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そんな夢が幼い頃からあった。
そう思うようになったのは、愛情を感じることがあまりなかったからだと思う。
母から褒めてもらうことが、私の唯一の幸せで産まれながらに足の速かった私はたくさんの賞を取ってきた。
最初は褒めてもらえた、毎日が充実していて、世界中の誰よりも自分は幸せ者だと、感じていた。
年齢が上がるにつれ、母の態度は急変し
機嫌を損ねると手を出すようになってきたが、それでも私は母が大好きだった。また優しかったお母さんに戻ってくると思っていたから。
だが優しかったお母さんが戻ってくることは無かった。小学校1年生の時から、ピアノを習い始める、2年生から塾に通い始め、3年生から塾を1つ増やした。4年生から習字を習い始めた。うまくこなしてきたはずなのに、成績は落ち始め人間関係もうまくいかずに
いじめられて転校することになった。