ドジだなこいつ。
目の前でせっせと手を動かすおカッパ頭を見ながらそう思う。
鳴「…..」
こんな時間帯にこいつと居るのは違和感だな
長い前髪であるのをいいことに、保科の方に目を向ける
犬猿の仲などと言われているが、別にボクはこいつのことを嫌ってはいない。
ただ気に入らないだけだ。
_でも今は
_ほんの少し
_ほんの少しだけ
_綺麗だと思う
月明かりに照らされて淡(あわ)く光る髪
深い滅紫(めっし)色に、相対するような白い肌
きめ細かい綺麗な白肌に魅入っていたら
ふと、彼の首に見えたのは
鳴「_は、?」
保科の首に残る、”赤い噛み跡”
保「ん?」
鳴「お、おまっ」
保「なんですか?」
鳴「、、、」
聞いていいのかコレは、
保「鳴海隊長?」
鳴「………お前、、、、恋人、、いるのか?」
保「__、は?」
コメント
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うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ まじで虫刺されであってくれじゃないとぉぉぉ