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Moca
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あの日から私たちは一度も話していない
教室ですれ違っても、お互い目を合わせることはなかった
前までは『親友』だから毎日笑いあっていた
けど今は…今までのことがなかったような感じだった
休み時間も、一緒に過ごすことなどはなくなった
親友は毎日別の友達と楽しそうに話している
「私なんてもう…いなくていいんだ」
その光景を見ると私はしみじみ思ってしまうようになった
何度も「ごめん」と伝えようともした
でも、もし…「話したくない」と言われたら…
そう思うと、一歩も踏み出せなかった
そんな日がずっと、続いていた
ある日の放課後
いつものように一人で帰ろうと、靴を履き替えて校門へ向かう
すると後ろから…聞き慣れた声が聞こえた
「……ちょっと話せる?」
そう言われて後ろを振り返った
そこに居たのは……親友だった
少し俯いたまま、制服の袖をぎゅっと握っていた
私は何も言えず、小さく頷く
親友は「こっち来て」とだけ言い、人の少ない校舎裏へと歩き始めた
私は何も言わないまま、その後ろ姿を見ながら親友について行くことしかできなかった
「何を言われるんだろう…」
私は胸の鼓動がどんどんはやくなっていくのがわかった
謝ろう
私の心の中ではそう思っていた
そう決めていたのに、不安で言葉が出ない
親友が立ち止まり、ゆっくり私の方を振り返った
真剣な表情を見た瞬間、私は思わず息を飲んだ
コメント
3件
うわあ、このすれ違いっぷり…胸が締め付けられるよ…🥀 「私なんて…いなくていいんだ」って思っちゃう主人公の気持ち、すごくわかるな。言いたくても言えない、でも謝りたい、その葛藤がリアルで苦しい… 最後の校舎裏、親友が振り返るシーンで息を飲んだよ。次、どうなるんだろう…続きが気になる…!🤍