――耳元で響くベースの音。足元に伝わるリズム。
会場の熱気と、ぶつかり合う音の波**。**
玲央「――ノってきたねぇ!」
玲央はマイクを握り、ステージの上から客席を見下ろした。
まばゆいライトが降り注ぎ、観客の手が一斉に揺れる。
ライブハウスに響くのは、玲央の歌声と演奏のビート。
玲央「もっと声出せるでしょ?足りねぇなぁ!」
観客を煽るように叫ぶと、さらに大きな歓声が返ってくる。
玲央にとって、音楽は生きがいだった。
観るのも好き。でも、やっぱり”歌う側”の方が気持ちいい。
バンドメンバー「玲央、今日も最高だったな!」
玲央「当たり前でしょ?ノらせるのが仕事だからねぇ!」
ライブ 終わりの楽屋で、玲央は炭酸飲料を一気に飲み干す。
ライブの高揚感がまだ体に残っている。
音に乗ること――それが彼女のすべてだった。
喧嘩の時も、スポーツの時も、日常のちょっとした動作も、
すべてリズムに乗ることでうまくいく。
だから、玲央にとって”音楽がない世界”なんて考えられなかった。
玲央「……っと、そろそろ帰るかぁ。」
ライブの余韻を引きずりながら、玲央は夜の街を歩く。遠くで雷がなっていた。
音が消えた。風の音も、街のざわめきも、何もかもが――止まっていた。
律野玲央の”音楽” は、そこで一度、途切れた。
• 名前:律野玲央(りつの れお)
• 年齢:16歳
• 身長:170cm
• 性格:ボーイッシュでクール。いつも激しいが冷静ではある。内に熱いものを持つ。仲間思いの一匹狼タイプ。
• 口癖:「ノってきたねぇ!」
• 好きなもの:音楽(特にロック)、ライブやフェス、リズムゲーム、風が強い場所、炭酸飲料
• 苦手なもの:静かすぎる場所、長時間じっとしていること、甘すぎるもの、細かすぎる作業、機械音痴
• 辛党:「ピリッとした刺激がちょうどいい。」
• ライブについて:観る側でもあり、見られる側でもある。普段はライブを楽しむ側だが、戦闘スタイルが「歌いながら戦う」ため、結果的に”見られる側”にもなる。
• 「自分が主役になるつもりはねぇけど、気づいたらノらせちまってるんだよなぁ。」
• 武器:体術
• 戦闘スタイル:リズムに乗って戦う。その時の気分によってリズムを変える。ロックなスタイルが基本。
• 得意なこと:癒し系、音楽
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