zm視点
事件の起きるあの日、俺は自室で書類の整理をしていた
zm「ッたく、大先生溜めすぎちゃう?」
他の人が溜め込んだ書類もあるがutの物がダントツで多い
zm「面倒くさッ……」
いつもならtnがやってくれるが今日は忙しいとかで俺が代わりにやっている
…と、その時インカムからザザッという音が聞こえたかと思えば
次はrbrの声が聞こえてきた
インカムrbr「ザザッ…幹部の方は全員会議室へ直ちに集合しやがれ下さい」
書類…後でええか!!
会議室レッツゴー!!
会議室前
外からでも分かる重たい空気
嗚呼、”また”か…
前にも感じたことのある嫌な空気
目眩がするほど苦しく、思い出したくない記憶
部屋に入ることを躊躇してしまう、
恐怖心と不安な気持ちで頭の中がぐるぐるしてしまう
???「入らんの?」
聞き覚えのある声に俺はビクッと驚く
zm「だ、大先生…」
ut「元気ないなー?zmらしくないで?元気よく行こや!」
zm「…そう…やね、」
ut「…昔の事か?そんなもん気にすんな!今と過去は違うんやから!!」
zm「!」
俺の過去を唯一知っているutは俺の事をいつも気にかけてくれる
zm「…ごめん、俺らしくなかったわ(笑)」
ut「謝罪よりありがとうの方が僕は嬉しいで?」
zm「ありがとうut先生!」
ut「素直でよろしい!!」
zm「というか書類やれよ〜?」
ut「ア゜」
この時、無理にでも会議なんか休めば良かったのだろうか
それとも逃げれば苦しい思いなどしなかったのか、
その時の俺はまだ知らない…
幸せが壊れる音を
コメント
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いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(自爆)