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佐野「あ。そういや、ナイトルーティーンの続き撮ってないわ。あれって明日に出さなきゃいけないよね」
吉田「あーそうそう。頼んだ」
佐野「編集仁人っしょ?テロップで俺の事イケメンすぎるって付けといてもらって」
吉田「嫌だわw」
ガチ。と言っても普通に家でも、友達のような会話をする。でも俺は本当に仁人をそういう意味で好きだ
佐野「えー俺イケメンじゃないの?」
吉田「いやそうは言ってない。普通に…かっこいいと思うよ、うん」
佐野「どこら辺が?」
吉田「…いやなんでそんなこと聞くの?ファンからいっぱい言ってもらってんだろ。早く撮って寝ろよ…笑」
佐野「いや、だって恋人にかっこいいって思ってもらえてるか不安じゃん」
だから今こうして恋人同士なんだ。
吉田「…だから、顔」
佐野「顔の?」
吉田「顔のどことかないんだけど…」
佐野「じゃあ俺の顔の全部好きなんだ」
吉田「…」
ああもう、可愛いなまったく。このツンデレめ
佐野「ん?」
でもごめん、俺性格悪いからつい意地悪しちゃう。もっと困ってる表情が見たいなぁ、なんて気持ち悪いことを思ってしまう
吉田「あーもう…そうってことでいいよ。じゃあ俺髪乾かしてくるから」
佐野「俺やろうか?」
吉田「いいよ大人しくルーティン撮っとけ!」
バタンッ、と強く洗面所の扉を閉められてしまった。
耳、真っ赤だったなぁ。
最近は仁人が可愛すぎて困る。
だから撮影中でも、撮影中じゃなくてもメンバーがいる時にも、つい仁人を見て可愛いと言ってしまう。これは我ながら重症だ。
佐野「筋トレのところ撮るかぁ…」
メンバーにもバレていないようにしているつもりだが、普通に佐野飯の時とか、皆が来る時は流石にバレそうになる。普通に太智とか寝室ズカズカ入ってきそうだし…
まぁ、一緒に暮らすってなった日から、なるべく同棲してるってバレそうなものは置かないようにしようって話はしている。
…本当はお揃いのパジャマとかマグカップとか…俺は色々欲しいんだけどね。
でもさすがになんかの時にバレたら最悪だから、指輪とかピアスとかで我慢してる。俺、偉いぞ。
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吉田side
勇斗の野郎。俺を毎日いじりまくって。
絶対勇斗のとこだけキモイ編集にしてやろ。確か風呂入るために服脱ぐ時も撮ってたような…流石に肩から上ぐらいだけども…。そこにおっさんのイラストとか貼ってやる。
…あ、
吉田「ドライヤーつかない…」
。。。
本当は、俺は一緒に住むことに反対だった。
〜〜〜
半年前
吉田「え、今なんて…」
佐野「だから、一緒に住もう。」
耳を疑った。一緒に住む?リスクが高すぎる。メンバーにもバレるだろうしファンにもバレるリスクが高すぎる。
吉田「いや、さすがにそれは」
佐野「したい。できるよ。どうせ仁人はメンバーとか、ファンとかにバレるのが心配なんだろ」
吉田「まぁ…」
佐野「対策は十分する。仁人は家にメンバー呼ぶとかあんま無いでしょ。俺は結構呼ぶけど。」
佐野「普通に、よく泊まりに来る仲のいい人たち、としか思われないよ。メンバーにも最近よく泊まりに行ってるな、ぐらいにしか。」
そんなの、現実的じゃなさすぎる。
佐野「どうせ今、現実的じゃないとか考えてんだろ。」
佐野「でも俺は一緒に住みたい。これから忙しくなった時に、別々に住んでたら会える頻度がすごく少なくなると思う。俺はそれが嫌だ。仁人に毎日会いたい。一緒にいたい。」
吉田「…」
いつもこうだ。後先考えないで、主人公みたいにいつも前向きで、自信があって。人の気持ちなんか知らず真っ直ぐに思いを伝えてきて…
…でもそんなところを好きになってしまったのも事実。
佐野「ちなみに、俺はメンバーにだったら別にバレてもいいと思ってる。一緒に住んでるってのを言ってもいいし、…付き合ってるってことも」
吉田「いや、それは…」
付き合ってることを言う?バカ言うんじゃない
吉田「付き合ってるなんて知られたら、…」
別にあいつらを信用していない訳ではない。でも普通に考えて、メンバーがメンバー同士で恋人だって知ったら、どう思うだろう。そんな事ばかりを考えてしまう。
俺だったら、素直に応援できるだろうか。
…行動に責任を取れとか、言ってしまいそうだ。
自分は付き合ってるくせに。