れながら鏡の中に手を入れる。


🇯🇵…あと注意だが、もう1人の自分を見てカルチャーショックを受けるなよ。



鏡の中の日本のその言葉を聞き終えたと同時に、俺等は鏡の中に入った。




トプンッー…






🇺🇸うわっ…⁈真っ白…!

🇬🇧何もない空間ですね…。


鏡の中に入ると、そこは白い空間が広がっていた。


🇯🇵まあ確かに何もないな。私はずっとここにいるから慣れているが。


…正直、俺等の住む世界と同じ世界が広がっていると思い込んでいたのもあって、少し残念だなとは思った。


🇫🇷で?僕等のもう1人の自分はどこにいるの?


フランスがそう鏡の中の日本にそう言った。


🇯🇵嗚呼、そいつ等なら既にお前等の『後ろ』にいるぞ。


鏡の中の日本が俺等の背後に指を指した。


🇺🇸…は?


俺は後ろを振り返ろうとした。

が、その前に俺の首に誰かの腕が巻き付いた。


☕️ははっ。これはまた元気な息子だな!

🇺🇸はっ⁈親父⁈


俺に抱き付いたのは親父だった。もっと言えば鏡の中の親父。


🇬🇧えぇ…。

☕️にしても表の私は暗いな!


鏡の中の親父は笑いながらそう言った。

めちゃくちゃ明るいな…。


🇺🇸う”っ…苦しい…!


…ってか鏡の中の親父力強ッ…首絞まってる…!



ベシッ


☕️いたっ!何をするんだフランス!

🇺🇸ゲッ…ゲホッ。…フランス?


やっと腕を離してくれた。

俺は改めて後ろを振り向くと、そこには頭を抱えてうずくまっている親父と、仁王立ちのフランスが立っていた。


🥖おい。アメリカが苦しそうだっただろ?窒息するだろうが。

☕️はいはい悪かったから。だからといって叩かないでくれ。


何というか…フランスが親父を怒っているこの光景…違和感が半端無い。


🇫🇷え僕怖っ…。

🇬🇧もう1人の私が情け無い…。


その様子を、フランスは唖然と見ている。親父は見てられないとばかりに顔を覆って溜息をついている。


🇺🇸ん?じゃあ俺は?鏡の中の俺はどこだ?


鏡の中のフランスや親父はいるのに俺が見当たらない。


俺は鏡の中の日本に問いた。



🇯🇵嗚呼。それならあそこに居るぞ。


鏡の中の日本が指を指した場所に目をやる。

すると少し遠い所に俺が立っていた。


🇺🇸は…いやいや…なんであんな遠い所に居るんだよ?

🇯🇵鏡の中のお前はお前と違って結構な恥ずかしがり屋なんだ。

🇺🇸嘘だろ〜!?


俺はもう1人の自分の所に走って行った。



🇺🇸よお俺!初めましてだな!

🍔あっ…えと…こんにちは…。


…予想以上に恥ずかしがり屋だった。



🇺🇸…ちょっと予想以上に違い過ぎて…もう少しかっこいい俺を期待してたわ…。

🇯🇵だからカルチャーショックを受けるなよって言っただろ…!

☀️…あはは…。





鏡の中に入ってから数時間後に、俺等は元の世界に帰った。




🇺🇸…いろんな意味でヤバかった。









『終』


何か終わり方がおかしくなりました🙇‍♂️

有難う御座いました。






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